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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2012年12月05日 イイね!

第17回 となりの五選 ~ 前編 ・ ワーストカーオブザイヤー ~

 この度は、第17回わたしの五選にご参加いただき、ありがとうございました。

 2次選考の末、日産ラティオがワーストカーオブザイヤーを受賞することとなりました。(って、不名誉ですよね。;;)

 そんな中、主催者として最も衝撃を受けた選考をされた、ふもふもさくやさんに、今回のとなりの五選でご登場願いたいと思います。

 では、よろしくお願いします。^^


 https://minkara.carview.co.jp/userid/174724/blog/28476685/

 面白そうな企画があったので参加。2012年に発売された車から“ワーストカーオブザイヤー”を1位〜5位まで選ぶという趣旨です。今年は多数の新型車が登場し、まさに玉石混淆。年末には次期クラウンの発表も控え、最後まで目が離せない1年です。
 以下、私なりの偏った視点から選出した“ワーストカー”5台を発表いたします。

1位 スバル・BRZ 
 スバル BRZ 2.0 S 6速AT (287.2)


 まず始めに謝ります。試乗させてくださったスバルディーラーの方、申し訳ありません。私にはこの車が理解できませんでした。率直な感想です。

 パサパサとした味気ないフィーリングの水平対向4気筒。一昔前のトヨタ車のように唐突な電子制御スロットル。極端に軽く過敏なハンドリング。さらには着座位置に比してダッシュボードが高く、視界が悪いため非常に運転しづらいです。

 今の時代、比較的小型のFR車を世に問うた決断は評価されるべきですが……。

2位 トヨタ・86
トヨタ 86 2.0 GTリミテッド モデリスタ18インチタイヤ 6速AT (332.8)


 今年の春に登場し、話題となったトヨタの新生86。上記のBRZと同じ車と考えて良いでしょう。同メーカーには200万円台でマークXという素晴らしいFRのスポーツセダンがありますが、残念ながら86/BRZはその足元にも及んでいません。

 マークXは次のモデルチェンジでFF化されるという噂がありますが、遠からず86/BRZも一代限りで消滅の憂き目にあう予感がしてならないです。

3位 BMW・3シリーズ
BMW 328i 2.0T ラグジュアリー 8速AT (586)


 かつてのBMWは小型で走りの良い実用車を得意とするメーカーでしたが、マーケットの要請で大きく立派になっていった結果がコレです。

 エンジンもついに直6に代わって新設計のV6が登場するのかと思いきや、蓋を開けてみると直4ターボ。320iは良いとしても、過給圧を高めただけの328iを従来の6気筒並みの価格で売るという詐欺まがいの商法には呆れます。

4位 日産・ラティオ
日産 ラティオ 1.2 X CVT FF (147.0) 13.04(1030kg/79馬力)


 マーチと同じくタイ製。もはや国内では採算が取れないという現実もあるのでしょうけど、一目で分かる低品質感。5ナンバーサイズのセダンというのが唯一の取り柄。同年に登場した新型カローラとは比べるべくもありません。

5位 トヨタ・ピクシス・エポック
 トヨタ ピクシス・エポック G CVT FF (112) 


 アルティス復活の代償とはいえ、ダイハツファンは複雑な心境を抱いてしまう車。現在のところはトヨタも控えめに売っていますが、いずれ販売拠点の多さに物を言わせてダイハツディーラーを潰しにかからないか心配です。

                                                        (以上)


 ありがとうございました。

 最も衝撃的だったのが、1位BRZ・2位86でした。

 というのも、当初は小型FRスポーツカーの復活として、これら2車を祝福するムードになるのでは?と予測してて、まさかワーストで・・・とは想定していなかったのです。

 もしふもさんが参加していなかったら、当方も祝賀ムードに浸っていたかもしれなかっただけに、BRZ・86の操縦性や運転環境に対する違和感を指摘下さったことには、深く感謝する次第です。

 よって、当方もふもさんの選考に敬意を示し、急遽2次選考でBRZに3点を投じた次第です。

 絶対的な速さよりも、人馬一体感を優先するならば、より穏やかな動質の方が馴染み易い、という感が方も、一つの速さをあまり求めないスポーツカーのあり方ではないか、という提案にも取れました。


 果たして、ふもさんがベストカーとして、どんな5台を選考されるのか、非常に愉しみなのです。^^
Posted at 2012/12/05 18:54:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | わたしの五選 | クルマ
2012年12月05日 イイね!

【100万人のクルマ選び】ホンダ N-ONE・スズキ ワゴンRを比較 軽自動車のド定番VS新世代軽! 総合力に勝るのはどっち?

ファーストカーとしても十分使えそうな最新軽2モデルの上級グレード同士を比較した。
ホンダ N-ONE
プレミアム ツアラー(CVT_0.66)
2点

スズキ ワゴンRスティングレー
T(CVT_0.66)
6点

 かつてのホンダN360のリバイバルとして期待していたNワンですが、基本コンポーネンツとなったNボックス系の素性の問題を引きずる形となり、音振でモデル末期のライフに対しても、然程大きなアドバンテージとはならず、操縦性も締まりに欠ける緩いもので、スポーツミニとは到底呼べるものではなかった、というのが正直なところです。

 対してワゴンRは、エネチャージ搭載で数字的な低燃費と絶対的発進加速性の高さとの両立、そしてエンジンを一新したことによる劇的な音振の進化で、クラスを超えた質感を備えた1台として、一定の評価をするところです。

 ただ、それがクルマを操る楽しさや、クルマと共にする生活の充実感に繋がっているか?と言われると甚だ疑問ではあるのですが・・・。

この文章は100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/12/05 16:20:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 100万人のクルマ選び | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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「俺のカー・オブ・ザ・イヤー2015」 はどのクルマ!? 
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【 ムフロンの五選 ・ 厳選6号車 ・ 2合目 】積んで積んで走って走れ!  
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