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やーまちゃんのブログ一覧

2013年10月27日 イイね!

速報! 第7回 HRS全国オフ2013 行って来ました!

速報! 第7回 HRS全国オフ2013 行って来ました!今年もラグーナ蒲郡で開催された、
V36スカイラインのオーナズクラブ『HRS』の
全国オフに参加してきました♪

とりあえず、速報版ということでw

表紙の写真は迷いましたが・・・
←やっぱり、これですかね!若頭号!
これ、何色目なんでしょうかwww

まず、全国オフのお約束!観覧車からの写真をw


そして、これですよね!色事ごとに並んだ、この絶景!w
HRSで白のセダンと言えば、この2台!おやびん号&ゆーすけ号!
日差しの加減で、おやびん号のリアのVOSSENのコンケーブが強調されてヤバイ!


1年ぶりの参加となりましたが、だいぶメンバーの入れ替わりも感じつつ、
今年の、やーまちゃん的アワードを発表しましょう!
かなり迷いましたが、ともふー号に決定!w
手数の多さがエグイwww
やーまちゃん的なスカイラインの次の手ネタで結構、外した選択をしたハズが、
なぜか不思議なぐらいに被ると言う、ともふー!!!
実際にお会いしたのはお初でしたが、この独自路線を突き進んでくださいw
ちなみに奥の、ちびっこ号もシンプルですが、なかなか味わい深いですw
今年の36の日は、この低さで車高調!?ってインパクトがありましたが、この
控えめなシャコタンは、オーナーの成長なんでしょうかw
ちょいちょいっと自分で作業できちゃうオーナーの車って雰囲気が良いですね。


そして、真打ち登場です、やーまちゃん号w


以前のプロフィール画像は、こんなんだったようなw
上の写真と見比べて、ホイールの色の違いを見忘れた方!チェックしてくださいw


そして、恐怖!ばだむー軍団です。恐ろしいから車は並べてません!w
なんか感染るらしいです・・・w
それにしても、ざわみー号のリアフェンダーに夕日が映りこんで良い感じに撮れてます!


セダンとクーペを合わせて、個人的にお気に入りの一台!
走るぞスカイライン!って感じがぷんぷんする感じが、スカイラインらしいというかw


こんな感じで、全国オフの速報版をお届けしました♪
詳細版は、HRSカメラマンの方々のブログでどうぞ・・・w

それでは最後に、本日の全国オフに参加された皆様、お疲れ様でした!
ご挨拶できた方も、出来なかった方も居ると思いますけど、また次の機会も
よろしくお願いします♪
そして毎度ですが、世話役の方々、今年もありがとうございました!
Posted at 2013/10/27 22:42:10 | コメント(9) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2013年10月20日 イイね!

WEC 6 Hours of Fuji 2013 行って来ました♪

WEC 6 Hours of Fuji 2013 行って来ました♪今日は可夢偉の応援に、
そして、来期の日産のルマン参戦マシン、
Zero Emission On Demand Racing Car、ZEOD RCの
サーキットでの初公開という事で、
雨の中、富士スピードウェイに行って来ました!

が、しかし!雨、雨、雨、もう今日は無理だなって雨w
まあ、予選ディレイになった2010年の日本GPの土曜に
比べれば今日の雨なんて、かわいいもんですけどw

長靴にゴアテックスのレインウェアの上だけで、快適に過ごせましたw

ですが、天気は誰のせいでもないですが、今日の内容で9000円の
チケット代は笑うしかないですねwww


まず目的の1つ、デルタウィングのレンジエクステンダーEVのZEOD RCの
お披露目が、レインタイヤが無いせいなのか、最初の予定通りなのか、
時間を早めての走行だった上に、ストレートを無音で通過しただけで、
ピットの出口から戻ってしまうと言う、超ショートバージョンwww

おいおい、無音アピールなのは分かったけど、まさか1周もしないなんてw
というわけで、この目でしっかりと見てたので、写真は有りませんwww

んー、せめて、もう少し見たかったぞ!
雨の中、グランドスタンド以外の場所に居たファンは、全く見れなかったんですしね。
そういうアナウンスがあったのかな~?


