年度末到来で毎日バタバタと非常に忙しい感じになってしまっており、毎日フルスピードで大量の物事をこなす毎日です・・・
例の件で、在宅ワークが入るのですがやはりマネージメントのお仕事は自宅では難しく・・・
しかも、オフィスにいるときは予約の来客が大量で・・・お疲れモードです(涙)
国際情勢もかなりきな臭い感じで、とても現代の出来事とは思えませんし、この時期はストレスが溜まります。((+_+))
と言う事となんですが、最近気になっているこのデジテック社の件です。
なんでも、ドイツ車などを中心にいわゆるECUマップの適正化を実施している海外のチューナーなのですが、どうも国内でもかなり実績があり大変好評らしいのです。
僕の乗っている珠玉の981型ポルシェケイマンGT4CSも当然ラインナップがあるんです。(汗)
自分的に、981型GT4の美点は軽量な1,350kg程度の車体に6速MTでパワフルなNAエンジン搭載による高い運動性能だと思っておりますが、静岡の某お方の991.1GT3に乗ると、同じ3,8リッターの排気量でも、475PSに対して385PSとパワー的には当然としてもやっぱりエンジンのフィールと言う点については明らかに劣勢だと思います。
そもそも981型ケイマンGT4の原動機は991.1カレラSと同様の形式を積んでいるのですが、公称パワー的に400PSに対して385PSなので15PS少なくなっており、明らかにポルシェ社としてモデル911を頂点としたヒエラルキーを強く感じます。
恐らく、決して911を超えないように?という意図からECU制御で意図的に低いパワーとする味付けになっている様子で、デジテック社のECU施工を行うと、なんと伸びしろが多く41PSアップの426PSになるようなのです。(驚)
ターボならまだしも、マップを書き換えるだけなのに自然吸気エンジンでこのパワーアップ具合は通常考えられない気がします。
さらに、この表からしても4リッター自然吸気の718GT4と比較しても981型GT4のパワーアップ具合が際立ちますよね・・・
やっぱり981GT4発売時におけるメーカー側の思惑を強く感じます。
経験上718GT4と同じ原動機を搭載するGTS4.0をドライさせていただいた事があり純正で400PSですが車重も80kg以上重たく、エンジンを回すと素晴らしいものの低回転域のエンジンの奏でる音質がちょっと僕的にはイマイチ・・・
やっぱり環境性能重視の世の中なので仕方ないんでしょう。
このデジテック社のECU施工してやれば明らかに981型GT4の軽量具合と美しいサウンドに+してパワー的にも申し分ないのではないかとかと妄想しておりました♪
妄想は日々高まるばかりで、もうコレはやるしかない?(笑)
と言う事で、ストレスもたまっていたので、思い切って金曜日に急遽TELにて予約を入れてしまいました(汗)
本日は嫁さんも行きたいと言うので、ドライブがてら大阪まで向かいます。
まずはハイオク満タンにしますが、流石にハイオクは170円程度と高いですね・・・
天気は最高で非常にポカポカ陽気で春を感じながら第二京阪経由で大阪の堺市へ向かいます。
そしてやって来たのはデジテックセンター大阪です。
道中のルートをヤフーカーナビに頼っていたら、全然違う場所で、少々迷いましたが、お店にTELして場所を確認して高速を戻る羽目に・・・
何とか予約の時間に間に合いました(笑)
到着したら既に夕方なので、早速施工して頂きます。
施工中は大量の電力が必要らしいので、バッテリーチャージャーに接続してもらって作業スタートです♪
OBDポートからデータを呼び出して、データは本社から遠隔操作で書き換えする様子です。
時代は進んでいるんだなぁーと感心しながら1時間程待合室で美味しいコーヒーを頂いて、嫁さんと我家の愛車ラインナップについて暫く談義しておりました。
そして、サラッと完成です。
まずは問題が無いか?
テスト走行なのですが、もうエンジン始動しただけで排気音のサウンドが変わっているのを感じました(汗)
なんか今までと違う????
お店で注意点を伺って、代金をお支払いしてとりあえずは帰路につきます。
しかし、もう走り出して100mで違いが分かります。
何だかアクセルが軽い・・・
少ないスロットル開度で車がスルスルと軽く前にでる感じがします。
そして、半信半疑のまま高速に乗るともう、
強烈に違います!(驚)
何というか、これまでのエンジンフィールがどことなく重たい感じだったのが、軽く高回転まで回りこれまでよりも数段パワフルなのです。
また、中回転域に存在してトルクの谷間が無くなってスパっと回り、気が付けばスゴイ速度域に(汗)
エンジンサウンドもこれまではどちらか言うと、「ゲロゲロ系」の重厚なサウンドでしたが、雑味が無い
「澄んだ乾いた奇麗な音質」になっております。
さらに、アクセルレスポンスが鋭くなり、もう最高♪
車に興味が無い、嫁さんでさえ、行きとはなんか違うと言います(汗)
と言う事で、夕方に定位置の第二ガレージに戻しました。
帰りの高速はかなり混んでいたので、流石に性能をフル官能する事はできませんでしたが、車体の軽さもあって、あの憧れたGT3のどこまでも突き抜けてゆくような凄まじい回転フィールに似た感じ?に近くなっていると感じます。
まぁ、流石に原動機は違うユニットですから、物理的に9,000回転は回りませんが(汗)費用対効果を考えてもコレは非常に満足できる違いを感じます。
さすがは426PS!
パーツ交換無しのソフトウエアの変更のみでこの成果は驚きで、まさにポルシェのヒエラルキーを覆す成果となりました。
981GT4本来のあるべき姿になったと言うのが正直なところです。
詳細はまた後日にします(笑)