
今回、久々に木の葉のように舞うF1マシンを見ました・・・。
あの速度、あの高さから路面に叩きつけられても
しっかりと機能したRB6のロールフープ、
F1マシンの安全性は本当に素晴らしいですね。
あれだけのクラッシュで、怪我無く無事にマシンから降りる
ウェバーを見て、本当に安堵しました。
そして、そのクラッシュの処理で入ったSCを追い越すという、またしても『えー!!!』という、
マナー無視なドライビングでペナルティーを受けていました。
このハミルトン、速さだけなら本当に魅力的なんですが、ピットレーンの赤信号を無視して、ちゃんと
停止している他のマシンへ追突してみたり、マナー的な部分が最悪です。
SCを抜くなよ。
次に予選では、またしてもQ1落ちしてしまった小林くんに行きましょう!
決勝では、あの激しいウェバーのクラッシュによるSCではタイヤ交換のピットインはしないで、
コースに留まりました。まあ、この作戦は賛否あるかもですが他のマシンと一緒にピットインを
してれば、あの大混乱のピットでトラブルもあるかもしれませんし、デラロサのポジションを考えても、
そしてタイヤ交換に向かってSC中の速度コントロールを守らずペナルティ加算を受けたかもしれない
可能性を考えると、コースにステイして次のSCなりを待つ作戦は‘大’成功でしょう。
結果的に3位のポジションを長く走る事も出来たので、テレビ放映権のバーニーからの分配金も
たんまりと、もらえる事になるんじゃないでしょうかw
そもそものペースも、バトンと大差無いラップタイムで走れていましたしね。やっぱりロングが、
安定して速く走れますね。マシン的には厳しいと思いますが、大健闘でしょう!
そして、昨年のトヨタに続いてザウバーのマシンの尻を拝まされたバトン、可夢偉症候群に
なってしまわないか、心配ですw
そして、最後の3周は、マジで最高でした!!!
最後のタイヤ交換が、あと2周引っ張ればタイヤ交換で抜けたのに、なんて中継で言ってましたが、
結果的に、アロンソとブエミをコース上でのオーバーテイクが出来たと言う事で、早めのオプション
への交換、ありがとう!!!これは、ペーター・ザウバーさんの演出ですか?w
いやー、まじコース上で国際映像に映る素晴らしいオーバーテイクを魅せてくれた小林くん、
マジで最高です!さあ、あとは上位陣のSCでのペナルティが、どうなるでしょうか!!!
それにしても、今回のマシンアップデートでチーム間の戦力バランスが大きく動きましたね。
メルセデスの遅さは、痛いほど・・・。それにくらべると、ここ数戦は沈んでいたウィリアムズは、
かなり上がってきました。
アップデートを入れたにも関わらず、こうなってしまったメルセデスGP・・・。これは・・・。
このチームは、なぜ昨年のマシンがチャンピオンを取れたのかという理解度も低く見えるマシンを
投入したぐらいなので、モチロン苦しむと思っていましたが、ここまで崩れるとは・・・。
まあ、今年は本当に開発体制の再構築の1年なのは間違いないのですが、ダイムラー本社の
上層部が、そんな種まきなF1活動を見守ることが出来るんでしょうか・・・。
そして、完全に空気だったヴェッテル、2勝目おめでとう!っていうか、まだ2勝目なんですね・・・。
しかし、バレンシアは面白いじゃないの!!!オーバーテイクもあるし、楽しかったですね!
今回、実はあまり楽しみじゃなかったのですが、予想外に楽しいレースを観れて満足です。
Posted at 2010/06/27 23:02:24 | |
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F1_2010 | 日記