ＪＲ－６０　７

今日は休みでした。

ＪＲ－６０ですが、譲ってくれた人から「組立説明書があるよ」との連絡をいただきさっそく取りに行ってきました。


組立説明書は１７ページからなり、回路の説明、アンテナについて、調整の仕方、作り方、保守についてなど書かれています。
作り方といっても、実体配線図をみながら順番に作ってねという記述だけです。ｈｉ



ぜんぶでおおまかに４工程に分かれています。

第一工程Ｑマルチマーカー実体図
第二工程ＶＨＦ部品配置実体図
第三工程ワイヤー配線実体図
第四工程部品配置実体図

取付順番と配線の長さなどが記載されているので、時間をかければ誰でも簡単に作れるようになっています。

実体図には製作された方が鉛筆で書きこんでいる跡も残っていて、一つ一つ作っていったんだなと分かりました。



さて、せっかくなのでコンデンサは全て取り替えたいと思います。

地元の部品屋さんに行ったけどすべて揃えられず、それならもういいやで帰ってきました。

自宅でサトー電気と共立のＷＥＢページを見ながら部品の品定めをしました。


チューブラ電解コンデンサは共立にありました。
オイルコンデンサはサトー電気、共立とも見つからず。
チューブラを極性合わせてつなげて無極性にするしかないんかな？


セラミックコンデンサはサトー電気に高耐圧のがたくさん揃ってます。
外観が青色になるので当時と雰囲気は変わってしまいますが、仕方なし。


マイカはサトー電気にありますが、セラミックコンデンサではいかんのかな？


このコンデンサの名称は知りませんが、もうなさそう。
カレンさんがセラミックかフィルムで代替え効くと教えてくれました。

結局、欲しい部品は通信販売１社でそろわず、分けて注文しないといけなくなりました。
面倒臭い。
調べ切れてない部品もあるので、もう少し時間をかけて注文しようと思います。


ところで、シャシにクロメートの再メッキをしたらいくらぐらいするんかな？とふと思いました。
クロムメッキより安いだろうけど、相場が分かりません。
４～５０００円だったら奮発してやってもいいかなと・・・。

ネットを調べていると写真を送れば見積もりを作ってくれるサイトを発見！
山陰地方の業者ですが、試しにと画像を添付して送ってみました。


シャシ本体とマーカーのサブシャシ２点。
サイズと重さ、メッキの種類、サビの状況を入力フォームに入れて送信。
ちなみに重量は１．６ｋｇありました。

１時間ほどして電話がかかってきました。
思ったより早い！
見積もりを聞いてみると、７５００円ぐらいです、と。
これは予算オーバーでした。(^^;
再メッキとなるので、もし現物を見てクロメート以外のメッキが載っていると除去に工数がかかるので、そのときは１２０００円になるとのこと。
検討しますと言って電話を切りました。
研磨や前処理に手間がかかるのでやっぱりメッキは高くなりますね。


実はＪＲ－６０、一つ頭を悩ませてる問題がありまして、

あまり触りたくないコイルユニット内部のロータリースイッチが壊れてます。
それも２か所。


ココと、

ココ

スイッチの接点を止めているリベットが外れてます。

コイルユニットはメーカーで配線してきているのであまりいじりたくはなかったけど仕方なし。分解することにします。


再び組めるように写真を撮っておきますが、それでも分かりにくいと思うので実体図に書き写しました。

人が作ったモノは基本的に分解組み付けできると思うのでチャレンジしてみようと思います。
この際、配線も一新したいけど、配線を変えることでコイルやトリマとかの調整に影響を与えてもイヤなのでそこはそのままにしておきたいです。