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さそり座の怪人のブログ一覧

2011年05月15日 イイね!

佐久穂〜十石峠〜秩父サイクリング

佐久穂〜十石峠〜秩父サイクリング14日土曜日、強風の中、小海線の海瀬駅から、上信県境の十石峠と奥秩父の志賀坂峠を越えて、秩父市までの約90キロを、ロードバイクで走って来ました。
このルートはだいぶ前にMTBで走ったことがあり、今回が2度目です。

金曜の帰りの電車の中で思い立ち、あたふたと荷物をまとめて、大宮から長野新幹線で佐久平へ。
東京は梅雨入りしたかのような蒸し暑さでしたが、佐久平に降りると半袖カットソーにひざ下までのクロップドパンツなんて私だけ。カーディガンが欲しくなるくらいの肌寒さ。
駅前のホテルに泊まって、今朝の小海線で海瀬へ。

ここから、ひたすら国道299号線を辿ります。木の幹を大きく揺らす程の強風が吹いていますが、幸い西風、背中を押してくれます。
いきなり十石峠まで18キロの上り。前半は緩く、後半はそれより急になるものの大した事ない、と記憶していたが、考えてみれば今年初ヒルクライム。古谷ダムから先は、結構きつかった。

標高1300mを上回る十石峠は、初夏というよりも未だ初冬の装い(上の写真)。半袖のレーサージャージーでは、身体が芯まで冷えてきます。
ここから群馬県に入り、ウィンドブレーカーを着込んで痛快なダウンヒル。山腹を巻いて下る299号線の他、尾根伝いに下る矢弓沢林道というルートもありますが、前回確か矢弓沢を下ったので、今回は忠実に299号線を辿りました。車やバイクが結構上って来る上に見通しが悪く、さらに路面には落石が散乱しており、こんなところで落車しちゃ大変、と慎重に下り、上野村へ。
途中にはヴィラ・ド・ランスの大渓谷のような箇所も。


上野村と言えば、御巣鷹の尾根。さすがにそこまでは行けないので、せめて国道に近い「慰霊の里」に立ち寄ろうと思いましたが、これもまた結構な勾配を上った高台にあり、途中で断念。
「蛇木の滝」なる標識を見つけ、横道にそれてみましたが…

…これは砂防ダムというのでは。
緩い下り基調の道が続き、まずまず快調に神流町へ。

ここから志賀坂峠へ、6キロ強の上り。前回はこの上りで力を使い果たし、途中は自転車を押して上りました。
前半は渓流に沿った緩やかな上りですが、なるべく脚を使わぬよう楽に回していきました。「恐竜の里」あたりから、8%以上はあるかな、という急勾配。前回力尽きた間物という集落のあたりはインナー×ローにギヤを落として何とかクリア。
そして今日は、峠まで一気に上り切りました。やはり軽い自転車は違う…

400m弱の標高差を上り切り、志賀坂峠のトンネルを抜けると、奇怪な形の二子山、そして谷の向こうに武甲山が見え、それなりの充実感を覚えました。
ここから右手の山中に伸びていく道は、これまたサイクリストにはお馴染みの八丁峠を経て三峰口へと下る林道。こちらへ向かうオプションも考えてはいたのですが、さらにもう一つの峠越えはさすがにきついな、と…

小鹿野町に向かって豪快に下りました。十石峠の下りより道幅が広く、見通しも路面も良いため、ちょっと攻めてみました。風が向かい風に変わりましたが踏み続け、最高速度58キロ。
小鹿野で休息を取る予定だったが、そのまま走り続けました。小鹿野と秩父の間の小さな山越えでは、何故か内転筋がつりそうになってきつかった。
そして荒川を渡り、秩父市街へ。県の有形文化財に指定されている旧秩父橋の美しい造形が、旅の最後を彩ってくれました。


5月はまだまだ走るぞ〜!
Posted at 2011/05/15 23:00:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自転車 | 旅行/地域
2011年05月04日 イイね!

