とし。。のブログ一覧

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


今日はエンジンとＡＴのドッキングです。


作業台上に置かれたＡＴに、チェーンブロックで釣り上げたエンジンを近づけます。

ノックピンが２か所ぐらいあるので嵌りやすいように潤滑剤を吹いておきます。


ＡＴの角度に合わせてエンジンの傾きを調節して近づけます。

トルコンのおヘソとノックピンを意識しながらドッキング。
カコンとハメます。


均等にボルトをネジ込んで締結。


セルモータの取付け。

車上で脱着が面倒なセルモータも台上での取付けは楽ちんです。



ＳＳＴ「ジャンプ」を使って位置合わせをしていましたが、このＳＳＴの正式名称が判明しました。


「チャンピオン」でした。

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


エンジンはあらかた組めました。
次はＡＴとの合体です。

と、その前にアルミの粉が吹いたＡＴを少しでもキレイにしておきたいところです。




解体屋さんのヤードに転がってそうなオートマ。(^^;

エンジンの時もそうでしたがアルミの錆を落とすのは根気勝負です。
ワイヤブラシを持って無心にゴシゴシやります。
ゴールは・・・・・気が済むまでです。

最初、やり始めた時は徹底的にやるぞと決め込んでゴールは遠い先にありましたが、
１時間もやっているともういいかな？と自分でぐっとゴールを近づけます。(^^；

やってもやらんでも性能に関係ないし、自己満足の世界です。



ドライブシャフトのチューリップを塗装しました。

そういえばこのインボード側のジョイントに詰め込むグリスを調達しておかないといけません。
ただ、ＷｉＬＬ　Ｖｉの修理書を見ても「グリスを塗布する。参考何グラム」ぐらいの記載しかなくグリスの種類は書かれていません。

トヨタ純正部品のドライブシャフトブーツ　インナ、アウタセットにはグリスが同梱されてきます。
それぞれインナ用グリス、アウタ用グリスと分かれていて歯磨き粉みたいなチューブに入っています。
アウタ用グリスのチューブには９０９９９－９４１３１と品番が書かれていて、このグリスだけ欲しいなーと、色々調べた結果、単品補給はないようです。

社外品のスピージーと言われる割りが入った分割式のドライブシャフトブーツにはインナ、アウタとも同じモリブデン系のグリスが入っています。
インナ、アウタを分けるのが面倒なので、過酷なアウタ側に合わせたグリスを設定してるのではないかと思います。


「ＷｉＬＬ　Ｖｉのドライブシャフトインナに詰める純正のグリスだけ欲しい」
というのが私の希望。

いろいろ調べた結果を販売店の本部に相談しました。

回答としては、
インナ側のみのグリス供給は無し。
修理書にはブーツ取り換えの要領が記載されていて、グリスを塗布すると書かれている。
これは純正部品を使用する要領なのでその中に同梱されているグリスを使うのが前提。
私みたいにインナ側ブーツを再使用してチューリップ内のグリスを交換しようというケチ臭い作業は想定されてない。

とのことだったので、純正グリスは入手不可との結果になりました。
２５年経過するものの、まだブーツは亀裂もなくキレイなのでグリス入手のためだけにブーツキットを入手するのもどうかなって思います。

純正にこだわってみたかったもののどうしようもないので、とりあえず社外品のグリスを調べてみたいと思います。
※純正にこだわっても調べた結果高ければ社外品になるんですけどもね(^^;




エンジンマウントを塗装して取付け。

ＡＴ完成しました。

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


作業を開始してから１か月ぐらい経過しました。

何気にＷｉＬＬ　Ｖｉを見てみるとなんとなく違和感が。


エンジンを降ろしている関係で、重量物が無くなったことで前上がりになっているのは分かりますが、なんかいつもと違うような気がします。


違和感の原因はこれでした。
左後輪のパンク！



最初、いたずらされたのかも！と思いましたが、タイヤをよく見ると豪快にトレッド面が剥離していました。

タイヤが古いということもありますが、車を転がしやすくするためにタイヤの空気を高めに入れていたことも原因だと思います。

とりあえず取り外して観察。




グッドイヤーのスタッドレスタイヤ　アイスナビ２０１４年製。

もう硬化してあちこちヒビが入っています。
長期放置もされていたので水分が浸透してトレッド面の破壊が起こったのかもしれません。


タイヤの内側を見ると１０ｍｍぐらいの穴あきがありました。
そして水ぶくれのような症状に。

とりあえず適当な廃タイヤがあったのでそれに付け替えておきました。

タイヤ４本は娘が乗り始める前に新品に交換しようと思います。

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


ＷｉＬＬ　Ｖｉの２ＮＺエンジンは２本ベルトがかかっています。

パワステのベーンポンプ用のベルトと、オルタネータ＆ウオータポンプ、エアコン用のベルトです。

ウオータポンプのプーリーはこんな感じ。


常時、ベルトの背面で回転させられて塗装が剥がれる部分。
さすがに長期放置では錆の餌食です。

最初は旋盤で削って使おうと考えてましたが、見れば見るほど不安になってきます。
これは再使用無理だなと思うようになり、断腸の思いで新品のプーリを購入しました。



左が新品、右が旧品


クランクプーリはこんな感じ。


画像では分かりませんが、よく見るとサビサビです。
このプーリは調べたら１４０００円もするのでおいそれとは交換できません。
なるべく時間をかけてさび落とししたいです。




ドライブプレートを付けました。

このボルトも塑性域締め付け法を用いて締め付けます。

車の話なので面白くないのでスルーお願いします。


さすがに古い車なので、インジェクタの噴口部が汚れています。


紙コップにエンジンコンディショナを吹き込み、そこにインジェクタの先端を漬け込みます。

一晩漬け込みすると汚れが落ちたのか、液が真っ黒になりました。


インジェクタのＯリングも取り換え。
エンジンオーバーホールガスケットキットに入っていた分です。



ちなみにクランクポジションセンサのＯリングはエンジンオーバホールガスケットキットの中に同梱されていません。
Ｏリングの単品供給もないので、基本、クランクポジションセンサごとの交換となります。

ただ、Ｏリングごときでクランクポジションセンサを買うのもどうかと思うので、

Ｏリングまわりにシールパッキンを塗布してヨシとしました。


その他にも、



オイルレベルゲージの鞘がオイルパンに差し込まれている部分のＯリングは、エンジンオーバホールガスケットキットに設定あるのに、

レベルゲージのノブの付け根辺りにある小さいＯリングは同梱されていません。

左が使用後、右が使用前。


インジェクタを取り付けて、デリバリパイプの取付け。

デリバリパイプは見栄え良くするため黒く塗装しました。


サーモスタットは贅沢にも新品を奢ります。



エンジンあらかた完成です。