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2017年01月07日

スズキ スイフト RSt 試乗記

スズキ スイフト RSt 試乗記 本日は昨年末12月27日にフルモデルチェンジした新型スイフトに早速試乗してまいりました。試乗グレードは1000CC直噴ターボエンジン「ブースタージェットエンジン」を搭載した最上級グレードのRStです。正直、この試乗記は自分が所有するクルマとの比較で多少厳しめのコメントをかいておりますが、そこは「個人の感想」と捉えていただき、ご了承いただければ幸いです。

エクステリア


先代、先々代と10年以上ほぼ共通のデザインだったということもあって、キープコンセプトながら「変えた」感を出したかったデザインかなと。ネット上では結構賛否両論あるようですが、私には艶やかで多少躍動感を感じるデザインと感じています。おそらく生産上の都合でボディ上部を走るキャラクターラインが中途半端に見えるのが惜しいところですね。

インテリア


先代と比較してデザインは変わったものの、クオリティは同等ですね。私にはステアリングが少々細目で若干握りにくいことが気になりました。また試乗中の静粛性についてはロードノイズは仕方ないにせよエンジン音は低めで気になるようなことはありませんでした。

シート

フロントシート


リヤシート

フロントシートの大きさは172㎝の私には適切な大きさでサポート性も不足の無いものですが、掛け心地が見た目とは裏腹にソフトでやや沈み込みが大きく感じました。正直、長時間のドライブでは少し腰に疲れがたまってしまうのではないかと感じました。シート生地については平織でクオリティもなかなかのものを使っています。
リヤシートには運転席を自分のポジションにして座ってみましたが、座面のサイズが小さいこと、そしてボディ上部の絞り込みのため頭上空間ややや窮屈で膝元スペースはギリギリではないものの、余裕があるとは言えません。正直後述する乗り心地も含め私はこのクルマのリヤシートにはあまり座りたくないですね。

エンジン・トランスミッション
1000CC直噴ターボエンジン「ブースタージェットエンジン」と6速ATの組み合わせです。930kgの車重に対し102PS・15.3kgのエンジンの組み合わせなので結構な速さを期待していたのですが、結果は力強さは十分あるものの、街中の試乗での速さは軽自動車のターボレベルの速さに留まりました。体感的にはレギュラーガソリン仕様の私のR2と同等くらいかな。N-ONE ModuloXの速さには及びません。これは燃費対策のため低速ではブーストを抑えているためかなと思われます。ですのでアイドリングストップなどに頼らずとも車載燃費計は混雑のない道路での試乗ではありますが、16km/l~18㎞/lで推移していましたのでそこそこの数値が期待できるのではないかと思われます。
6速ATはN-ONEやR2のCVTと比較すると、ほんの少しだけダイレクト感は上ですがマツダスカイアクティブ・ドライブとの比較ではちょっと物足りないかな。

サスペンション・乗り心地
RSシリーズは標準グレードよりもショックアブソーバーの減衰力が高めに設定されているということもあって、試乗中は不快な「横揺れ」はほとんど感じなかったものの、まだ新車状態ということもあって荒い路面を走行すると結構キツめな突き上げがありました。おそらくシャシーやボディ剛性に対して減衰力が高めに設定されているからでしょう。もう少しショックアブソーバーの縮み側の減衰力を弱めるとイイのかなと思いました。特にリヤサスは車軸式のトーションビーム式でありますので、走行を重ねて馴染むまでは後席の乗り心地は結構キツいのではないかと思います。
直進安定性については硬めのサスということもあって全く文句のないレベルにあり、電動パワステについても不快な制御は感じられませんでした。
今回のモデルチェンジでは先代モデルと同等の剛性をプラットフォームを刷新し100kg単位の軽量化を行ったうえで達成したという感じで、先代モデルと比較して大幅に走りの質感が高まったという印象は持てませんでした。

総括
新型スイフト、ライバル車と比較しても価格が安めで好感の持てるクルマではありますがやはり価格なりの部分を感じる部分も見受けられましたね。私は今後の改良とスイフトスポーツに期待したいと思っています。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2017/01/07 18:40:44

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即行試乗記!スズキ スイフト RSt From [ CORAZONRSのページ ] 2017年1月8日 00:26
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この記事へのコメント

