…先週の土曜・8月27日の昼下がり、急に思い立ち、長岡までひとっ走りしてきました。
この日、川越は、前日のゲリラ豪雨の余韻のような黒雲に覆われており、雨が降りませんよ〜に、と願いながら308CCの屋根を開け、関越道を北へ。
関越トンネルを抜けると穏やかな青空の下、魚沼の丘陵と水田が広がっていました。
関越トンネル〜長岡間の関越道は、のんびり走れる好きな区間。
東日本大震災の発生により影が薄くなってしまったが、半年前は、歴史的な豪雪に悩まされていたのだなあ。
今日は、山も水田も、濃き緑に覆われ、風もなく穏やかな日和。
クルコン入れて、そろそろ茜色に変わり始めた空を見上げながら、長岡へ。
「いち井」の焼きアゴスープに食指が動いていたのだが、営業しておらず、「青島食堂」へ。
しょうが醤油スープとゆるゆるの太麺。切り落としのチャーシュー。
僅か半年来なかっただけなのに、まー、懐かしくて嬉しくて。
今日は行楽日和で繁盛だったのか、そろそろスープもなくなりつつある様子。
店のテレビには夕映えに染まる新潟市内が映っていました。
外に出ると、長岡の空も…
さすがにラーメン一杯で川越に戻るのはもったいなく、越後の名湯・松之山温泉へ。
長岡から約50キロの道のり。
魚野川西岸の、起伏もカーブも多い道を走り、長い長い薬師トンネルを抜けて、
松之山温泉に着いたのは19時半。
町はすっかり寝静まっていましたが、入浴施設「
ナステビュウ湯の山」は結構な賑わい。
この施設は緑深い谷に面し、露天風呂からは対岸のさらに向こうの山々の稜線が、残照に浮かび上がる様が臨まれました。
泉質は「ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉」…かなりしょっぱい。
そして源泉95度ということで、ちょっと熱い。
しかしながら、日本三大薬湯に数えられるだけあって、何度でも入りたくなるいいお湯。
ここは、いろんな付加価値ではなくて、純粋にお湯とロケーションの良さで勝負できる、
すばらしい温泉施設だと思います。
外に出ると、満天の星。
iPhoneアプリの"StarMsp"を片手に、中天の白鳥座、こと座、さらにカシオペアなど探しつつ、火照った肌を夜風で冷ます、至福のひと時でした。
Posted at 2011/09/04 18:16:35 | |
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