早速ですが、
懲りもせず前回の…続きです。しっかり脱稿出来るだろうか(汗
今回紹介する画像も一部はデジイチで、あとは基本iPhoneカメラとなってます。
比較的見られる確率が高いであろうハロ現象を見て、いろいろ妄想しつつ(謎
大日岩を右巻きに登っていき、
小川山へと向かうルートへ折れていきます。
すると、先ほど見ていた太陽の"のぞき窓"がすぐ目の前まで見えてきました。
それにしても、よくまぁバランスが保たれてますね。落石しないのかな(汗
大日岩のあたりから、このような鎖場もお出ましです。すんげ~ぇワクワク!
しかし、北アルプスのようなアクロバティックさはないので、今一つ(汗
その後、寄り道となる大日岩で、なんちゃってボルダリングごっこ(笑
ジジイなので、手足がプルプルしております。怖いせいもありますが。
登るのは比較的ラクですが、降りる方が100倍難しいと実感します(汗
そりゃそうです…足元なんて全く見えないんだもの…短足すぎかしらん(涙
そして、今回もお約束の…恐怖の崖っぷちシリーズ、その1です(笑
もうエグすぎる角度なので、全然側面の様子が見えません…(爆
しかし…
脚立にすら昇れなかった数年前を思うと随分克服出来ました(笑
とは言え、高所恐怖症には変わりないので、内心ビクビクですけどね。
手や足を乗せる場所を1つ間違えただけで、バッドエンドですし…(死
槍ヶ岳とか、梯子とかあるからラクですが、ここはそういう類は皆無。
ロッククライマーって、絶対に脳みそのネジが腐ってると思うのね(爆
それはともかくとして…大日岩からの眺めは…最高であります!!
過去に何度か登った中央アルプスの山々も…強引ズームでクッキリと(汗
勿論、奥秩父から西に連なる南アルプスも御覧の通り、迫力満点です。
ひとしきり岩遊びを繰り広げたところで、再び山頂を目指して本ルートへ。
しばらく岩だらけの樹林帯を進んでいくと…ようやく稜線に出てきました。
そこは…なんとも美しい青の世界!ちょっとだけ宇宙に近づいた気分(笑
それにしても、そこらじゅうにこうしたオブジェのような岩々が…(笑
ほんと、これ…ちょっと地震が来たら落石しそうな気もするんですが(汗
そして、この奥秩父山塊の稜線ははるか東京まで続いています…遠い!
稜線に出ると、一気に見晴らしもよくなり、右手に富士山を眺められます。
そう、富士山が眺められるというのも、今回ここへ来た理由の1つでもありました。
なにげに、富士山ビュースポットは100か所くらい訪れてますね…(爆
こちらのポイントは千代の吹上と呼ばれるポイントで、両脇に巨岩が
そびえ立っている中央に富士山がドドォーンと構えている構図が
何とも言えず、素晴らしいスポットですね。富士の裾野具合も完璧です。
勿論、これらの巨岩も…念のためによじ登っておきましたよ、ええ(笑
うひょー!!なかなかエグい高度感ですね。200mくらいはあるのかな?
