
今日は仕事を早上がりして・・・なんて考えていたのに、
来週から新しいプロジェクトを始めるから打ち合わせを・・・
なんて連絡が来て、泣く泣くリアルタイムは諦めました。。。
さて、気を取り直してNEWマシンを見る前に・・・
←この、新しいマルボロのグラフィック、カッコ良いですね!
昨年までのバーコードがサブリミナル効果を狙っていると、EUの医師会?から、
訴えられそうになり今シーズンから新しいグラフィックになりましたが、これ正解ですよ!
昨年までのバーコード以上に、しっかりマルボロを意識しますからねー。
マルメンを愛していた元・喫煙家の私も納得ですw
でも、大丈夫なのか・・・?バーコードよりマルボロらしさが伝わったら本末転倒・・・(汗)
それでは、マシンの写真を見ていきましょう!!!
まずは右斜め前からのVIEWを見てみます!
パッと見の印象は昨年のF10に似てる?とも思いましたが、このF150は結構変化してますね!
アルド・コスタのマシンという雰囲気ですけど、ウィングは発表会仕様で昨年型ですからね。

このVIEWから見ると、サイドポンツーンの側面のアンダーカットが、ほぼ無くなりましたね。
そして昨年までのF10と比べて明らかに四角くなり、09年のBMWザウバーのF1.09にも
似た印象を受けます。
この中央の平らな部分は間違いなくKERSのバッテリーが入っているんでしょうね。
そのせいで外に向かって、いかり肩だった上面も、全体的に高さもかなり増しています。
昨年のF10は給油禁止で燃料タンクの大型化で巨大化したサイドポンツーンが、今年は更に
大きく平面的になり、08年までのタイトに絞り込んだ、いかにも空力攻めてますって形状が、
懐かしくも有ります・・・。
では2枚目の写真!これは真正面VIEWです。

いやー、この写真で見るとフロントウィングはフェイクでF10のモノが付いてるので、
あまり変わってないように見えますが、フロントノーズの持ち上げっぷりは見事です!
まさにRedBullシンドロームって感じでしょうかw
そして昨年のF10は、比較的ローノーズでサスペンションアームも常識的な角度で、
エアロダイナミクスよりもサスペンションジオメトリーを重視したゼロキールでしたが、
今年のF150では、おもいっきりノーズを持ち上げてRedBullやマクラーレン、そして
一昔前のトヨタF1のようなエアロダイナミクスを重視したサスペンションに変えてきました。
これは、ピレリのタイヤ特性を見切っての変更であれば良いのですが、ただでさえ
グリップは間違いなくBSと比べて落ちる方向でしょうから、この奇形サスペンションで、
ちゃんとピレリタイヤを使いこなせるか心配ですね~。
私の予想は、マルチディフューザーが禁止された事でリアから抜くエアーの量が減る分、
前から入れる空気の量は減ってもバランス取れるだろうから、そしてタイヤもハード寄りに
シフトするのと合わせて、ローノーズでジオメトリーを重視した一昨年のチャンピオンマシン、
HRF1の亡骸でもあるブラウンGPのBGP001のようなマシンになるのかな?
って気もしていたのですが、ここまでRedBullを追った空力マシンになるとは以外でした!
これは、ディフューザーから抜く量が減った分、前からガンガン押し込んでって事でしょうかね。
でも、空気は抜けてこそ、入れる意味があるとも思いますし、素人には考えも及びませんね。
そして3枚目の写真。このVIEWで見ると・・・F10とF150の差が分かりません・・・w

違いとしては、ボディワークにエキゾーストのアウトレットが無いという事でしょうか。
これは昨年からのブローディフューザーになっていて、サスアームの直前でフロアギリギリで
排出されているんだと思います。
では最後に4枚目!こちらは後ろ斜めからのショットです!

このVIEWで見ても、やはり巨大化して直線的な造形になったサイドポンツーンが目に付きます。
そして、リアウィングにはイタリア国旗がペイントされて、イタリア統一150周年記念カラーですね!
今年はアロンソにタイトルを欲しい所ですねー。さーて、どうなりますかw
全体的な印象は、F10というか、その前にF60からの流れを引き継いでいるものの、
フロントサスペンションにRedBullの影響をモロに受けたって感じですね。
ちょっと、タイヤがキーとなりそうな今シーズンのマシンとしては不安が残るかなぁー。
まだ、開幕戦仕様ではないので隠しダマがあると信じたいですし、レギュレーションへの
対応とRedBullの影響を強く受けた‘だけ’のマシンにならない事を祈ります!!!
ただ、トレンドを創るだけの目新しさが無いのは間違い無いかな。攻めてるとは思いますけどw