そして、そんな雨なのでメインイベントのWEC決勝レースも、結局SCだけで終了w
こちらはドライバーの安全が最優先ですので、何の文句も有りません。
少しでもレーシングカーが走ってる姿を見せたいと言う、気持ちの表れなんでしょうし。

まあ、AUDIの1号車が、そんなSCランの最中にマシントラブルに見舞われて、
マシン修復を実行した部分が、このレース唯一の見所でしたねw
普通に修理すると時間が掛かって周回遅れになってしまうので、それを避ける為に、
1周づつ3回に作業を分けて、常に同一周回を維持しながら修理をしたシーンです。
このオペレーションは、さすが現在の耐久の王者AUDI、そしてヨーストですね。


では、もう1つの目的、今日の可夢偉の写真を!

まず1枚め!ピットでマシンに乗り込む可夢偉!


そしてレコノサンスを終え、グリッドにマシンを着け降りてくる可夢偉!


次はピットに戻る可夢偉w
カムイさん、お尻が無防備ですよ!w
そして、ピット側で傘を差し出すのは船田さんですね♪


2回目の中断で、J-SPORTSのジローさんのインタビューを受ける可夢偉!


最後に、コース上で再スタートを待つ、可夢偉の71号車!


この2回目の中断で、もうリスタートは無いだろうと踏んで富士を後にしました。
それでも御殿場ICまでは渋滞、かつ東名の本線も渋滞で、まあいつもの富士帰りって
感じでした。早めに出たので、少しは良かったですけどね。


それにしても、雨は誰のせいでもなく、しょうがない事でしたけど残念な日曜でしたw

そして明らかに去年より少ない観客・・・。
駐車場も昨年は使っていた、安全センターやショートコースは使わなくても、
全然余裕って感じでした。
来年も開催されるかな~って心配になっちゃう感じ。

では最後に・・・
来年は、
ココで走る可夢偉には会いたくない!
鈴鹿で会おうぜ!!!
Posted at 2013/10/20 18:01:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | 海外レース | 日記
2013年10月14日 イイね!

ライトチューン、ひとまず完了です!w

ライトチューン、ひとまず完了です!w今月の初めに開始したライトチューンですが、
本日のフォグのHID化で完了しましたw

本日装着したHIDフォグは25Wの3000Kです。
ハロゲンのイエロー程に、まっ黄色と言う程ではなく
レモンイエローな薄めのゴールドです。

オレンジ色のコーナーランプに、イエローフォグが、
個人的にUS風に外せないポイントかなって思うのでw

ただ、写真だとゴールドな感じが出ないんですねー。難しいですねw

ヘッドライト、ポジションランプ、ウィンカー、フォグランプと、前面は全交換ですw

で、リアの様子はこんな感じ。ナンバー灯は、繰り返しますが、コダワリの電球w


最近、みんカラっぽいブログが続くなーw

では、今日のフォグHID化の整備手帳はコチラ↓
Posted at 2013/10/14 18:56:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2013年10月13日 イイね!

F1 日本GP イチバン!イチバン!という事で、ネタバレありw

ネタバレありです。BS組のお友達の方は注意ですw
今年の鈴鹿も最後まで手に汗握る良いレースでした!やっぱり鈴鹿はイイねw
というわけで、ストリームで結果が分かってしまわないように、ブログのタイトル画は
貼らないようにしますねw
冒頭の文章も、これぐらい書いておけば内容が隠れるかな?w

では、見たままレポートいきましょう!

