支承

昨日のネタに重大な誤りがありました。

中須賀選手のYZF-R1のゼッケンは
５じゃなくて21でした。訂正するのも
面倒なので、こっちに正しい画像を
貼っておきます（出典はこちら。）
この後、８耐スタート直前に負傷した
中須賀選手にかけるA・ロウズの言葉がいいんだ･･･。

閑話休題。
厚真町に行ったときの事、「車道通行止」の橋がありまして
（平日は小学生の登校路でもあります）避難所から
徒歩での移動も考えて見に行ったところ、素人目では
路面に若干の段差がある以外大きな異常は
見つけられなくて不思議に思っていました。


北見工業大学地震防災工学研究室の調査書を読むと
支承が割れておりました。これは気がつかないよな～。
　　　
橋のたわみをここで緩和して橋や橋脚の損傷を防ぐ
重要な部品のようです。橋の「靴」みたいなものとか。
じっさい、震度７で揺れても崩落せずに済んでいるし。
（海外の耐震基準ユルユルなとこなら折れてそう。）
　　　
この橋はピン支承を使っていましたが、他にも色々と
種類があります。一々解説するとタ○リ倶楽部みたく
なるので、その辺は各自で調べてください。

で、支承が壊れたら橋をかけ直すことになるのか？と
思ったら、車のサス交換みたいにジャッキアップして
修理するみたいです。
ジャッキがどんなんか気になる！？と検索したら
　　　
トラクター用油圧ジャッキに似た（ただしサイズは桁違い）
シロモノでした。カサ上げの仕方もあんま変わらんしｗ
※画像はドービー建設工業さんから拝借しております。

余震がまだ残るうえ、橋全体の状況確認も済んでいるか
不明ですが（町の北東部の被害が甚大で手が回らない？）、
なるべく早いうちに復旧するといいな…と思うのでした。