2020年5月のラーメン②の続きです。
10.は「Sagamihara欅」の「淡麗にぼし塩ラーメン」。
先日買って来た「Sagamihara欅」の「淡麗にぼし塩ラーメン」を作ってみる事にしました。
セットの中身はこんな感じになっています。
にぼし塩のスープ、自家製の細麺、チャーシューと穂先メンマです。
はじめにスープと具材を湯煎します。
スープは10〜15分湯煎します。
具材の方は温まれば良いので、先にあげておきます。
麺の茹で時間は90秒(冷凍時)。
噴きこぼれに注意して、茹で上がったらザルにあげて、良く湯切りします。
スープと麺を丼に入れ、具材を載せれば出来上がりです。
チャーシューとメンマはセットに入っていたもので、味玉は自作、ネギは刻みました。
まずはスープを一口。
煮干しの効いた塩味スープは、鶏の旨味と魚介の旨味がたっぷり出ていて、塩の旨さを良く引き出しています。
麺は自家製の細麺。
細麺ながらパツンとした食感で、まさに店で食べたのと同じ味がします。
やはり塩には細麺が合います。
トッピングのバラ巻きチャーシュー。
お店で食べた時もバラチャーシューが入っていました。
とても柔らかくて、箸で持ち上げるとバラバラになってしまうほどです。
優しい味付けで、塩味スープに良く合います。
サッパリ系の塩味スープに脂の乗ったバラチャーシューという組み合わせは、物足りなさを補ってくれて、満足度が高いです。
有楽町交通会館B1Fの「麺屋ひょっとこ」を思い出します。
トッピングの鶏チャーシュー。
以前お店で食べた時は、鶏胸肉チャーシューが入っていましたが、この「淡麗にぼし塩ラーメン」には入っていません。
たまたま「天国屋」さんの鶏モモチャーシューが有ったので、載せてみました。
予想通り、「にぼし塩」には鶏チャーシューが良く合います。
トッピングの穂先メンマ。
流石にこれはスーパーでは売っていないので、セットに入っていると嬉しい一品です。
「お店で食べてる感」が味わえます。
トッピングの味玉。
今回は上手に半熟に出来ました。
味浸みも適度で、良い感じです。
麺と具を食べ終えたので、改めてスープを味わってみます。
市販のスープより、各種煮干しの利かせ方が攻めています。
鶏の旨味と塩ダレ自体の旨さも有り、やはり「Sagamihara欅」らしさが出ています。
という訳で、完食。
お店なら、ここで味付き替え玉をオーダーして、つけ麺の様に食べたい所です。
ライスドボンでお茶漬け風も良いかな、と思いましたが、カロリーと塩分を考えてやめておきました。
久しぶりに「淡麗にぼし塩ラーメン」を食べましたが、やはり「Sagamihara欅」は旨いです。
本当はお店で味付き替え玉を頼んで、つけ麺風も楽しめれば一番良いのですが、当面外出自粛が続きそうなので、家で食べられるのは本当にありがたいです。
12.は「超純水彩麺 天国屋」の「スガキヤリスペクトラーメン」。
Twitter情報で「スガキヤリスペクトラーメン」を提供すると言う事で、行って来ました。
気合いを入れて、開店20分前に行きました。
お持ち帰りラーメン販売は、店の裏口です。
5番目に並びました。
並んでいたら、佐々木店主がスープを配ってくれました。
「スガキヤリスペクトラーメン」のスープは、ちょっとニンニクの風味がして、「スガキヤ」のラーメンのスープよりクッキリした味です。
鶏白湯スープの様なマイルドなとんこつに、和風な出汁の風味は確かに「スガキヤ」風です。
無化調なのに、ちょっとワザとらしい味にしている所は、流石は佐々木さんです。
「スガキヤリスペクトラーメン」の作り方説明。
他の「天国屋」さんのお持ち帰りラーメンと違って、チャーシュー、メンマが付いています。
お好みで「温泉卵」や「青ネギ」と言うのが「スガキヤ」っぽくて泣かせます。
「スガキヤリスペクトラーメン」の中身。