今回の鈴鹿、RedBullのウェバーが引退表明をしているので、彼にとって
最後の鈴鹿と言うことになります。まあ、特別好きなドライバーじゃないですよw
いろいろ日本人ドライバーと、やりあった過去もありますしねw

でも、鈴鹿が好きだと言ってくれているドライバーの1人ですから、F1マシンで
走る最後の鈴鹿、今回のレースは彼に勝って欲しいな~なんて思ってました。

しかしながら、迎えた決勝、スタートで・・・まさかのRedBullが2台とも逆噴射www
おいおい、なにやっとんだいw

おかげで、4番グリッドからグロージャンが、お前はアロンソか!?って思わせる程の、
内々からズバっと刺し込むロケットスタート!
そんなわけで、昨年はウェバーを撃墜してレース序盤の大混乱を巻き起こした、
グロージャンが、まさかの『いいじゃん、グロージャン』でスタートを決めましたw

いやー、この展開は完全に予想外。
グロージャンが輝くとしたら、ウェバーに突っ込んで本気で右フック、これしかないって
思っていたんですけど、ここ1年での成長をアピールする場になりましたね。

結果、RedBullの2台に食われましたけど、実力で勝ち取った3位表彰台。
そんなポディウムのグロージャンを見上げる、アヤオさん。いい表情でしたね!
グロじゃなく、そんな小松礼雄に惚れちゃいそうですw


では、お次は5連勝で35勝目を飾った、べっちゃん行きましょうか。

今回のレース、ベッテルの2回目のタイヤ交換が勝負のポイントでしたね。
グロージャンはウェバーのアンダーカットを意識して、ベッテルより10周程早く、
タイヤ交換に入り、そのNEWタイヤのエフェクトで逃げますが、ベッテルは
ピーク過ぎたタイヤで食い下がります。
この辺はライブタイミングを見ながら中継見てた方は分かると思いますけど、
この辺のタイムマネージメントが素晴らしい。

そしてタイヤ交換後、イッキに間合いを詰めて行き、バックストレートから130R、
そしてヘアピンの飛び込みで並びかけて、これで決まりでした。
あとはホームストレートでDRSです
それにしても、あの爆発力、シビれますねー。これが、ベッテルの強さですね。
なかなか逃げ切り型で、追い上げるレースがないので揉まれると勝てないという
イメージを語られる事が多いですが、そんな事はないという素晴らしい強さ。
ハミルトンも速さは魅せるドライバーですが、やっぱりベッテルが素晴らしいw

そして、結果的に3ストップのストラテジーを選択したウェバーは捨て駒に・・・。
グロージャンは2ストップなのに、ベッテルと違いタイヤを早めに交換したのは、
ウェバーの3ストップを意識せざる得なかったと言うことです。
これは、去年の可夢偉がバトンのアンダーカットに反応せざる得なくて、
マッサに先に行かれてしまったという状況に似ています。
まあ、バトンも3ストップだったので、チームオーダーで、押し付けられた3ストップの
ストラテジーって事も無いと思いますが、今日の鈴鹿は2ストップが正解でしたね。
とはいえ、あのウェバーの3ストップもグロージャンの前に出る為には、自分としても
必要だったと言うことで、前を走ってるときに限って、そんな状況になるのも、
やっぱり、ウェバーの持ってる星の影響なんでしょうか・・・w

それにしても、走り終えたばかりなのに、もう来年のレースが楽しみだよって、
言ってしまうほど鈴鹿が好きなベッテルw
イチバン!イチバン!今日の無線は最高でした!鈴鹿に、日本のファンに愛される
ベッテルですか、こんな台詞を用意してるなんて、日本のファンも嬉しいですよねw


最後に、全体的に見ての感想をw
今日の鈴鹿はバトルも多くて、オーバーテイクもこれでもか!と見れたレースでした!

