2013年08月08日
この前、用賀SAで缶コーヒーを買うべく停車していたところ、何やらテープを貼りこんだデカい車が隅っこに佇んでいました。外国人が数人、話し合いを終えて乗り込み発進して行って暫くたち、やっと気が付いた。
W222ことNewメルセデスSクラスの試験車両でした。
確か二月とかその辺りの記憶ですから、今秋日本発売と言われているのでなるほど日本での試験をしていてもおかしくないなぁ・・・と思ったものです。そして、今になり雑誌にも試乗インプレッションが乗り始めました。押し並べて言うのは「初期モデルで既にレベルは1クラス上の車」という事です。
ふと、メルセデスベンツのスーパーラグジュアリーディビジョンであったマイバッハの廃止を思い出しました。
W220型Sクラスをベースに開発されたマイバッハですが、ベースはW220とはいえ、そこかしこ専用設計であんまり関連性が無かったとも言われていますが、見た目はどう見てもW220型を引っ張っていました。何が災いしたのかは解りませんが、リーマンショック等の経済動向もあり思うようには利益が上がらなかったため、2014年を持って止めることになりました。2002年から12年間の短いブランド展開でした。
そして、W222型なる新型Sクラスはデビュー前からこのマイバッハを吸収するべく開発されていることが公表されていました。
この時思ったのは、間違いなく今度のW222型は凄まじい内容になるだろう・・・と言う事です。
まず、見た目の雰囲気は2007年にコンセプトカーで登場したF700のような丸みと鋭いエッジが同居した、ドイツ車にしてはデカダンな雰囲気が試験車両からは感じられました。報道写真を見ても、その雰囲気は間違いなさそうだと言えそうです。内装もメルセデスらしからぬ、前衛的且つラグジュアリーな雰囲気を前面に出している感じがします。
そして、F700をさらに彷彿とさせるのがプレスキャンサスペンションです。この技術は、それこそ日本が80年代後半から90年初頭に掛けて登場させたハイテクカーに世界初!と銘打って搭載された技術で、要するに前方の路面を3次元でとらえて、速度と照らし合わせてダンピング特性を能動的に変化させる、アクティブサスペンションのさらに一歩先を行く技術です。
例えば、日産が「スーパーソニックサスペンション」と名を付けて、三菱は「アクティブプレヒューECS」なる名前で出していたと思います。正直、これらは大したこと無かったです。
それが20年の後、あの当時は遥かに日本車よりもローテク(パッと見ね)だったはずのメルセデスから凄まじいハイテクサスが搭乗するわけです、実効性を伴って。
ちなみに、この機能はここまで書いておいてなんですが最新型のSLクラスに搭載されているのですが、どうやらこの機能をフルに初めて活かすのはW222Sクラスのようです。
これにレーダーセーフティ関連から何からを合体させて、マイバッハ並みのNHV性能をSクラスのボディに内包させる・・・出来るのか?と思ったら、どうやら出来たらしい・・・というのがメディアを見る限りの判断です。
要するに、今度のSクラスはライバルが7シリーズやA8じゃなくて、その上のゴーストとかファントム、もしくはフラングスパーやミュルサンヌに匹敵するという事になります。
正直、ウルトララグジュアリークラスの顧客がミュルサンヌを止めてSクラスを買うことはないと思いますが、Sクラスのお客さんは喜ぶし、他のブランドと検討していた人はSクラスに流れるかもしれません。A8のクアトロ技術も、別段4MaticがあるSクラスにとっては大した影響はないし、F01型の7シリーズはもはや洗練性で太刀打ちが出来ないのは明白です。レクサスLSは・・・どうしましょうね?自慢の600ハイブリットも、今度のSクラスの優れた環境性能And動力性能の前ではアドバンテージがないし、自慢のNHV性能もSクラスが遥かに上を行くかもしれません。
ここ最近、どうもボクはメルセデスびいきな論調になってしまうのですが、そもそもは「ベンツ大嫌い」です。いまだにGクラスが意味不明なオーバーフェンダーを付けて謎のオンロードヘビーオフローダーで売ってるのも理解不能ですし、いわゆる巷でいう「ベンツ」ってのは今でも明確に嫌いです。
しかし、どう冷静に観察しても基礎体力が半歩先にあるように思えて仕方ないです。
んー、初めてSクラスにのっけから試乗したい(Andちょっと欲しい)と思ったかも。なんだかんだ、A8とかS8の方が肌に合うって思っていたので、Sクラスは論外だったんだけどなぁ。虎屋の羊羹というか、英国屋のスーツというか、竹養亭の鰻懐石というか・・・
老舗が打ってくる王手、楽しみですね。
PS
マゼラーティがクアトロポルテGT-Sを出しているし、弟のギブリも出したし、実は元気。
SクラスをさらっとかわしてクアトロポルテGT-Sを買うのも一興かも。でも、両方とも初期モデルは乗りたくないなぁ!笑
Posted at 2013/08/08 22:56:54 | |
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2013年08月08日
俺、この前東名で300kmh以上出して、パッシングしてもどかねぇ馬鹿をガンガン左から抜いてやったぜ!俺の相棒を舐めんなよ!
