さて、前回の続き。昨晩は山形市内の見晴らしの良い丘の上で車中泊となりました。
トイレもあるし広大な駐車場。目前に蔵王の山々が見えるという絶好のスポットでした。
さすがに長時間の移動で疲労困憊、さらに氷点下の車内だったのですんなり眠れました(笑
朝起きたら着替えをして、熱いコーヒーを淹れて朝パンを食べて、再び蔵王山へ出発。
山形市内はあまり雪が見られませんでしたが、一歩郊外へ出るとご覧の通り銀世界。
日が昇ってきて暖かくなったなーと思っても気温はマイナス9℃。素晴らしく心地よい(^^;
今日は昨日とは違う場所からのスタートとなります。蔵王ライザは登山者も比較的多い所。
とは言え、平日だし連日の悪天候もあってそもそもスキー客自体あまりいません…(汗
というか、え?営業やってますよね??って心配になってスタッフを探してしまった(笑
ちゃんと営業中だったのでひと安心したところでチケットを購入してリフトで少し上がります。
登山の場合、基本的にはスキー場内を歩くことが出来ないので否応無しに利用となりますが
蔵王のこのルートの場合は、一応登山者は歩いて登っていくことも可能だそうです。
自分もそうしようと思いましたが今回距離が長すぎるので最初の1つだけリフトを利用します。
リフトを降りたらあとは下山して駐車場まですべて歩くことになります(汗
天気が今ひとつ掴めない状況のままリフトで上がります。他の客はあまり見かけません。
リフトで上がり始めてすぐに両側にスノーモンスターっぽいのが出現し始めました!
なんつってもコレを見るのが目的でもあるので、ようやくテンションが上がってきました!
標高が増していくと雪原に出ました。スノーモンスターだらけ!…でもまだまだ…ですね(汗
まだリフトを降りたところではよくアルプスや八ヶ岳で見かける樹氷って感じですね。
そう、樹氷とスノーモンスターは似てるようで全然理屈も見た目も違うんですよね、実は。
とりあえず1本リフトで上がったところで、そこからひたすらスノーハイクとなります。
勿論、2~3mの積雪があるので、初っ端からスノーシューを着用します。
登山用のスノーブーツは所有していなかったので急遽この日の為に中華の冬靴を購入。
3000円と破格。一応防水靴だけど心配だったので徹底して防水加工をしておきました(汗
比較的ユルい冬場に使う登山靴(スポルティバ、4~5万円くらい)も持ってはいるんですが
防水は言うまでもないけど、3シーズン用なのでこの極寒には耐えられないんですよね(涙
それだと安くても冬用と謳っているスノーシューズの方が防寒にはなりますからね。
あと、蔵王のように終始豪雪帯しか歩かない場合はスノーシューに常に乗っかっているので
ぶっちゃけ、靴が滑りにくいだとか堅牢性だとかって、さほど問題じゃないと思ってます(^^;
若干雲行きが怪しくてドキドキしますが…出発しました。ここは山形県ですが、今回の予定は
山形蔵王を登頂したら宮城県まで縦走して宮城蔵王も登頂してさらに名物のお釜も見て、
さらに太平洋と日本海を見渡して一気に下山するという、蔵王欲張りコースです。
尚、本当はこのリフトを降りた場所から少し離れたところにこの時期だけしか見られない
有名な氷瀑があるんですが、残念ながら今年は雪が少ない上に気温があまり低くないので
思ってたほど氷瀑が氷瀑していないと聞いてパスしました。本当はそこも回ると完璧でした。
誰もいないしトレースも無く、どこを歩けば良いのかサッパリわかんなかったんですが(爆
GPSを頼りに山頂方面を目指してグングン登っていくと…
おや?これはもしかして…蔵王エコーラインの道路ではないでしょうか?!(笑
かろうじて一部、ガードレールらしきものが見えてたので気づきました。
そうそう、雪国ってどこが端っこか判るようにあちこちポールが立ててあるんですよね。
さらに進んでいくと…山腹に唯一ある赤い避難小屋。これは目印になって安心ですね!
