
2013年のF1ブログ、第一弾ですw
今シーズンのマシンも、やっと出揃いましたね!
なかなかブログを書かなかったのは、
可夢偉ショックで気合が入らなかったのもありますが、
2014年から大幅レギュ変更を控えて、
今シーズンは谷間のシーズンでマシン的にも、
イマイチ見所が無いのも原因の1つです・・・。
そんな中で、個性のあるマシンは?と言えば、ウィリアムズFW35とザウバーC32でしょうか。
FW35はセイウチを思い出させる、ショートなノーズはフェラーリ以上に短いですねw
FW35に関しては昨年のFW34からフロントのブレーキダクトが小さく、低ドラッグに貢献した
ダクトを持っていましたが、今シーズンは更にハブから排熱するようです。
おぉ、って思ったのですが翻訳F1情報サイトに寄れば、RedBullが昨年試していたようですね。
すっかり、忘れていましたが・・・w
上の写真からも、ホイルナットの中心に穴が確認できますね。
これは今年のトレンドになるかも。
そして、このウィリアムズの装着しているホイルは、日本製のRAYSです。
フェラーリとレッドブルとロータス、そして今年からザウバーが装着しているOZのホイルも、
製造は鍛栄舎ですし、マクラーレンも日本のエンケイですが製造は鍛栄舎です。
鍛栄舎というと、知る人ぞ知るって感じですが、技術力を持っているんですね。
そしてフォースインディアとケータハムが履いてるBBSもワシマイヤーと言うことで、日本製。
というか、鍛栄舎もワシマイヤーも
福井県ですね!やるなー、
福井w (←富山県でした)
今年、日本製じゃないホイルを装着しているのはメルセデスとトロロッソです。
可夢偉のシート喪失で日本との関係が希薄になってしまったと思われがちなF1ですが、
部品サプライヤーとしてはF1チームに求められてMADE IN JAPANの部品を供給しています。
B787で有名になってしまったGSユアサのバッテリーもマクラーレンへ供給しています。
ホイルの話は、コレぐらいにして次はザウバーにいってみましょう。

今シーズンのマシンで、いちばん驚いたのが、このザウバーの新車です。
お金が無い無いと言っていたので、当然2012のブラッシュアップ版のマシンが
登場するのかと思ったのですが・・・昨年のブラジルGPから、いちばん変化が大きかったのは
まさかのザウバーでしたね・・・w
(トロロッソも変化は大きいですが、個性的なエアロパッケージが消えて残念です)
ナローなサイドポンツーンは、ポッドウィングとの距離からも見て取れますね。
サイドインパクトのクラッシャブルストラクチャーになっているので、このデザインは
非常にハードルが高かったんじゃないかなって思います。
最近では、L型サイドポンツーンのMP4-26以来のチャレンジングな形状ですね。
そして、今シーズンは、この辺に関心を持ったデザインをしてきたのがRedBullとロータスです。
ここ2年のエアロ面でのトレンドリーダーは、この3チームなんでしょうね。
では、最後にエキゾーストをまとめてみましょう。
写真の通り、メルセデス、ザウバー、ケータハム、マルシャ、フェラーリ、マクラーレン、トロロッソ、
フォースインディア、ウィリアムズが昨年のマクラーレンタイプと言える、コアンダエキゾーストです。
いまだ、メルセデスは通常のリアウィングへの排気も試しているようで、まだまだコアンダを
モノに出来ていないようですね・・・
そして、RedBullとLOTUSが昨年のザウバー型をRedBullが進化させた立体交差式です。


この辺は、同じRENAULTエンジンユーザーと言うのも関係があるんでしょうか。
(このエキゾースト関係の写真は、F1速報・テスト情報号より。これ内容的にもオススメです)
段差とかありますが、その辺は見たままですし、やーまちゃんブログでは省略ですw
見所の少ない2013年の新車の紹介は、この辺で。
今シーズンの開幕は3月の17日です!!!
追記:
おっと、1つ重要なトレンドを書き忘れてました!
それは、ドライブシャフトのフェアリングです!
ドライブシャフトを覆うサスアームというと、94年頃にも流行りましたね。
ですが、このフェラーリの写真を見ても分かるように、今年の流行はアッパーアーム側ではなく、
ロワー側のアームと一体化して内包しているんです。
これは、09年のトヨタのTF109が始めた、ロワー側のアームを持ち上げて、ディフューザーの
上面に空間を作ったデザインが、広まった感じですね。これも今年のマシンに標準搭載された
デザインになります。
94年当時はデッキ上を使ってスムーズにという思想でしたが、この写真を見ても分かるように、
昨今のF1マシンのギアボックスのスリム化は驚異的ですね。とにかく構造物を無くして、
リアウィングとディフューザーの効率を上げようというデザインです。
今は全車が採用しているローバックダウンのサイドポンツーンも、起源はホンダのRA107です。
まあ、チームは消えましたが、今も足跡は残しているって感じでしょうか・・・。
そして、今夜はNASCARの開幕戦、DAYTONA500が開催されます!
昨日、G+で放送のあった昨年までのバドワイザーシュートアウト、開幕戦のエキシビジョンでは
やーまちゃんの推すジミージョンソンは惜しくもクラッシュでした・・・
そして、ネイションワイドでもクラッシュがあったようで・・・
こういう事故が無いとニュースにならないモータースポーツですし、更にアメリカンレーシングは
単純だと思われがちで、すぐに危ないと断じられてしまうのが非常に残念です。
マシンの安全性も非常に高く、サーキットもキャッチフェンスで安全性が確保されてると、
思っていたんですけどね・・・。この事故も、NASCARの魅力の1つ、チェーンリアクションと
呼ばれるビックなクラッシュなんです。これも楽しむのがアメリカ流なんですけどね・・・。
実際に、あれだけ大きなクラッシュでエンジンが引きちぎれたマシンからも、ドライバーは
無事に出てきているわけで。観客が無事なら大きく盛り上がるところなんです。
最高に盛り上がるファイナルラップの出来事ですしね・・・。
それだけに観客から怪我人が出てしまった事は本当に残念です。
観客の方で2名が重篤な状態らしいのですが、DAYTONA500は予定通り開催されるようです。
でも、日本時間のAM2:00からなんですよね・・・w
スーパーボウルもそうですが、北米のスポーツは時差的に厳しいですね・・・w