サラウンド無しのセンタースピーカー⑤　総括

サラウンド無しのセンタースピーカーの総括です。
取り付けたモノはこれです。


1：購入先
購入先はAliExpressです。


同じものがMIKSTOREでも買えます。
価格は同程度ですが、MIKSTOREの場合
実際発送されるのは中国から直送かもしれませんが、
送料はアメリカ-日本で計算されるので、結構高いです。

2：仕組み
仕組みはシンプルです。
純正オーディオの途中にハーネスをかませて、フロント右のSpから分岐させて
センタースピーカーを鳴らすだけです。
なので、純正スピーカーもしくは交換後スピーカーとの効率の差で、センタースピーカーがかなり耳につくかもしれませんが、センタースピーカーのみ個別に音量は調節できません。

３：取り付け（インストール）
取り付ける場合、割り込みハーネスはセンターコンソールを外す必要があります。
センターコンソールを外すとなると、シフトノブを外す必要があり
それなりのコツが必要ですし
割り込ませるハーネスも奥の方にあって大変です。


4：フィッティング
フィッティングは、カバー（トリム）が日本の純正のディスプレーオーディオではトリム形状が合わず加工（カット）が必要です。


そもそもこの製品が日本のディスプレーオーディオ用ではありません。

５：音質
音質は、前述のとおり、右フロントのスピーカーに割り込ませてるだけで
音像定位もくそもありません。

６：総括
微妙です、この製品。
限りなく”アカン”に近い評価です。

そもそもこれをインストールするスキルがあれば、ほぼ同じ手間でDSPがD.I.Yインストールできます。

DSPは、Plug-and-playの場合に割り込ませるハーネスと同じ場所に
このセンタースピーカーのハーネスを割り込ませますので
作業はPlug-and-playのDSPのDIYのインストールとほぼ同じ作業です。

だったら、これを入れずにDSPを入れて音響補正するほうがよさそうです。
例えば、PUZU（大陸性）のDSPは、安価でなかなか評判もよさそうです。


同じ値段、下手すりゃ若干安くでこのDSPが買えます。

これはPCをつないで音響補正ができます。


つまり＜このセンタースピーカーは

1.仕組みは右前SPをもう一個追加してセンターに設置するだけ、音像定位最悪
2.カバーは専用ではないのでカットする必要あり
3.作業が面倒、同じ作業でDSPが取り付け可能
4.同じ価格でDSPが購入可能

ダメですこの製品は（笑）

これをインストールするなら、同じ金額、同じ手間（スキル）でDSPがインストールできます。

ということで、次の人柱は
ＤＩＹで安価なＤＳＰの取り付けだっ

PS：
DSPを付けたら、おそらく同じ位置にカプラを割り込ませることになるので
このセンタースピーカーは外します（笑）