特に良かったのは、リカルド、マッサ、グティエレス、ライコネン、ペレスのバトル。
これを見て、グティエレスも良いレースが出来るようになりましたねw
昨年の鈴鹿で、可夢偉が前夜祭に連れて来て話題になったグティエレス。
結果的に今シーズンのザウバーのシートを得てデビューしましたが・・・
序盤戦ではメインストレートでオカマを掘ったり、F1ドライバー???ってレベルの
レースが多かったですが、ピレリタイヤがスチールベルトからケブラーに変わり、
フェラーリが失速してRedBullが息を吹き返すのと同時に、ザウバーのマシンも
目を覚ましたかのように良い走りをするようになりw
ヒュルケンベルグばかりが注目されていましたが、前回の南朝鮮GPでも、
ロケットスタートを決めて、アロンソに並んでしまってキョドってしまうぐらい、
良いポジションに居たりしてましたしね。

そんなグティエレス、ドライバーズサーキットと呼ばれる鈴鹿で、初入賞の7位入賞、
なぜか評価だけは高い6位ヒュルケンベルグに次ぐポジションでフィニッシュです。
マッサやロズベルグとのバトルも多かったし、内容も充実して良いレースでしたね。
噂によれば、昨年はザウバーで今シーズンからマクラーレンに移籍したペレスは、
マネージャーのフェルナンデスと仲違いしてしまい、メキシコマネーがショートした状態、
もうメキシコ支援はグティエレスに1本化されるなんて噂もw
そんな事になれば、ロシアマネーのシロトキンに、エースはグティなんて体制も?w
んーーーーー、さすがに微妙w

さてさて、そんなペレスは相変わらず、他車への幅寄せでタイヤ切られてノーポイント、
自業自得としか言いようがないレースw
昨年は出場停止でレースを見直して、成長したグロージャンと比較すると、
このペレスは全く成長が見られないで、メッキも剥げてしまった感じですね~。
そのパンクが無くても昨年在籍していたザウバーより後ろのポジションを走ってれば、
そりゃ焦りもしますけどねw
まあ、ペナルティが機能していない最近のFIAですが、このように自分の非は、
自分が受けるような接触事故、チーム首脳陣は、どう見るでしょうね~。
もう、金の切れ目が縁の切れ目、これでいいんじゃないでしょうか!


今回のレース、4位入賞でベッテルのタイトル獲得を阻止したアロンソですけど、
終盤のヒュルケンベルグを1コーナーで外から被せ抜き!映ったのはコレぐらいでしたねw
キミも今回はバトンとのバトル程度しか、映らず・・・。
全体的にバトルが多かっただけに、普段のヒーローが埋もれてしまった感じでしたw

そんな感じで、鈴鹿の日本GP、見たままレポートを終わりたいと思います♪

イチバン!イチバン!
Posted at 2013/10/13 18:26:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | F1_2013 | 日記
2013年10月10日 イイね!

カーボンを知ろう。

カーボンを知ろう。語ってみるシリーズw

今回は仕事でカーボンに触れたのもあり、何となく
カーボンをネタに書いてみようかなと思います。
結構、皆さん好きですよね?w

とはいえ全然、カーボンの専門家じゃないですw
あくまでも素人の戯言と思って読んでもらえれば。
大きな流れは間違っていないハズですw


さてさて、

繊維強化プラスチック、Fiber Reinforced Plasticsを略してFRPと呼びます。
その繊維にガラス繊維を使うと、Glass-Fiber Reinforced Plasticsで、GFRPと呼びます。
一般的にFRPと言えばガラス繊維のGFRPと考えて間違いないです。
この繊維を炭素繊維に置き換えたものが、Carbon-Fiber Reinforced Plasticを略して
CFRPと呼び、これが皆さんも大好きなカーボンと呼ばれるモノの正式名称になります。
炭素繊維にもPAN系、ピッチ系と種類がありますが、まずは工法の説明を進めますw