麺2食分、スープ2食分、醤油漬けバラチャーシュー、メンマです。
初めにスープを湯煎します。
沸騰後5分程湯煎します。
次いで麺を茹でます。
茹で時間は90秒で、以前作った「ザ・中華そば」と同じです。
麺が茹で上がる前に、スープを丼に入れておきます。
熱いので、丼に入れる際は注意が必要です。
丼のスープに茹で上がった麺をしっかり湯切りして入れ、トッピングを載せて出来上がりです。
ほうれん草も足してみました。
まずはスープを一口。
お店でスープを飲んだ時は、もっとニンニクが効いている様に感じましたが、ニンニクの風味が大分抑えられて、より「スガキヤ」っぽくなっています。
鶏白湯スープの様な、マイルドなとんこつのまろやかさと魚介の旨味、そして醤油ダレもお店でスープを頂いた時よりマイルドになっていて、「スガキヤ」っぽいチープな感じになっています。
これを無化調で狙って作れる所が佐々木店主の真骨頂です。
中細ストレートの麺。
本家「スガキヤ」の麺より少し太めで、コシも歯応えもこちらの方が上です。
小麦の風味も上で、総じて美味しい麺です。
トッピングのバラチャーシュー。
本家「スガキヤ」のチャーシューもバラ肉ですが、もっと全然小さくて薄いです。
これは文句無くこちらの勝ちです(笑)
トッピングのメンマ。
セットに含まれているメンマで、比較的甘めの味付けです。
本家「スガキヤ」のメンマもかなりイイ線行っていますが、量は圧倒的にこちらの勝ちです。
たまたま残っていたので載せたほうれん草。
「スガキヤリスペクト」スープに良く合います。
トッピングの味玉。
自作の味玉ですが、今回は黄身がゼリー状の半熟で、良く出来ました。
麺と具を食べ終わって、改めてスープを味わいます。
無化調で、鶏白湯スープの様なマイルドなとんこつのまろやかさと、魚介の旨味の「和風とんこつ」を見事に再現していると思います。
違いがあるとすれば、あの「スガキヤ」のチープな味より少しだけコクと深みが上回っている事です。
と言う訳で、完食。
「スガキヤ」のあの味、偶に無性に食べたくなる時があるのですが、何とも言えないチープ感の中に、ハマる味が有ります。
「スガキヤ」の味をリスペクトした「スガキヤリスペクトラーメン」、この味を無化調で狙って作れる佐々木店主の手腕に脱帽です。
13.は「Soi Gapao」。
先日Facebookでテイクアウトの料理について要望があれば送って欲しいと言う書き込みが有り、早速、トムヤムクンをリクエストしておきました。
5月2日〜10日まで臨時休業でしたが、5月11日に再開と言う事で、行って来ました。
入り口にはテイクアウトメニューと、消毒用アルコールが置いてあります。
テイクアウトだけで無く、イートインも再開された様です。
こちらがテイクアウトメニュー。
リクエストしたトムヤムクンや、トムヤムクンラーメンも有ります。
トムヤムクンラーメンx2と、お子様弁当x2を注文しました。
ところが、トムヤムクンラーメンの容器がまだ届いていないとの事で、出直そうかと思いましたが、いつ来るか分からないので、ビニール袋に入れて貰う事にしました。
麺と具材、スープが別になっているので、家に帰って丼に麺と具を入れ、スープを注げば出来上がりです。
トムヤムクンラーメンは辛さが調整出来るので、今日は現地の標準の辛さである「2辛」にしてみました。
まずはスープを一口。
独特の酸っぱ辛いスープ、当たり前ですが、まさにトムヤムクンです。
「2辛」は「蒙古タンメン中本」の辛さ度で言うと「辛さ度5」の「蒙古タンメン」位の辛さです。
ココナッツミルクの甘みと唐辛子の辛味、そしてレモングラスの酸味が渾然一体となって味わえます。
麺はベトナム料理の「フォー」の様なライスヌードル。
