2010年09月24日
クルマ買い替えにあたり、優先度低と考えていた308CCの試乗にディーラーを訪れたのは、よく晴れた9月の日曜の午後のことでした。
「308CC、いいクルマですよ!」という、セールスマネジャーの方の自信に満ちた言葉と共に、試乗に出発。
まず、実にスムーズな加速性能は、完全に先入観を覆すものでした。
車両総重量1580Kgに1600ccのエンジン、どうなの?と思っていたのですが。
ターボチャージャーの威力で、2.4〜2.5リッター並みのパフォーマンスだそうです。
これなら高速道路の合流や上り坂でも不満はないでしょう。
ルーフを閉じていると、室内は実に静か。
試乗車はヴィンテージ・レザーのGriff。レザーシートは魅力、但しインテグラルレザーまで行くとスノッブな印象で、自分にはここまでは不要かな、と感じました。
実際に購入して乗り始めてからは若干考えが変わって、Premiumのプラスティッキー感がちょっと残念に思えるのですが。
電動シートも、「オーバースペックじゃない?オプションにして価格下げたら?」と思っていましたが、2ドアのクーペではポジションメモリ機能が必需品に近いですね。
途中で路肩に停車し、屋根をオープン。スピーディで静かな動きに驚きました。
「どうですか?この猫足」同乗のセールスマネジャーさんが、クルマへの愛情と自信に満ちた声で尋ねます。
路面状況はドライバーにしっかり伝わり、それでいてしなやかで滑らか。
スピードメーターは見づらかった。
無駄に250Km/hまで表示がある分、目盛の間隔が狭い上に、
数字表示は何故か「…30-50-70-90-110…」。
これまで私が乗ったクルマは全て「…20-40-60-80-100…」なのだが。
ドリンクホルダーがついていないのも不便。一日2リットルは水分を摂取しなければいけないのだぞ。
そんな小さな不満はあるものの、そのスタイリッシュさ、ドライビングの楽しさ、さらには所有する喜びというか…私の中での優先順位は、確実に上がりました。
ただ、Premiumでも420万円、一介のサラリーマンには決して安い買い物ではなく、購入後のコストも割高。
満足価格になるかどうかだな、と思いながら、ディーラーを後にしたのでした。
Posted at 2010/12/08 22:41:36 | |
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308cc | クルマ
2010年09月23日
年末に向けて、8月末より買い替え車種の具体的選定を開始。
実用性重視で「ミニバン/ワゴン系」か、それとも「個性的で、とにかく運転して楽しいクルマ」か。
方向性の異なる2つのコンセプトで、興味を持ったクルマの試乗のため、ディーラー回りを始めました。
ミニバン/ワゴン系では「レガシィ ツーリングワゴン i-sight」が非常に気に入りました。
試乗した限りでは、CVTのスムーズさ、静粛性、適度な重厚感、リアシートの広さに荷室の使い勝手、あらゆる点において文句のつけようがない感じ。
私は身長177CMとやや大柄な方、小さいシートが苦手なのだが、この座面の広さは合格点、さらに13万円プラスでレザーシートにできるのも魅力的。
全般に、価格以上の価値が感じられました。
運転して、とにかく「楽しい!」と思ったのはMINI S Clubman。
加速感、小回り、独特のインパネ。オプションの豊富さも魅力的。
Clubmanとはいえ室内スペースは限られますが、乗車人員や荷物の搭載量を犠牲にする価値は十分にあるかな、と思いました。
どのクルマも、それぞれの良さがあるので、色々乗ってみればみるほど迷います。
さて、308CCは、5番目に試乗。
正直、自分の中でのプライオリティはかなり低い状態で、ディーラーを訪問したのでした。
今回ラインアップした中では一番値段が高い。
仮に10年間乗った場合の総コスト(購入時諸費用、以後の自動車税、ガソリン代)を試算しても、エコカー減税が適用されず、3ナンバーで、ハイオク仕様、燃費11.0Km/l、必然的に他の候補車よりかなりの割高。
フランス車は値崩れが大きいとか、故障が多いとかいう話も聞くし。
車両重量1580Kgに1600ccのエンジンでは、加速性能も、街乗りで重要な「きびきび感」もゼロじゃない?
