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ご挨拶遅くなってしまいました。
あちこちのコメント欄にはおじゃましておりましたが(笑)
本年もどうぞよろしくお願いします。
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この冬はやたらと寒いですね。
寒さの切れ目がないような気がします。
先日も晴れ間を見計らって布団を干しましたが、
日が当たった面を触っても、温かくない・・・!
寝れば温かいのでよいですが。
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さて、昨年から自分の将来以上に(笑)気になっている、
ロベルト クビサのF1復帰なるか?というトピックです。
<追記>
milky_takeさんへのコメント返答に書きましたがここにも追記します。
ロシア(ソ連)とドイツに煮え湯を飲まされ続けた東欧の弱国ポーランド出身、手負いのクビサ。
大国ロシアの「持参金小僧」を相手に奮戦する図は、
クビサ応援団が横断幕持参でテスト走行に大挙くりだしてくるのも納得、共感できるものがあります。
<追記ここまで>
◇ ◇ ◇
時系列で記すと
■2011シーズン前、出走したラリーで大クラッシュ。
あわや右腕切断、多数の骨折の大けがを負い、F1参戦を中断。
(当時ロータス ルノーGP(現ルノーF1)所属)
■クビサの代役には、BMWザウバー時代のチームメイト、ハイドフェルドが採用も不振、
途中からブルーノ セナと交替(こちらも不振)。
※ちょうどこのシーズンからブリヂストンに代わり、ピレリタイヤのワンメイクとなる。
ちなみにこのクラッシュ、
ちょうどガードレール切れ目でコースアウトしたため、
ガードレールが車両を貫通する(串刺し)激しいもので、
僅かにずれていれば命を失いかねなかったものでした。
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・
■何度かの手術と懸命のリハビリを経て、2012シーズン途中からラリー復帰。
■2013シーズン、WRCの下位クラス、WRC2でチャンピオン獲得!
■2014シーズンからはWRC参戦。
2016、モンテカルロラリーを最後にWRC撤退。
■2016、ムジェッロでの12時間耐久レースにGTカーで出走。
サーキットレースに復帰を果たす。
■2017シーズン、バイコレス チームからWEC参戦(LMP1クラス)が報じられるも、
シーズン開始前に離脱。
(元スパイカー、ケータハム等F1チームマネージャー、コリン コレスが主催)
■2017年6月・7月 ルノー(ロータス時代の)旧型車を使ってテスト走行。
実戦以上の距離を走破し、タイム非公表もチームからは好評価。
■8月 現行2017車を使用してのシーズン中合同テストにルノーが起用。
プログラム詳細不明ながら、控えドライバーのシロトキンよりも速かった、と伝えられる。
チームはクビサを高評価も、来季契約には言及せず。
■9月 折しもマクラーレンのホンダPU供給解約に伴い(?)、
トロロッソがホンダと来季契約のためルノーとの来季のPU供給契約解除、
ルノーは違約金(の一環?)として、かねてから目をつけていた、
トロロッソのサインツを2018シーズン、所属元レッドブルからレンタル契約することを発表。
なお、もう一台のシートはヒュルケンベルクが残留のため、
クビサのルノーからの2018シーズン出走は不可能に。
■9月 2016F1チャンピオン、ニコ ロズベルグをマネージメントチームに迎える。
※ニコはウィリアムズよりF1デビューし、メルセデスGP移籍までチームを支えた重要人物。
■10月 ウィリアムズの旧型車を使用してシルバーストーンでテストドライブ。
チームは高評価を与え、「来季が楽しみだ」とのエンジニアの声も報じられる。
■11月 シーズン末の(現行車での)アブダビテストに、
チームはシロトキンとクビサを出走させる。
■12月 当初はクビサが有力といわれた2018年ドライバー候補、
巨額のスポンサー資金を有するシロトキンが内定、との報道。
発表は年明けになるとのこと。
■2018年1月 クビサはウィリアムズのリザーブ契約を目指すとの報道。
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一時はほぼ確定かと思われた、2018年ウィリアムズからのF1復帰ですが、
土壇場に来て、瓢箪から駒、「長期F1浪人」シロトキンが有力と見られているようです。
当方含め、「金目当てか!」と
世界中でウィリアムズ非難の声が渦巻いていることと思いますが、
「クビサ、シロトキンの両者とも、F1ドライバーにふさわしい」と、
ルノーのエンジニアは評価するコメントをしています。
一説に、予選パッケージでのタイムの伸び代が、
クビサよりもシロトキンが勝っていた、とのこと。
ピレリのエンジニア曰く、
「クビサはピレリでの走行の経験が少なく、タイヤの扱いへの習熟が必要」
とのことで、経験を積めば問題ないとのコメントがありました。
F2(GP2)用のタイヤをベースにしている現行F1用ピレリに、
「長期浪人」シロトキンが馴染んでいるのはいうまでもないところです。
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ウィリアムズのリザーブ就任、となると甚だ不本意にも思えますが、