と、いうような違法行為を書くと削除対象になるようです。あと、チョメチョメワード系も駄目みたい。
ようするに、なんかの監視ソフトで引っかかった日記は削除方向なのでしょう。ボクも一回だけ消された事がありますが、そういえば何の予告もありませんでした。予告というか、通知がある場合もあるようで、それに対して何か言ってもテンプレートな文章しか返ってこないというのが、大体らしいです。
あと、みんカラ+があるせいか、無料登録の方でちょっとした中古車のリンクを貼ったりしても「商業行為は止めてほしい」ということで削除されるようです。身勝手な話ですが、何とかしてビジネスを成立させたいのでそういうことをするんでしょう。気持ちは解らないでもない。
しかし、何が基準なのか解らない削除例もあるようで、そういう場合も削除の後にただ通知が来て、返答もこれといってしてこないようです(まともな回答をされた人を見た事が無い)。
みんカラのガイドラインはよく解りませんが、勝手に削除、というのは共通している点です。
で、よく目にするのは「勝手に削除するとはいかなるものか、法的手段に訴えるぞ」という感じの言葉です。
んー・・・現実問題として、これが法的な問題になるのかというと、多分ならないと思います。その著作に何かしらの価値がキチット存在して居たりすれば話は別かもしれませんが、形として無料でみんカラサイドのサーバを間借りして勝手に文章を乗せているだけなので、これを論点にしても多分著作権法だとか損害賠償請求だとか、電子関係の法律に引っかかることは先ずない筈です。
論点をずらすとするならば、書いた日記が無くなったり、登録していた人達のデータが消えてあえなくなり、多大な心的被害を受けた、というような賠償責任や、名誉棄損等になると思うのですが、これもなかなか難しいでしょうね。
書いた内容に失点が一つも無い上に、その他過失が一切書いた側に無い上で考えた末に、しかも賠償額が相応でないと法律家も動かないでしょうし、よほど暇な弁護士なら話は別ですが。
ようするに、みんカラ内の文章及びデータについてはほぼ全ての領域でみんカラサイドが生殺与奪権を持っているので、何をされても文句は言いづらいのが現実でしょう。まぁ、そりゃ予告なしで消されると腹が立ちますけどね。
それに対して真摯な対応をしないのも腹が立つのですが、まぁそれがみんカラなんでしょう。
ちなみに、ボクの日記ではみんカラのアホな特集記事を毎度アホ扱いして、しかも誤情報が多いのも毎度指摘してきましたが、それに対しては別段なにも言ってこないので、これはOKみたいです。まぁそういう会社なんですよ、この会社は。
そう考えると、エッチネタと違法ネタと商業ネタに触れなきゃOK、ともいえるのである意味心が広いのかもしれません。大して気にしてないというか、どうでもいいと考えているのかな。
タダで間借りしているだけなのに、やれみんカラの年収特集は脳タリンだとか、記事の執筆陣は脳垂ればかりだ、とか言いまくっているのに、とりあえず消されてないですから、むしろ心の広さには感動しなきゃいけないかも(え?読まれてない?確かにそれはある)。
まぁ、消されたら、他の無料ブログに移るだけで、別段何も影響はないというか、ああそういう事だったのか・・・で終わりますし。むしろ、ボクお金もらえるならナンボでも買収されますよ、笑。みんカラ、超褒める、笑。みんカラの犬になります、はい。
買収された暁には「年収が多すぎてよく解らない人の車選び、貧乏人は飯食って寝ろ」だとか「ミニバンとかスライドドアのクルマって、イナバの物置みたいでかっこいいよね特集」というようなセンセーショナルならネタを書いてみんカラのアンチファンを一気に増やします。誠心誠意、心をこめて、ありとあらゆる知識を使い、半端ない記事を一日一回のペースで書き続けます。
そして、気が付いたらアウディジャパンの社長になり、いつの間にか政治の世界とも接近し、気が付けば与党の幹事長で、もちろんショーファーカーはアウディA8の6.3ロング。
いやぁ、買収されたい、笑。
その前に消されるかな、笑。
Posted at 2013/08/08 15:28:26 | |
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