そのプラスチックを繊維で強化する方法が、

・織った繊維をプラスチックに貼り込んだもの

・繊維をプラスチックに練り込んで成型したもの

・樹脂を染み込ませた繊維を型に入れ圧力と熱を加えて硬化させたもの

・型に入れた繊維に樹脂を染み込ませ硬化させたもの

代表的なモノでも、これだけあり工法は様々です。

あ、ちなみにプラスチックにも、ポリ塩化ビニールとか、ポリプロピレンとか様々ですが、
ここはプラスチックと樹脂で総称させてくださいw


その強化する方法で、大きく差が出るのがオートクレーブという加圧オーブンを使い
樹脂を圧力と熱で硬化させるか否かです。

これがカーボンと総称されるパーツを大分類する条件になります。
この圧力と熱を加えて製造された部品は、ドライカーボンと呼ばれ、高強度、高剛性、
でありながら軽量という世の中のイメージ通りのカーボンパーツになります。
しかしながら、樹脂を染み込ませた炭素繊維をプリプレグと呼ぶのですが、
これが高価で、さらにオートクレーブと呼ばれる加圧できるオーブンも、大きな部品が
入るサイズとなれば、もちろん高額になり日本のどこにでもあるという物でもありません。

というわけでドライカーボンというのは高額で、レーシングカーや航空機、人工衛星、
そしてスポーツ分野の高価な対価を払っても、高剛性、高強度、軽量のメリットを
享受したい用途に限られて使われています。

そのイメージから、カーボン=高性能、高価というイメージができています。


さて、ここを読みに来てくれる方は、V36スカイラインのオーナーさんが多いと
思うのですが、V36スカイラインに実は結構大きなCFRPの部品が使われているのは、
ご存知でしょうか?w
場所は、ちょっと見づらいのですがフロントのラジエターやヘッドライトが取り付けてある
ラジエターコアサポートという骨格の部品です。
この部品がポリプロピレンにカーボン繊維を練り込んで射出成型されたCFRP製の、
軽量で高剛性、高強度な部品なんです。バンパーとボンネットに隠れて、
あまり自己主張もしないのでほとんどの方が、自分のV36にカーボンの部品が
装着されてるなんて知らずに、アフターパーツのカーボンリップスポイラーが欲しいな~!
なんて妄想しているのかなと思いますw

ですが、カーボンのリップスポイラーを取り付けしなくても、実はバンパーの奥に
CFRP製のラジエターコアサポートが隠れているんです。
ま、見えなきゃ意味ないよ!!!ってツッコミが聞こえてきそうですが・・・w

ちなみに、このカーボン混合樹脂はラジコンのサスペンション部品にも使われていますw
カーボンが混ぜ込まれていないPP製のサスペンションアームと比べると剛性が桁違いです。
タップでネジを切らないと、ネジが折れるぐらい硬度もあります。

そんなわけで、国産のCFRPの骨格というとトヨタのLF-Aが思い浮かぶと思いますけど、
実はLF-AよりV36スカイラインの方が、早くから骨格にCFRPの部品を使っていたという
事になるんですね。
自動車技術会の『人とくるまのテクノロジー展』なんかに行ってみると、そのような
最先端の技術に触れる事が出来ます。


そのLF-Aのカーボンモノコックもオートクレーブを使ったドライカーボンではなく、
レジントランスファーモールディング(RTM)のという技術で作られています。
というわけで、モノコックの大部分はドライカーボンではないんですね。

部分的にバルクヘッドなどにはドライカーボンも使われているようですが、キャビンごと
オートクレーブで焼き上げる必要が無いために、大幅にコストダウン出来ているのでしょう。

そのRTMというのがどんな工法かという説明をする前に前に、その差を理解する為に、
皆さんも憧れのドライカーボンはどう作るか説明しましょう。


まずカーボンの部品で皆さんが目にするのはキレイに織られた炭素繊維の
網目模様だと思います。
これを見栄え良くする為には、オス型(凸)ではなくメス型(凹)が必要になります。
そのメス型に対して、何度か書いているプリプレグと呼ぶ、織った炭素繊維に
エポキシ樹脂を染み込ませたシートを貼り込んでいきます。

次にプリプレグを貼り込んだ型を布団圧縮袋のようなものに入れ、空気と余剰な
樹脂をポンプで吸い出します。
そうする事で繊維に染み込んだ樹脂を最低限にして無駄な樹脂を減らし剛性を上げます。