間近に迫った2018車のシーズン前テストに加え、
シーズン中もフリープラクティス出走等を重ねて、
ピレリタイヤの特性を掴みさえすれば、チャンスは少なくないとの展望です。
誰かの不振を願うわけではありませんが(笑)、
すぐに思いつくのは
●ドライバー二名とも経験値、速さに疑問符付きのトロロッソ
(特にハートレイ)
●4シーズン出走も、速さも安定感も疑問だらけのエリクソン(ザウバー)
●ベッテル、アロンソに比べるまでもなく、「まさかの」フェラーリ復帰以来、
「勝てるようには見えない」ライコネン。
といったあたりですね。
前二者はどちらも来季はマシンの戦闘力も上向くと思われるので、
途中加入でも参戦する意義はあると思います。
ライコネンに関しては、エース格ベッテルがコンビを望んでいるとの説が有力ですが、
毎年のようにチームボスから発破を掛けられているのも事実です。
ただし、参戦休止以前にオファーを出していた(といわれる)とはいえ、
フェラーリがクビサをいきなりドライブさせる可能性は低く、
F1復帰の注目度を商業的に当てにする理由もないので、
実績を出してから、パフォーマンス次第となると思われます。
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二年続けて「格下」フォースインディアにコンストラクター順位で負けてしまった、
自称「名門」ウィリアムズですが、ファンの目からも見て明らかなのは
①ドライバーの速さ、安定感、アグレッシブさに欠ける。
②ここ10年ほど、毎年のようにシーズン当初はまずまずでも、
シーズン中のアップデートが低調で、しかも一貫性に欠ける(要はじり貧)。
といったところです。
◇ ◇ ◇
①については、古くはチャンピオンを獲得し、年棒増額要求したマンセルやヒルが、
翌年移籍を余儀なくされたように、
伝統的に「予算配分において」、ドライバーに重きを置かず、
マシンの開発のための投資を重視するチームの姿勢が根底にあるのは想像に易いところです。
ただし、フォースインディアにしても高給を支払っていないのは明らかで、
ウィリアムズはロズベルグ離脱以降、昨年までのマッサにしても、
スポンサー重視、安定度や開発能力に不安が多いドライバー選抜が続き、
開発の方向性も迷走を続けているように見えます。
その点クビサはチームをエースとして支えてきた実績もあり、
マシンの開発、セットアップに関しても不安は少ないところです。
ところで、マクラーレンが2017シーズン、
バトンに高給を支払い「第三ドライバー」として確保したのは、
ウィリアムズと契約させないためであったと見るのが妥当でしょう。
(あるいは2018年スーパーGT出走も、ホンダによる対ウィリアムズ策謀?)
2018シーズンでいえば、テールエンダー常連のマノーやザウバーでポイントを獲得し続ける、
超有望株ながら、行き場のないウェーレインを「安月給で」加入させる大チャンスながら、
契約しない(できない?)辺り、
2009シーズン活躍を見せたヒュルケンベルグを2010年シーズン開始直前に放出し、
「ベネズエラ国家予算持ち込み」マルドナードを加入させた件を思い起こします。
結果として巨額のスポンサー資金もチーム力強化に結びついていない事実は、
株式を上場しているウィリアムズ、当方が株主なら甚だ不安になりますね。。。
◇ ◇ ◇
②については、BMWと袂を別って以来の、慢性的な資金不足が真っ先に浮かびます。
しかしながら、前項①で指摘したチームの予算配分との整合性がなく、
例えば2017シーズン開幕直前、BWTとのスポンサー契約まで
毎年「崖っぷち」と報じられたフォースインディアに見る、
失敗のない確実な車両開発・セットアップの方向性による「実戦力の高さ」こそ、
ウィリアムズが目指すべきところではないでしょうか。
実績のない今季のドライバーラインアップで低迷に陥った場合、
会社存続の危機となる可能性も否定できないので、
ファンの注目と期待を集めるクビサを、リザーブででもつなぎとめるのは、
株価下落防止策ともなると思います。
ところでウィリアムズにしてチーム運営に苦慮する事態、というのは、
B.エクレストン時代からの「チーム間での賞金等分配の不公平」
(=フェラーリおよび上位・古参チーム偏重)に起因する部分もあり、
新体制による公平な運営による、健全な活性化(出走チーム・台数増加)を期待したいところです。
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今季はチームの仕事の進め方と、現代F1マシンへの習熟を深めつつ、
不安定なパフォーマンスが続くストロールの契約が切れ、シロトキンの結果も出るであろう、
2019シーズンのウィリアムズのレギュラーシートを視野に入れつつも、
有力他チームからオファーがあれば解約可能オプションなど、
場合によっては2018途中からでも参戦、というのがクビサ側の目標と思います。
<追記>
本日1月17日、シロトキンがレースドライバー、
クビサはテスト・開発ドライバーとの発表がありました。
クビサは「チームに協力・貢献できるのが楽しみ。あくまで実戦復帰を目指す」とのことです。
<追記ここまで>
復帰したクビサが、ふがいない若手を蹴散らす走りを見せてくれる日を、
焦らず楽しみに待ちましょう。
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