私の勤務先は流通業なので、祝日も仕事ですが、本日は急に一日だけ休みが取れ、最近の私には一番の贅沢「夜更かし朝寝坊」を満喫。
でも、今日のような気温20度の晴天となると、自転車に乗らなきゃもったいない!
ということで、11時前に、三週間振りにコルナゴをポーチから出し、寄居に向けて川越を出発。
黄砂もあって靄がかかったような空模様ながら、暖かな日差しが降り注ぎます。
この連休の行楽動向は「日帰り型」が主流を占めているとのこと。川越の蔵の街は、人車共に大渋滞。

鶴ヶ島〜坂戸〜鳩山と走り、丘陵を越えて槻川の渓谷へ。
この辺りには、沈下橋が幾つかあります。四万十川に比べて、雰囲気的にはちょっと劣りますが。

嵐山からは、昔の記憶を辿りながら、クルマの姿が殆どない長閑な道を、路傍の花々の色彩を楽しみながら走ります。
古き良き里山の風景が残る道で、一気に駆け抜けるよりも、風景の中にある自分とバイクを客体化するような感じで、のんびりペダルを回しました。

寄居は荒川が山地から関東平野に流れ出るところ。岩盤の上を清流が滑るように流れる「玉淀」の景色を橋の上からしばし楽しみました。
寄居には、池波正太郎や山口瞳が愛した「京亭」という鮎料理で有名な料亭がありますが、一人でふらっと行けるような店じゃないので、老後の楽しみということで…
寄居からは小川町に向かって、国道254号線を南下。しかし途中、面白そうな脇道を見つけて寄り道しながら…

そして東松山、川島町を抜けて川越へ。
往路は北西からの微風だったが、復路は風が回って南からの強い風に変化。
時に向かい風、時に横風。下ハン持ちっぱなしで我慢のライドとなりました。
走行距離はちょうど90Km程度。国道をひた走るよりも、裏道や農道を拾って、古い集落や里山の景色を楽しみながら、のんびり走るのにいいルートです。
Posted at 2011/05/04 22:37:11 | |
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