ここはジャカルタの中心街、巨大ショッピングモールや外資系高級ホテルが集積するロータリー。ジャカルタの銀座四丁目交差点、といえばわかりやすいでしょうか。
日曜の朝8時。目抜き通りは自転車で埋め尽くされています。
ライダーの年齢性別も、多種多様。
平日のジャカルタ市内、特に表通りでは、自転車が走る姿は殆ど見かけません。
しかし今、ジャカルタは空前の自転車ブーム。
日常的な移動手段ではなく、スポーツ、ファッション、として認知されているのです。
日曜の午前中は、目抜き通りであるスディルマン通りのモナス〜スナヤン間、約8KMで、一部車線が自転車専用レーンとして開放され、自転車好きにはもーたまらない。
今週末は、現地パートナー企業の経営者が、ご自分のマウンテンバイクを貸して下さったお陰で、私も仲間入りできました。
ロードバイクは高価なためか(日本で買うのと変わらない)あまり見られず、スマートに飛ばしたい派は、ピストが主流。
ただ、ノンブレーキ・ピストが多いんだよね…死者が出る前にやめようね。
一番多かったのは、やはりマウンテンバイクかな。ミニベロも少数ながら走ってました。
お喋り好きで知られるインドネシア人。一列棒状でストイックに走る姿はまず見られず、横2,3列でのんびりと楽しそうに走っています。
脇道に逸れると、怪しげなサイクルウェアやサイクルグッズを広げている露天商もいて、さすがコピー大国、と何か面白い。
久々のライド、気持ちいいので調子に乗って、車線規制のされていない区域に乗り入れ、海岸まで走ったが、交通量膨大、信号ほぼなし、運転マナー最悪、という通常の交通状況では、極めて細心かつ大胆な走行が必要。
それに排気ガスのひどいこと。
平日に自転車乗りを見かけないのも頷けます。
でも本当は、ジャカルタの人達も皆、もっと自転車で走りたいんだね。
あんなに楽しそうなのだから。
Posted at 2011/10/02 17:28:18 | |
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