
今回の中国GP、まともなレースにはならないのも、
しょうがないと言える天気でしたねー。
そんな中、落ち着いてタイヤ交換が少なかった、
バトンが勝ったのは、ウェットでドライタイヤになっても
その状況を恐れない自信でしょうかね。
とは言え、タイヤを替えるもギャンブル、コースに
ステイアウトするのもギャンブルなんですけどね。
でも、くじ引きみたいな雨レースで、ステイアウトするというのは自信が無いと選べない作戦です。
昨年のバトンはチャンピオン争いの中で消極的に見えて、ガッカリする事も多かったのですが、
オーストラリアに続いて、こういう展開で結果を残せるバトン、良いですね。
ハミルトンとのチーム内争いもリードしているようだし、今シーズンのバトンは要注目かも。
そんな天気で展開がメチャクチャな中国GPを面白くしてくれたのは、ミハエル・シューマッハ!
残念ながらトップ争いでの活躍ではなかったのは、マシンの戦闘力を考えれば、しょうがないです。
が、そんな劣るマシンで、マクラーレンのハミルトン、RedBullのベッテル、ウェバー等と、かなりの
ドッグファイトを見せてくれて、レースを中盤まで盛り上げましたね。いやー、さすがです!
ライン取りも老獪で、まさにシューマッハここにあり!って感じです。ポジション的には・・・というのも
ありますが、レースを間違いなく盛り上げてますねー。
当然、ミハエル本人は、こんなポジションを争うなんて思いで復活したのではないと思いますが、
ブラウンGP改めメルセデスGPのマシンでは、ここらが限界かもしれませんね。
そして、タイヤ交換に翻弄された中では、ハミルトンが良い結果を残しました。
こんな、強い速さのある走り、昨年の走らないマシンでも腐らない走りで、07年、08年と続いた、
非礼な態度を許してあげようかな、なんて最近は思ってたのですが。
やっぱり、嫌いだ。
レース序盤での、ベッテルと同時にピットインをして、ピットレーンの入り口で汚く抜いたハミルトン!
やっぱり、この野郎は、こんな汚く、がっかりさせる走りをしちゃうんだなって失望しました。
その後も、ウェバーをコース外に追い出してましたしね。最低です。
ま、嫌いなヒール役ドライバーが居てこそ、楽しく観れるってもんです!違うかw
でも、こういった、汚さが無ければ走りの面では応援したいかなって思えるだけに、残念ですね。
そして、走りは相変わらずタイヤに厳しい走りのようですね。
まあ、応援してるアロンソもマッサに対して同じピットレーン入り口での華麗なる、何故に!?
という、オーバーテイクを披露したのですがw
こちらはフェラーリ内紛にならない事を願います。。。
でも、アロンソはジャンプスタートもあったにせよ、帳消しにしたセーフティーカーがあったりと、
傷は最小限だし運も有りましたね。できればニコに届くと面白かったんですが。
それにしても、今回のRedBullは残念な結果に終わりましたね。
雨になれば圧倒的かなって思ったのですが、ちょっとオゴリもあったかもしれませんね。
そして、目も当てられない事になってきた小林くん・・・。
まさかね、開幕前はこんな悲惨なシーズンの入りになるとは思いもしませんでしたよ。
ちょっと今シーズン最大の予想外でした。
チームとしてみると、フェラーリエンジンが壊れてるというのも問題に見えますが、実は同じ
フェラーリカスタマーのトロロッソにはトラブルが無いんですよね。
これは明らかに、うまくエンジンを載せて運用できてないって事なんですよね。
このテスト禁止の状況で、これだけマイレージを稼げていないのは、厳しいなぁ・・・。
これで開幕から続いたヨーロッパ外での4連戦も終わりです。
いまアイスランドの噴火でチームはヨーロッパに戻れないようですが。。。
これからチームは休み無しで開発パーツを入れて、次のスペインでは違った見た目のマシンが
登場をするんでしょうねー。また楽しみなヨーロッパ開幕です!