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2025年05月22日 イイね!

WiLL Vi 29

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


今回、エンジンを整備するにあたってエンジンオーバホールガスケットキットを購入しました。
エンジンをオーバーホールするとき、最低限必要なガスケットがセットにされたものです。

セット内容はたまに変更されてて、使わなくていい物(使えない物)も入ってたりします。
逆に必要なはずのクランクセンサやカムポジションセンサのOリングは入っていません。
というか、Oリングの供給が無いので必要ならセンサを購入するほかありません。


さて、シリンダヘッドのバルブステムオイルシールを組みます。


オイルシールがインテーク側とエキゾースト側で異なります。
よく見ないと間違えてしまいそうになりますが、茶色がインテーク側、灰色がエキゾースト側です。



バルブ組付け。


友人に借りたブルーポイントのバルブSSTが役立ちました。
コッタをセットして、バルブスプリングを上から押さえつけるとコッタをうまく入れることができます。
いちいちバルブコンプレッサをセットしなくて良いので作業がはかどりました。




それではエンジン腰下を組んでいきます。


ベアリングをセットします。
ベアリングの背中はキレイに清掃してシンナーで脱脂しておきます。
これはクランクシャフトの熱がシリンダブロックに逃がせるようにとの配慮です。
もちろんクランクシャフトに当たる部分にはしっかりオイルを塗布します。


クランクシャフトをセット。


ボルトのネジ部にはオイルを塗布しておきます。

クランクシャフトの取付は塑性域締め付け法でボルトを締めます。


まず規定トルクで締めます。


ボルトに黄色ペイントでマーキングします。
そして、そのマーキング位置から90度角度締めを行います。
全てのマーキングが90度動いていたらOKです。
塑性域締め付け法は精度の高い締め付けが可能です。
Posted at 2025/05/22 01:32:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | WiLL Vi | 日記
2025年05月22日 イイね!

WiLL Vi 28

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。



エンジン修理書を参照しエンジンの各部計測を行っていきます。


シリンダヘッドのひずみ点検。

ストレートエッジをシリンダヘッドに当て、隙間にシックネスゲージが入らないことを確認します。
ストレートエッジを縦、横、斜めに当てて色んな方向で点検します。
オーバーヒートはさせたことが無いので全く問題ありませんでした。


カムシャフトタイミングギヤ点検。

スプロケットにチェーンをかけてノギスで外形を点検します。
基準値 97.44mm、限度 96.2mmですが、実測 98.9mmでした。
基準値よりも大きい値でしたが、何度測っても同じなのでヨシとしました。(^^;


チェーンの伸び点検。

ばねばかりで規定のテンションをかけた状態で決められたコマ間をノギスで計測します。
問題ありませんでした。


チェーンバイブレーションダンパ、チェーンテンショナスリッパの点検。


結構、削れてはいますが、、、


1mmとまではいってないけれど削れています。この際交換しようかと思いましたが、値段を調べるとそこそこするようなのでそのまま使用。


ピストンの外形を計測。

           №1   №2   №3   №4
          74.95   74.94   74.94   74.94  mm      
         (基準 74.945 ~ 74.955)  


シリンダボアを計測。

ボアはシリンダの軸方向、スラスト方向で計測します。
さらに、シリンダの上、中、下位置でも計測します。

            №1   №2   №3   №4
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
          上  75.04  75.03  75.01  75.02  mm
軸方向     中  75.03  75.03  75.03  75.02  mm
          下  75.01  75.01  75.03  75.01  mm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
          上  75.08  75.10  75.09  75.07  mm
スラスト方向  中  75.05  75.04  75.04  75.04  mm
          下  75.03  75.03  75.03  75.03  mm

基本的に、軸方向にはあまりピストンの力が作用しないので摩耗がありません。
スラスト方向の上の方の摩耗が限度に近かったのですが、どうすることもできないのでそのまま行くことにしました。


ピストンリングのあいくち隙間点検。

ピストンリングの摩耗状態を見る点検ですが、限度内でした。
今回、ピストンリングは事前に準備していたので交換することとしました。
Posted at 2025/05/22 01:00:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | WiLL Vi | 日記

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