気温はこの時、4~5℃、風速1~2mなので、最高に気持ち良いです。
そして、千代の吹上からはもう稜線の先に…山頂が見えています。
この稜線はいくつもの岩峰があり、それらを乗り越えていきます。
想像していたよりはエッジーな稜線なので、ワクワク感も倍増です(笑
樹林帯は涼しいだけで苦手なので、暑いけど稜線歩きの方が楽しいです。
で、この上の写真…左端の方を見ると、小屋らしき建物が見え隠れ…。
そして、近くに巨岩も見えてます。どうやらコレが
金峰山小屋のようです。
今回はコースもそこそこ長く、自身にブランクありすぎな上に怠けまくってるので
一気に登頂とはせず、ひとまず先に小屋へ寄ってランチ休憩とします。<軟弱~
分岐点に着きました。画像の中央左寄りに見える巨岩が山頂にある五丈岩です。
この看板から左へ折れて、トラバース道を進んでいきます。
しかし、初見では道とは思えない、単なる樹林帯にしか見えませんね(汗
しかも、アルプスと違って目印がないので、簡単にロストしやすいかも。
こんなメジャーな百名山ですら、いくらでもこんな場面があるわけですから
新潟の親子が登った山なんて、いくらでも遭難しそうになるわけですよね。
小屋までのトラバース道の途中には大人1人隠れられそうな洞穴に残雪。
しかも、まだ午前中で気温上昇してないせいか、見事なツララが…(笑
間もなく、小屋の手前までやって来ました。先ほど見えてた巨岩があります。
正直、もう巨岩だらけだし、サイズ感が近づかないとピンと来ません…(汗
で、近づいてみたら…で、でけぇー!ってか、誰が置いたのあのケルン…(笑
これもまたよじ登りたくなる衝動が抑えられない、なかなかの巨岩っぷり(笑
小屋の横にはベンチとテーブル。荷物を置いて、汗かいた服を日干しして(笑
カメラだけ首からブラ下げて、素手でサクサクっとよじ登ってみます。
人間が落ちても困るけど…カメラ落としたら大変だぞ~(汗
お~!フツーによじ登れそうではないか。てっぺんのケルンまで手が届きそう。
足元は…と言えば…
まぁ、そうだよね…降りるとき、果てしなく怖い系だよね~(汗
んで、とりあえずよじ登りきりました…お~、なかなかな光景ですな~(笑
ちょっとバランス崩したらあの世行きなので、慎重に撮影します(汗
今度は反対側…西にある八ヶ岳方面を眺めてみますかね。
写真左側の岩が、先ほど見えてたケルンです。実際はこんなに大きいの(汗
ま、そりゃそうだよね…でないと、揺れて落石しちゃいますもんね…。
それにしても…溜息が出るほど絶景です。手前に見えてる岩山は瑞牆山。
その奥に見えてるのが八ヶ岳連峰です。そろそろ雪もなくなりそうですね。
というか、実はこの数日前に新雪が降ったばかりだそうですけどね…(汗
だんだん雲が増えてきたのが絶景ハンターとしては残念無念ですが、
この梅雨入り直前としては快晴な方だろうから…我慢、我慢、です(笑
名残惜しいですが、プルプルしながら巨岩を降ります…慎重~に(怖
本当は小屋でランチを食べたかったんですが、ランチ営業はしてなさそう(涙
ってなワケで、万が一の為に持参した菓子パンと行動食でお昼ご飯とします。
小屋で200円払ってトイレを借りて、400円払ってコカコーラも買いました(笑
それにしても、穏やかですねぇ…ほとんど人もいないし、天国ですよ。
危うく昼寝をしかけてしまいましたが…気を取り直して、再び山頂目指します。
ゴツゴツした岩場とハイマツ帯のようなところを直登していきます。
ちょうど金峰山小屋の裏手からまっすぐ山頂に向かっていますね。
小屋から数十分直登すれば、金峰山の山頂です。標高2599m!
この奥秩父山塊~南アルプス一帯の山頂目印は串団子状なのね(笑
そして、しっかりと三角点をゲット!ちょうど正午を回っておりました。
途中の寄り道とランチタイムを除くと、ほぼほぼ標準タイムかな?
うーん…それにしても、体力が激落ちクンというのを実感しました(涙
こんなんではステキな還暦を迎えられませんよね…とほほ~。
さて、金峰山の山頂からの360度パノラマ展望と参りましょうかね。
まずは…登ってきた南西~西の方角から。いくつもの峰が見えますね。
そして、彼方に瑞牆山。そしてその奥には八ヶ岳連峰があります。
いつも山頂から絶景を眺めていると、ついいろいろと忘れがちなのですが…
これからあんなクソ遠い麓まで戻るのかよ!って…疲れが襲ってきますね(涙
そして、こちらは北東の方角。引き続き稜線がずーっと東に続いていますね。
右手奥に見えるのが埼玉と山梨の県境になる甲武信岳かな?