持ち帰りに約5分ちょっと掛かったので、麺が伸びたかと思いましたが、ライスヌードルは固まっていたものの、スープを入れて解したら案外伸びていませんでした。
コシとは違うものの、歯応えはしっかりしており、トムヤムスープに良く合う麺です。
トッピングのフクロタケ。
個人的には大好きなキノコです。
トムヤムクンには欠かせない素材です。
中華料理にも良く使われています。
トッピングのパプリカ。
色は真っ赤ですが、味はピーマンそのものです。
トムヤムスープに良く合います。
トッピングの小エビ。
エビもトムヤムクンには欠かせません。
モヤシも沢山入っています。
ライスヌードルと野菜を一緒に食べると、尚美味しいです。
レモングラスも入っています。
固くて食べるには向きませんが、独特の風味はトムヤムクンに欠かせないものです。
麺を食べ終わったので、スープを堪能します。
スープ単体で飲んでみると、結構辛いです。
そうは言っても、やっぱり「辛さ度5」の「蒙古タンメン」位です。
ココナツミルクの甘みとレモングラスの酸味、唐辛子の辛さはやっぱり癖になる旨さです。
と言う訳で、完食。
久しぶりに「Soi Gapao」の「トムヤムクンラーメン」を食べましたが、やはり旨いです。
個人的に「酸っぱ辛い系」の食べ物は大好きで、「酸辣湯麺」も大好物です。
カップヌードルの「トムヤムクンヌードル」も大好きで、良く食べていました。
外出自粛でなかなか外食が出来ない状況なので、テイクアウト出来るのはとてもありがたいです。
14.は「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」。
4/30より、「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」が「鍋ラー」をはじめました。
フタ付きのお鍋とタオルを持参すれば、ラーメンを持って帰る事が出来ます。
ウチから一番近い「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」なので、「鍋ラー」に最適です。
冷蔵庫のラーメン在庫がほぼ無くなったので、満を持して「鍋ラー」を買いに行きました。
窓にも「鍋で持ち帰り→」の文字が有ります。
券売機の上に、「鍋ラー」メニューが貼ってあります。
「鍋ラー」は、「ニボMAX」、「黒MAX」、「背脂煮干」、「淡麗煮干」の4種類。
メンマ、味玉は¥100、国産肩ロースの特製チャーシューは400gで¥1,000です。
今日は私の「ニボMAX」と、長女の「淡麗煮干」をPayPayで購入しました。
鍋x2とタオル2本、念の為ラップも持って行きました。
10分程で「ニボMAX」と「淡麗煮干」が出来上がり、鍋をクルマに載せて帰りました。
こちらが「淡麗煮干」。
本来「淡麗煮干」は中細麺ですが、「鍋ラー」の場合、「背脂煮干」と同様に極太平打ち麺になっています。
「味玉」は鈴木店主のサービスの様です。
鈴木店主、ありがとうございます。
トッピングは別添えになっています。
左が「淡麗煮干」の具材、右が「ニボMAX」の具材です。
「ニボMAX」はヤサイやアブラが鍋の方に載っています。
トッピングを載せた「淡麗煮干」。
丼に移そうかと思いましたが、そのままで良いと言うので、鍋のままトッピングを載せました。
チャーシューx3、バラ海苔、刻み玉ねぎ、メンマ、味玉と具沢山です。
こちらが「ニボMAX」。
1ヶ月間待ちに待ったJ系ガッツリラーメンです。
こっちにも味玉が載っています。
鈴木店主、ありがとうございます。
まずはスープを一口。
敢えてニンニクを混ぜる前にスープを味わいます。
ニンニクを混ぜる前は、煮干しの風味がする、醤油の効いた清湯スープで、みりんや豚の出汁も感じられるスープです。
極太の平打ち麺。
「鍋ラー」の場合、持ち帰り時間によって茹で時間を変えてくれるのですが、ウチの場合はクルマで5分位なので、ほぼお店で出すのと変わらない位の茹で加減の様です。