春うらら 寄居サイクリング

私の勤務先は流通業なので、祝日も仕事ですが、本日は急に一日だけ休みが取れ、最近の私には一番の贅沢「夜更かし朝寝坊」を満喫。

でも、今日のような気温20度の晴天となると、自転車に乗らなきゃもったいない!
ということで、11時前に、三週間振りにコルナゴをポーチから出し、寄居に向けて川越を出発。

黄砂もあって靄がかかったような空模様ながら、暖かな日差しが降り注ぎます。
この連休の行楽動向は「日帰り型」が主流を占めているとのこと。川越の蔵の街は、人車共に大渋滞。

鶴ヶ島〜坂戸〜鳩山と走り、丘陵を越えて槻川の渓谷へ。
この辺りには、沈下橋が幾つかあります。四万十川に比べて、雰囲気的にはちょっと劣りますが。

嵐山からは、昔の記憶を辿りながら、クルマの姿が殆どない長閑な道を、路傍の花々の色彩を楽しみながら走ります。
古き良き里山の風景が残る道で、一気に駆け抜けるよりも、風景の中にある自分とバイクを客体化するような感じで、のんびりペダルを回しました。


寄居は荒川が山地から関東平野に流れ出るところ。岩盤の上を清流が滑るように流れる「玉淀」の景色を橋の上からしばし楽しみました。

寄居には、池波正太郎や山口瞳が愛した「京亭」という鮎料理で有名な料亭がありますが、一人でふらっと行けるような店じゃないので、老後の楽しみということで…

寄居からは小川町に向かって、国道254号線を南下。しかし途中、面白そうな脇道を見つけて寄り道しながら…


そして東松山、川島町を抜けて川越へ。
往路は北西からの微風だったが、復路は風が回って南からの強い風に変化。
時に向かい風、時に横風。下ハン持ちっぱなしで我慢のライドとなりました。

走行距離はちょうど90Km程度。国道をひた走るよりも、裏道や農道を拾って、古い集落や里山の景色を楽しみながら、のんびり走るのにいいルートです。






Posted at 2011/05/04 22:37:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車 | 旅行/地域
2011年04月02日 イイね!

嵐山渓谷スプリングラン

今日も朝から川越駅前で、大学生達が並んで、被災地への募金活動にあたっていました。

彼らの誠意に水をさす気はないが、今や義援金を送りたければ、小売店の店頭、銀行振込、他にも多様な手段がある訳で、彼らの募金箱に頼る必然性はない。
街頭募金してる時間をバイトにあてて、その給料の一部を寄付する方が、余程ウツクシイのではないか…と、おじさんは思ってしまったぞ。

でも、こうして想いを行動に移しているだけ、彼らは立派だ…少なくとも私よりは。

そんな午前を過ごし、昼になって日がさしてきたので、ロードバイクで嵐山渓谷まで走りに行きました。

往路は少し遠回りして、川越から鶴ヶ島→坂戸→鳩山と、丘陵地帯の山の端を巡るルート。坂戸までは交通量が多く幅員も狭い、神経を使う道です。その先は車の量もグッと減り、身体も温まって、微風を受けながら田園地帯を快適なライド。

嵐山渓谷は、日本の庭園の父と言われる本多静六博士が、京都の嵐山に似ているということで名付けたとのこと。京都の嵯峨野に親戚がいるので、あちらの嵐山にも何回か行ったことはあるけれど…似ているのかどうか、よくわからない。でも伸びやかな土地で、以前からよく来ています。

槻川を渡る橋のたもとには、菜の花の黄色い絨毯。
寒い日が続いていましたが、ここ2〜3日で一気に開花したのかな。


あと2〜3週間で、東北でも新緑が芽生えるでしょう。被災した皆さんにとって、とりわけご親族や友人を亡くした方々にとって、今年の春の風景は、歓びよりも新たな悲しみをもたらしたり、或いは無情にすら見えるかもしれない。
一日も早く、心安らかに、この風景を美しいと思える日が訪れるよう祈っています。

広い河原はバーベキュー場として人気がありますが、今日は快晴にも関わらず、人影疎ら。
ここにも自粛ムードとガソリン高騰の影響が出ている様子。

その後、太平山の尾根を越え、槻川に沿って遠山郷の伸びやかな農村風景の中を、小川町の道の駅まで走りました。
午後の日差しが降り注ぐ遠山郷では、石灯籠の脇で桜が五分咲き。
このあたりは、ばりばりのロードレーサーよりも、年期の入ったシクロツーリスモ系の自転車乗りが多く、ちょといい感じです。