左手の奥はもう群馬県ですね。あの御巣鷹山までよく見えてます。
今度訪れる際は、東の方から稜線を辿ってみようと思います。
そして、金峰山と言えばランドマーク的な存在、五丈岩のある南西側。
五丈岩にやや隠れて南アルプス、中央アルプスもよく見えてます。
っていうか、五丈岩によじ登ってる人が見えてますね、ポツンと(笑
そして…やっぱり、これ。富士山です。
靄がかかりはじめていまいちクリアな視界ではないんですが…
それでもほとんど雲もかからず、見事な裾野が広がってますね!
手前に見える街並みは…山梨県の甲府盆地になります。
せっかくなので、無理矢理なズームをしてみましょう…(汗
随分と雪が解けてしまいましたが…かろうじて「らしい」富士山です(笑
んでもって、再び五丈岩。ズームしてみましょう、目の前なんだけど(汗
これも、山頂あたりからだと高さは20m弱くらいしかないんですが…
この裏手はスッパリと切れ落ちていて、なかなかの断崖絶壁になってます。
20m弱…となると、去年バンジージャンプしたのと同じくらいの高さかな?
そして、こちらは…瑞牆山のズーム。ロッククライマーの聖地の1つですね。
いや~、こちらもなかなか岩々していて楽しそうですね。
本当なら最初にこちらに登った後、金峰山へ登頂予定だったんですが、
絶景タイムは大抵午前中なので、残念ながら今回はパスしました(涙
下山時に立ち寄っても良かったんですが、疲れちゃったので…また今度(汗
あと、北側を望むと…先ほど立ち寄った金峰山小屋の巨岩が見えてました。
こうしてみると、結構不安定そうな…何とも言えない姿をしてますね(汗
さて、金峰山のゴツゴツしまくってる山頂を少し下りて、山頂の平地へ。
五丈岩の麓へ下りてきました。いや~、間近で見ると…デカい!!
写真に写っている人間のサイズからして、想像頂けるでしょうかね(汗
ワリと難なくよじ登れそうかと思いきや…皆さん、結構苦労されてます。
因みに、この時山頂にいたのは大学のロッククライマーの人たち。
さすがにそのスジの人たちは健脚だし、ガンガン登っていきますね。
私はヨボヨボのジジイだから、そう簡単にはいきません(涙
…と言いながらも、好奇心だけを頼りに登っていきます、はい(笑
んごごごごー!!!
時折、富士山を見ながら、ジジイは奮起します、はい(笑
因みに、この時私の脳内はずーっとこの曲がヘビロテしてましたよ(笑
ま、ヨセミテと比べると恐ろしくレベルが違うんですけどね、うん(汗
因みに五丈岩…途中、パックリと割れていて、数百メートルの崖下が、
もろに足元に覗かせてしまうという、ステキなオマケ付き…(怖
なかなか足が引っかけられず、苦戦を強いられます…んごごごご。
何とか頂点の手前までやってきました。何やらラクガキみたいな…??
そして、五丈岩の上からコンニチワ~!!
目の前に見える丘陵が、先ほどまでいた金峰山の山頂です。
こうして登ると…帰りが怖い…足元が全く見えません(涙
登るだけ登って下りられなくなってる猫の気持ちがよくわかりますね(爆
そういや、無理矢理ズームしたら…御嶽山も見えてました。ナイス~ゥ。
この金峰山も、なかなかなパノラマっぷりですね。展望の山だけあります。
他の人たちも早々に岩から下りていきます。気を付けて~。
相当身体能力が無いと、激ヤバです。落ちたら確実に死にます。
運動能力に自信がある人に限り、完全自己責任でトライしましょう。
…と、ここで突然ですが、思いもよらぬ事象が発生しました!!
…といったところで、突然ではありますが…お時間となりました(大汗
今回はここまで!ってことで(汗