年末年始のお休み3日目です。
昨夜は左手人差し指のケガで、夜寝ていても痛みが・・・(涙)
本当にもういい歳なんだし、趣味の車弄りで負傷していたらダメですよね~
と言う事なんですが、朝7時になっても家族は誰も起きてこないんですけど、外はうっすら雪が積もって非常に寒い大晦日の早朝になりました。
流石に今日は大掛かりな整備はやりたくない天気ですし、どうしましょう?(笑)
昨日の手をザックリカットしてしまい・・・
もう戦意喪失してしまったあとの続きなのですが、もうこのまま放置しよう?
と考えてましたが、今回は4輪ともウマに乗せており、デフオイル交換だけの予定では無く・・・
気になっていたブレーキフルードのフル交換作業も予定していたのです。
と言うのも、僕のカプチは数年前にブレーキ強化の観点で、
54φピストンのswift用キャリパー&250mmサイズのカルタス用社外12スリットローター仕様にプライベート作業にてステップアップしております。
カプチの純正230mmローターなブレーキシステムもキャリパー自己OHして社外パッドと組み合わせましたが、完璧な状態でも絶対的なストッピングフォースが不足しており、正直ある程度パワー出ていると安心感が無くなり乗っていたもアクセル全開にできずに怖かったです。
あれから数年経過しましたが、効き具合は純正のシステムと比較しても圧倒的なパフォーマンスを発揮しておりますが、最近ブレーキタッチも深く・・・
神戸のマイスターのファクトリーでアライメント調整時にブレーキのタッチを指摘されていましたので(汗)
ワコーズのDOT4も半分程度在庫しておりましたが、途中で足らないのは避けたいので・・・
お値段に負けてモノタロウブランドのDOT4も手配しておりました♪
この1リッターサイズで700円ほどなのでワコーズ製の1/3以下(驚)しかも、他のものと同時に10%引きの日に注文したのでお得感あります。
ちなみに、今回は出番無かったですけどね。
ケガが痛むものの・・・
フルード交換ぐらいなら軽作業だし。右手だけでも出来そうかなと?
まづはタンク内の古いフルードを吸い出しました。
そして、フルード補給器をセットします。
補給器無いとブレーキマスターのエア噛みの危険増大しますから僕のような横着者には必須のツールです。
万が一マスターにエア噛みしたらいくら僕程度がエア抜きしてもいつまでたってもエアが抜けない状態になっちゃいます。
モチロン誰もお手伝いは居ないので、エア抜きにはワンウエイバルブ付きの透明シリコンホース&透明のワイン瓶を使います。
しかし、これだとブレーキペダル踏みっぱなしに出来ないため、最後にエア抜きプラグの付け根部分から若干のエアを吸ってしまうと思います。
そこで、ある程度フルード排出したら最後の仕上げはエアーコンプレッサーを使った負圧式のエア抜きツールを活用してから最終的にプラグを閉めております。
これで一人ではどうしても失敗しやすいエア抜きも完璧かと?
カプチはABS等全く装備されていませんので、マスターシリンダーから遠い左後・右後・左前・右前の順番に同じ作業を繰り返します。
ちなみに、パワステもありません(笑)
リア側のブレーキキャリパーは構造上引きずりやすいのですが、純正強化スプリング対策キット使ってありますので、動作に問題なかったです。
ただ、リアのディクセル製スリット加工ローターはパッドの攻撃性が高いのか?
普段からダストも多いし、結構消耗してきました。
パッドはエンドレス製MK72でウイルウッド製調整式ブレーキバランサーでリアを最強にして大径&大ピストンキャリパー装備のフロントとバランス取ってるのも影響してるのかもですね・・・
しっかり、リアブレーキも仕事してくれていると言う事で理解します。
構造が簡単なフロント側もその他のブレーキパッドの残量やスライドピンの動き・ピストンブーツ回りもチェックしました。
パッドはフロントはプロジェクトミュー製HC+ですけど、こちらはパッド&社外12スリットローターともに全然減ってない感じ?
カプチのブレーキ回りについては装着当時に全て自己フルOHしながら組んだのですが、通常ノーマルキャリパーで錆が発生しやすいブレーキピストン周辺のブーツ付け根あたりも、特に問題ない感じですね。
と言う具合にブレーキフルード交換作業も何とか完了です。
やっぱり、他車種のキャリパー使うとマスターシリンダー容量が少なくなるようでステンメッシュブレーキホースも使ってますケド、タッチはどうしてもダイレクト感の少ないスポーンジーなフィールになりがちですが・・・
こまめなエア抜きでペダルタッチはカッチリしますので、ある程度改善できると再確認です。
まあ、高価な社外のブレーキシステムでも無いあくまで先人の知恵による純正流用なのでこの辺はコストとのバランスを考えると完璧でなくても納得できるシステムだとは思ってます(笑)
ワンウエイバルブを使った方では結構な量が抜けますが、エアーを使った負圧式はそれほどの量が抜けてはいないですね・・・
この負圧式はプラグの付け根ねじ山からエアーを吸うようで?
いつまでたっても気泡が出るので、ある程度慣れが必要ですね~
しかし、仕上げで使うと結構イイ感じのブレーキタッチになるので必須工具です。
最後に錆防止の観点から車高調ぐらいをバリアスコートでお手入れしてから、ホイールを装着してから着地させます。
GT4やAE86では拘ってやっちゃいますケド・・・
カプチの下回りのお手入れはやりだすと普段乗りで使えなくなっちゃうのでやりません(笑)
コイツは質実剛健に自分で弄りたいと言う欲求を満たしながらお手軽に楽しんでますからね♪
もう夕方になちゃいましたね(汗)
チョットだけ近所を試乗してみましたが、車庫入れでもLSDのチャタリング音は消えており、ブレーキタッチは安心感でましたので、カプチの年末整備も終了です。
それにしても、指の痛みを忘れて作業してしまい・・・
終わるとまた痛みだしましたよ(涙)
カプチも久々にしっかりと整備できて来年も安心して乗れます。