後日談 「空母」と「横須賀」との縁

ご存知のように、横須賀の海上自衛隊に空母とも言える護衛艦いずもを観に行きました。

行く前日に、前に少しだけ聞いていたことのある海軍にいた曽祖父の話しを祖母と自衛隊幹部でもあった大叔父に改めて聞きました。

曽祖父はまさに「いずも」のような空母 「加賀」「赤城」に乗艦していて、艦載航空機に通信士として搭乗していた下士官だったそうです。
（空母 赤城の画像はウィキペディアから）

祖母は家族一家での引越が多く、横須賀にも5歳前後の頃に住んでいたとか。
横須賀では軍艦の電灯艦飾（今で言うイルミネーションですね）を家族で夜 見に行ったこと、
曽祖父が搭乗していた偵察機が東支那海に不時着し、一時行方不明と知らされたが漂流・救護され九死に一生を得たようなたことがあったなど、
初めて聞く話しがとても多かったです。

そして、曽祖父は支那事変の前に海軍を退役し、群馬の中島飛行機へ就職。
中島飛行機では、テスト機に搭乗し機上で様々な計測をする仕事をしていたそうです。

ここから群馬での暮らしが始まり、今の自分も含む話しへとつながりました。

ですので、今回の横須賀訪問は護衛艦見学が目的であったのですが、曽祖父・祖母のルーツを訪ねる別の旅の趣きもありました。