それと同時に、加圧しながら加熱できるオーブンに入れて、だいたいですが5気圧、
100℃程度で数時間かけて(4~5時間)で硬化させます。
加圧する事で樹脂内の空気を閉じ込め巣を無くす目的があるんじゃないのかなって、
思っています。巣が出来ると、剛性も強度も落ちてしまいますからね。

こんな感じで、ドライカーボンはオーブンで窯焼きするとか言いますが、カーボン=炭、
オーブンという名前からの想像でしかなく、実際には100℃程度で樹脂を
硬化させるのが目的です。繊維自体は高温で炭化していますけど。

では、LF-Aでも使われたレジントランスファーモールディングの説明をしてみましょう。
この工法は、まず樹脂を染み込ませていない繊維だけを入れた金型に、樹脂を射出しながら
徐々に型を締めていくという方法になります。
金型でプレスしながら樹脂を浸透させるのでパーツ内に取り込む空気も少なく製品の
品質も安定して、オートクレーブが無くても加圧する事が出来ます。
その後、型から取り出して樹脂を完全に硬化させる為に100℃程度で数時間硬化させます。

インフュージョンとも呼ばれ、新工法に進化して今後主流になる技術なんだと思います。
加圧しながら加熱をするというオートクレーブを使わなくて済むというのがポイントですね。
大きな設備がいらない→設備投資が少なくて済みどこでも作れる=安い


最後に、わたしたちの身近な所にある車のエアロパーツは、風呂のバスタブや
野球場の椅子、そのようなFRP製品とほとんど同じ工法で作られています。
メス型を用いて、低温で硬化するポリエステル樹脂に炭素繊維を織ったカーボンクロスを
貼りつけた、ウェットカーボン製です。
特に加圧も加熱も必要はなく、透明なポリエステル樹脂が主材料で1枚だけ炭素繊維の
織物が貼り込まれているだけなので、剛性もへったくれもない代物ですw
ただ、湿ったポリエステル樹脂に織り目を維持してカーボンクロスを貼り込むノウハウ、
そしてボディとフェッティング良く製品を作るノウハウは、製品の値段に比例しますね。
FRP製品を見ると粗悪なものはフィッティングも最悪ですしね。
ただ、世の中にある自動車用のエアロパーツは、趣味性が強いのでどんな値段でも
買い手が居れば適正価格だと思いますけど、内容的にとてつもないデザイン料だな・・・
って感じますwww

最初の方に書いた炭素繊維の種類もPAN系、ピッチ系とあり、ヤング率が違い
主用途も違います。が、だいぶ長く書いてきたので、この辺で終わりにしますw


とりあえずはCFRPにはドライカーボン、ウェットカーボン、カーボン混合樹脂が
存在して、いまはドライカーボンとは呼べないけどインフュージョンと呼ばれる工法が
上り調子である事を覚えておくと、カーボン博士になれると思いますwww


ちなみに、そんな秘めた部分にCFRPのラジエターコアサポートを使っている
V36スカイライン、手に触れる部分、マグネシウム製のパドルシフトが装備されてるのは
ご存知かと思いますが、実はステアリングのフレームもマグネシウム製なんです。
一般的に使われてるのかも知りませんけど、エアバッグを外した際に気が付きましたw

結構、恥ずかしがり屋みたいで、おれマグネシウムだもんねー!
とか、おれCFPRだもんねー!って主張はしませんが、
実は結構マテリアル的にも目を引くアイテムが多い車なんですよねw

V37は目前ですが、まだまだV36、しゃぶりつくしたいなって思ってますwww
で、10/27日は愛知県のラグーナ蒲郡で恒例の全国オフですね!!!
100台分のCFRP製ラジエターコアサポートを並べましょう!w
Posted at 2013/10/10 20:14:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車について考えた | 日記

プロフィール

「核保有発言、更迭しろって騒いでるけど、、、この時に野党やマスコミの皆さん引き摺り下ろせば良かったのにw」
何シテル?   12/20 08:18
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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