全粒粉練り込みの麺は、小麦の風味のする旨い麺で、幅5mm超、厚さも2mm位あり、食べでがあります。
流石に二郎の「オーション麺」程の食べ応えでは有りませんが、煮干しが香るスープに良く合う、麺の旨さが堪能出来る麺です。
トッピングの肩ロースチャーシュー。
厚手で、大きなチャーシューが3枚載っています。
二郎のブタを彷彿とさせるチャーシューで、食べ応え、味共に満足の行く仕上がりです。
トッピングの味玉。
サービスして頂いた味玉。
黄身が半熟で、しっかり味が付いた美味しい味玉です。
と言う訳で、完食。
食べ進むにつれて、アブラとニンニクがスープに溶けて、スープの味がより濃厚でコクの有る味に変化します。
不思議な事に、初めは二郎のスープとは異なる味なのに、食べ進めるとドンドン二郎っぽく変化します。
いわゆる非乳化系の二郎っぽいスープになり、極太平打ち麺もスープを吸うと二郎っぽくなって行きます。
インスパイア系で有りながら、一つ一つは二郎っぽく無いと言うのも不思議な所です。
15.は「一番いちばん」の「台湾まぜそば」。
先日Twitterでひっそりとテイクアウトを始めた事を告知していたので、行って来ました。
入り口横にテイクアウトのお知らせが貼ってあります。
「中華そば」と「生姜中華」のセットで¥1,200。
具無しとは言え、1杯780が1食¥600ですから、お得感があります。
入り口横にはアルコール消毒用のスプレーが置いてあります。
これで手を消毒してから入店します。
テイクアウトの「中華そば」と「生姜中華」のセットは現金販売ですが、「台湾まぜそば」は調理してから持ち帰り用容器に入れる形なので、券売機で食券を購入します。
ちなみに「台湾まぜそば」は13時以降の提供で、通常夜の部で提供される事が多いので、初めて食べます。
こちらがテイクアウトの「中華そば」と「生姜中華」のセット¥1,200。
「◯」が書いてある方が「生姜中華」、無い方が「中華そば」です。
麺は金原店主の手打ち麺で、2食分入っています。
こちらが「台湾まぜそば」。
生卵まで付いて来ます。
ちなみにニンニクの有無は選べます。
私は「有り」でお願いしました。
卵を載せます。
本来、卵黄だけを載せるのですが、勿体無いので全卵にしました。
「まぜそば」なので、良く混ぜます。
底の方にピリ辛のタレが入っているので、上下ひっくり返して混ぜます。
まぜ麺なので、まずは麺から。
麺は平打ちの太麺。
これは「中華そば」などの手打ち麺とは違う様です。
以前何かで見ましたが、確か製麺所に頼んでいる特注麺との事。
かなりコシと言うか歯応えの有る麺で、モチモチ食感なので、まぜそばに良く合います。
タレが結構辛いです。
最初ピリ辛位かと思っていましたが、食べ続けていたら結構辛い事に気づきました。
しかし卵で少しマイルドになり、魚粉やタレで旨味があるので、どんどん食べられます。
ニラがたっぷり入っていて、肉味噌も丁度良い味加減です。
この肉味噌とニラがまた旨いです。
と言う訳で、麺を完食。
本来ならここで追い飯して、肉味噌と絡めて食べるのですが、今日はちょっと時間がズレてしまって、結構お腹がきついので、追い飯は諦めました・・・
それでも、美味しい肉味噌を残すのは忍びないので、最後まで頂きました。
「台湾まぜそば」は13時以降の提供で、平日昼しか時間が取れない私の場合、かなりハードルが高かったのですが、漸く食べる事が出来ました。
流石は「一番いちばん」の金原さん、タレの味と辛さ、魚粉やニンニク、ニラ、卵のバランスが絶妙です。
平打ち太麺の特注麺の旨さも特筆モノで、青竹踏み手打ち麺の旨さとは違った、強いコシの麺は「台湾まぜそば」にピッタリです。
30,000文字の制限を超えたので、次に続きます・・・