帰路は国道254号線、県道212号線等を経由する最短ルートで。
途中、数年前は確か田んぼか畑だったところに巨大なApitaが誕生していて驚きました。立ち寄って見て歩きましたが、確かにこれまで東松山周辺は魅力的なSCがなかったから、結構商圏も広く確保できて繁盛している様子。

帰り着くと、川越の蔵の街は穏やかな夕べ。ちょうど5時のチャイムが鳴り渡っていました。

このコースは、春も秋も、可憐な路傍の花々を友として、心穏やかに走ることができます。
走行距離68.7Km。小さな起伏はあるもののほぼ平坦、無理のないスピードで休憩を含めても、ロードバイクなら4時間程度で走れます。




Posted at 2011/04/02 23:38:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味
2010年12月21日 イイね!

冬の新潟ナイトラン with Colnago

一昨日の100Km走で己の不摂生を痛感し、週3回はロードバイクに乗ることに。
時節柄、帰宅後にグランツールのDVDを観ながら室内でローラー台に乗ることが多くなりそうですが。

しかし今夜は、外気温8〜9度で風もなく、郡山出張から戻った午後8時前から、新潟市内を軽く走ることに。

新潟の魅力の一つは、水辺の風景。夜もまた佳し。新潟空港付近から海岸沿いを西へ。
フェリーターミナルでは、秋田を経て苫小牧へ向かう新日本海フェリーの「フェリーしらかば」が、22時30分の出航を待っていました。


柳都大橋からの信濃川沿いの夜景は、私の好きな新潟の風景の一つ。正面は万代橋。


新潟駅南では、けやき通りで「新潟 光のページェント」開催中。
仙台の「光のページェント」そのまんまのネーミングも如何なものかと思うが、本家に比べて貧相すぎる。


新潟ジャズストリートなんてのも、仙台の定禅寺ストリートジャズフェスの借り物じみていて、それでいて全国からアマチュアミュージシャンが集まり街全体が音楽に包まれる、あのワクワク感には及びもつかない。

こんな真似事みたいなことしなくとも、新潟には誇れるものが数多くあるのに。
水辺の風景然り、酒と海産物然り、ラーメン然り。
美しい海岸線や信濃川、阿賀野川等の水辺があり、地形が平坦、ヒルクライムやりたきゃ弥彦山がある、というのは、自転車に乗る環境としても、これまで住んだ土地の中でかなり魅力的。

そんな思索を巡らしながら、気がつけば軽く25Kmほど走り、600〜700Kcalほど消費。
夏の夕べに顔面に当たる虫に悩まされながら走るより、よほど快適でありました。


Posted at 2010/12/21 23:41:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味
2010年12月19日 イイね!

新潟〜柏崎 ロードバイク100Km走

新潟〜柏崎 ロードバイク100Km走新潟〜柏崎の100KM走。今年4回目ですが、いつになくきつかった〜!
忘年会シーズンのこととて、体重はベストを3キロオーバー。体脂肪率は20%を上回り、最近は筋トレもサボりがち。
思い起こせばまともにロードバイクで走ること自体、一ヶ月前の酒田行き以来。完全な不摂生のツケと言わざるを得ない。

加えて、パン一枚とバナナ一本の朝食というのも失格…反省しきり。

さらに誤算だったのは、風。
概ね追い風と見込んでいたのだが、斜め前方から吹き付けてきて、それに向かって無理に踏み込んだせいか、大して上りがきついルートではないのに、出雲崎の手前で大腿筋に疲れが来てしまい、へろへろ。

冬の間は、真面目にローラー台で体力維持を図りたいと思います。

しかし、昨日と打って変わって、まるで初春のように穏やかな日本海の風景は素晴らしかった。
下の写真は、寺泊〜出雲崎間。
海も空もどこまでも蒼く、今ここに生あることの歓びに身を震わせるべきところなのであろうが、私の大腿筋は既に悲鳴を上げている状態で撮影。



その他の写真はこちらにアップしております。

Posted at 2010/12/19 18:54:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味

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自宅は埼玉県、2011年秋より、愛車のプジョーを手放してジャカルタ暮らし。 自分でクルマを運転することもままならぬ環境ですが、経済成長著しいこの国の交通事情な...
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