2017年1月7日 22:03
こんばんは。
早速試乗ですね。スズキは試乗車の配車がまちまちで、行きづらいのが難点です。
 3気筒1000ccDOHCターボエンジンで102馬力というと、G100SシャレードGT系の105馬力が思い出されます。シャレードの頃は出力を絞り出した印象でしたが、現代では「あっさり出せる」ものなのかな、と時代の流れを感じました。
 さて、試乗記の行間を読むと、「あまり良くない」印象だったとお見受けしました。イメージから「ミニデミオ」「クラスレスの高級感」という感じでしたが、メーカーの規模が限られているのか、乗り込みが薄いような感じでしょうかね。私としては、3気筒エンジンを表に出してきた時点で、コストダウンを感じてしまいます。
 スポーツ仕様は、一説によるとこの1000ccエンジンにもう一気筒を追加して1400ccターボエンジンになるとか?4代目になるスポーツ仕様、どれだけ市場に受け入れられるか、楽しみです。
コメントへの返答
2017年1月8日 0:11
こんばんは。

私の居住地域はスズキの工場が近くにあるため、クルマの到着が早く車種を問わず発表されてすぐに試乗ができます。

本日試乗したスイフトですが、930kgの車重と1000CCターボエンジンの組み合わせによる活発な走りを期待して試乗に臨んだのですが、結果期待を下回ることになったため試乗記の内容がそうなってしまいました。

エンジンスペックからすればもう少し元気良く走って欲しいですし、多くのグレードでレーダークルコンが装着できるのでもう少し長距離走行に見合うシートや足回りであって欲しかったですね。
2017年1月8日 7:46
オオ早くも乗りましたか❗️

なるほど参考になります。
個人的には先代の方が好きです。
(デザインも個性的だし、走り味だけなら国産のベストコンパクトだと思っていました)

今回は写真で見ただけでもコストダウンがわかる(笑)

でも軽くなったのは嬉しいので、そのうち試乗しに行きます(^_^)a
コメントへの返答
2017年1月8日 12:12
こんにちは。

早くも試乗車が配備されましたので早速試乗してきました!
衝突安全性や予防安全性を向上させなければならない中での軽量化は本当にあっぱれですが、そのしわ寄せがシートや乗り味に出てしまったのかな、と。

また是非試乗してみてください。
2017年1月8日 8:54
おはようございます。リアシートや後席周りの状態よくわかりました。バレーノターボ試乗した時は今のビートルの1.2ターボと比べると重量で300キロ以上軽いしパワーは大きいので加速も力強く良く出来ていると思いました。軽ターボに及ばないくらいとはハイオク仕様との差があるのですかね。わたしにはリアシートで及第点には至らないのが写真含めてりま参考になりました。
コメントへの返答
2017年1月8日 12:19
こんにちは。

私の所有するN-ONEは正直速すぎるのかもしれないかな(笑)そのせいで感覚が狂ってしまっているかもです。他の方は力強いと言っている方が多いもので。

リヤシートは空間も含めて子供・女性向けの造りで成人男性には少々窮屈ですね。
広さならやはりバレーノかと思います。
2017年1月8日 9:36
試乗記楽しく読ませて頂きました。
軽量化代が大きいのでもっと軽快に走るのかと思っていましたが、やはりDSターボエンジンなので、今ひとつスポーティに振り切れてないのかも知れませんね。 実車を近くの販売店で見ますが、新型車なのにもう一つ華やかな印象が持てない‥、飽きないデザインの息の長いクルマが狙いなのかも知れませんね。
コメントへの返答
2017年1月8日 12:30
こんにちは。

車重とエンジンスペックを勘案すれば、私の所有するN-ONEくらいの力強さはあってもいいかなと思っておりましたが、そこは燃費との兼ね合いで、街中では走行に不満のない程度に出力を抑えられたようです。

デザインに関しては、これまでのモデルスパンの長さや定番車種であることから見た目の華やかさよりも飽きの来ないデザインを優先した印象ですね。
2017年1月9日 7:01
おはようございます。試乗記拝読させて頂きました!

自分のスイフトの試乗レポは、まだ半分しか書いていませんが、ここだけの話し、やまちゃんさんと殆ど同じ感想でした(^^; 
国産車の場合(最近は輸入車にも結構見られるけれど)、見た目の派手な刷新やブランニューの新技術を全面にだしたFMCが多い中、スイフトは先代同様、スズキが「スイフトらしさ」に拘って開発したのだろうと見受けられます。なおのこと、そこかしこが「惜しい」のですね~。最近のスズキは熟成も上手なので、これからが楽しみ、としておこうと思います(^^)
コメントへの返答
2017年1月9日 17:17
こんばんは。

嬉しいコメント、ありがとうございます!
スイフトはスズキの看板小型車ということで、正におっしゃる通りスイフトらしさにこだわって開発されていると私も思います。
今回はこの年末デビューまでの間に例の燃費問題が発生し、パワートレインについてはより燃費重視のプログラムになったものと思います。

足回りは新開発プラットフォームなので、今後熟成されていくものと想像されます。今後の改良に期待したいですね。

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「トヨタ カローラ HYBRID ACTIVE SPORT 試乗記 http://cvw.jp/b/1770520/47667605/
何シテル?   04/20 20:42
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