実用性、という観点ではMINI以下。スキーキャリアもサイクルキャリアも付けられないわけで。
某自動車メーカーで40年勤め上げた叔父貴の「嘆かわしい!」という声が聞こえてきそうなチョイスだな…
そんなわけで、ま、この機会に一度乗ってみようか、という域を出ていなかったのでした。
Posted at 2010/12/02 22:40:49 | |
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308cc | クルマ
2010年09月22日
私が丁寧にケアしてあげなかったために、底面が錆びてぼろぼろになってしまった「シャリオグランディス」。
いよいよ13年振りの買い替えを検討せざるを得なくなりました。
次はエスティマハイブリッド!と、内心決めていたのですが、車両総重量がマンションのピット式駐車場の制限にひっかかり、断念。
車検は12月末まで残っているので、まあ折角の機会、色々検討して決めることにしました。
さて、シャリオグランディスを購入した頃は、福島に赴任中。
自然に恵まれた環境で、アウトドア好きな友人も多く、毎週のようにスキーやキャンプ、カーサイクリングを楽しんでいました。
故に、必然的に「4WDのミニバン」に行き着いたわけです。
しかし、当時の友人たちも、今では概ね家庭を持って落ち着き、40代も半ばになって独身の極楽とんぼをやっているのは私くらい。転勤を重ねるうち疎遠になってしまった人も少なくないし。
ミニバンの大きな車体が活躍するのは、実家に帰省して家族を乗せる時、自転車を積む時、引っ越しの時、及びアジアン家具を衝動買いした時くらいになっております。
ならば「実用性」重視の選択だけでなく、
「楽しさ」「スタイル」を追求したクルマも、この際、試乗してみようかな。
本屋に走って新車購入ガイドを数冊買い求め、数回に亘り半身浴しながらページをめくり、
夜な夜なMacBookに向かって試乗インプレッションやユーザーレビューを検索し、
絞り込んだ候補車は…
【実用性重視型】レガシィツーリングワゴン、デリカD5、オデッセイ、ボルボV50
【楽しさ重視型】MINI S Clubman, 308cc
ただ、この頃は「色々迷って、結局のところ、またミニバンかワゴンを選ぶんだろうな〜」と思ってました。
10月末くらいまでに川越に戻った折に順次試乗して、年末に納車くらいのスケジュール感で、買い替えを進めよう、と心に決め、9月第1週の週末から乗り歩きを始める事にしました。
Posted at 2010/11/25 23:27:29 | |
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308cc | クルマ
2010年09月21日
シャリオグランディスの次に買うクルマ、実は随分前から「エスティマハイブリッド!!」と心に決めていました。
その理由は、
(1)長期的に原油高の傾向は避けられないだろうから、やはりハイブリッド。
(2)今雪国暮らしであること、実家への帰省、スキー、etc.を考慮すると、4WDが欲しい。
(3)ロードバイクの運搬など考えると、やはりミニバンかステーションワゴンがいいかな。
以上の条件を満たすクルマというと、極めて選択肢が限られていたからです。
しかし、致命的な問題が発覚。
川越に所有しているマンションの駐車場はピット式。車両総重量2000Kg以下との制限あり。
エスティマハイブリッドは、グレードに関わらず、軽く2300Kgを超えます。
新潟で借りている青空駐車場なら何の問題もないのですが。
そこで、(1)HVに拘って、(2)(3)の条件は諦めようかとも思いましたが…
プリウスは好きだけれど、あまりに多すぎて面白くない。
インサイトは乗ってみたけれど、チープな感じで好きになれなかった。
サイ、クラウン、レクサスはオヤジっぽくて嫌。
現時点ではHVはまだ選択肢が少なく、個人的には満足できるクルマが見つかりませんでした。
あと5年くらい待てば、さらに魅力的な楽しいクルマが増えるでしょう。
ならば、今敢えてHVには拘らない方がいいだろう。
よって、今回はHVという条件を捨てたわけですが、その上どうして、(2)4WD(3)ミニバンかワゴン という条件にも全く当てはまらない308ccになったのか。
今思うと、自分でも不思議なのですが、次の機会に当時の事を思い起こして書こうと思います。
Posted at 2010/11/24 22:11:35 | |
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308cc | クルマ
2010年09月20日
遡って、8月8日の夜のこと。
その週末は、海外から一時帰国している友人夫婦と戸田橋花火大会を見に行き、コルナゴで見沼代用水等を走り、
日曜の夜、97年から乗り続けている「シャリオグランディス」で、川越から新潟への途に就きました。
快適に走り続けて、長岡を過ぎたあたりでのこと。
明らかに「マフラーに穴が空いた」と思われる爆音と共に、車体に激しい振動。
アクセルを踏み込むと、シートにまで堪え難い震えが走るほど。
だましだまし、何とか新潟まで帰り着きました。
次の週末は、実家に墓参りに戻る予定があったのですが、ディーラーもまたお盆休み。
会社で取引のある修理工場も同様。
そこで実家への帰省には、一度乗ってみたかった「インサイト」をレンタルしましたが、
チープな感じで今ひとつ好きになれませんでした。
あくまで「実用車」であって、ドライビングを楽しむクルマではない、というか…
盆明け、仕事が忙しく、修理工場への持ち込みは月末になってしまいましたが、
「底に穴が空いてます。危険な状態ですよ」とのご指摘。
冬の高速道路を走る事が多いので、塩化カルシウムでボディがかなり痛んでいたのです。
3年ほど前から点検のたびに言われていたのですが。
もう13年間、十分に働いてくれたクルマ、年末に買い替える予定ではいたのですが、
これでさすがに観念しまして、買い替え車種の検討を開始した次第です。
Posted at 2010/11/23 23:28:31 | |
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308cc | クルマ