しかし、すごい光景ですね…真っ白で虚無な世界にポツンと一軒家(笑
たまに誰もいるハズのないこうした無人の避難小屋におっさんが寝てたりするのよね(汗
さらに進んでいくと…何やら蔵王のエリアガイド?の看板が。
ほとんど雪に埋もれて何書いてあるかよくわかりません(爆
そして気がつけば周囲は樹氷っぽいのから完全なるスノーモンスターに変わってました!
さらに、見つけられるか心配だったこちらのスノーモンスター!今季登山者の間で有名(笑
そう、見事なまでにゴジラ姿をしております…元の樹がどんな姿だったんだろうか(汗
いや~、どこから見てもゴジラ!こういうのが生まれる自然の脅威って…(遠い目)
因みにこのスノーモンスターと呼ばれる雪と氷の付着で生まれる現象は奥羽山脈くらいしか
存在しないそうです。代表的なのは蔵王以外だと福島の吾妻山や青森の八甲田くらい。
確かに近くで見てみると、いわゆる樹氷とは出来上がり方が全然違うんですよね。へぇ~。
さらに進むと何やら建物が…
この時コレが何かよく知らなかったんですが後で見たら…刈田峠トイレだそうです(汗
エコーラインを山形側から進んで行って蔵王山頂のレストハウス直下でした。
夏場はここから宮城蔵王の山頂、刈田岳までリフトで上がれるようですね、雪まみれですが。
近くまで行ってみましたが…支柱?とか何とかだとは思いますがこれもスノモン化していて
元の姿が全く想像出来ませんでしたね、ええ(爆
これで例年よりも雪が少ないって…大雪の年だったらどうなってんねん!って話(汗
そして本来ここで刈田岳の山頂へ向かう予定でしたが、山頂直下に入ったところ
突然雪嵐が強くなってきて危険な状況になってたので足止め状態となります…(汗
気温はどれくらいだろう…気温計ではマイナス15℃なんですが爆風で体感はもっと低く。
昨晩ほどではないにせよ、マイナス40℃近くはなってましたね。厳冬期用のグローブも
マイナス30℃以下になると機能しなくなるので当然、指先が徐々に痛くなってきました(涙
勿論グローブは3重にしてるので凍傷になることはまず無いですが、指先が上手く動かせず。
しばらくしたら再び青空が見えてきたので、とりあえずどうしても見たかったお釜へ…
雪煙が激しく舞って30センチずつくらいしか進めない状況の中、絶壁まで向かい…
何とか無事に蔵王の大噴火口、お釜に辿り着けました!いや~、迫力満点です!
しかし、あまりの爆風でカメラを手にするのも大変…風で飛ばされそうになってるので
もはやピントがどうとかファインダーを覗くことも危険なので、勘で適当に何枚か撮影(汗
あまりに寒いのでカメラの調子も微妙に悪そう。
スマホは意外と頑張ってました。カイロで常時温めてさらに常時モバイルバッテリー接続。
モバイルバッテリーから常時通電があると電源が落ちにくいという話を聞いて試しましたが、
確かに!この方法はイケるかも?!但し、異常なほど電力消費していきます…(怖
極寒の地では最低20000mAhくらいのモバイルバッテリーが無いとダメですね、マジで。
因みに昨晩もせっかく来たのにスマホ電源落ちて撮影出来なくなってる方いましたよ(涙
さて、お釜を見たならそのまま刈田岳へ…と思ったんですが、山頂はガスったまま見えず。
これだと事故になりかねない、ってことで蔵王山の宮城山頂は一旦諦めて、山形蔵王へ!
山形蔵王は熊野岳がこの蔵王連峰の最高峰となります。標高1841m。
しかし、その方角を望むと…相変わらず爆風は止まず。目印となるポールが唯一の手がかり。
彼方に小屋も見えてるのでまずはそこを目標に、一歩ずつ飛ばされないように登ります。
幸いにして爆風でトレースは跡形もなく消えてますが先行者が2人見えたので若干安心。
とにかく雪原は怖い。足元に何が埋もれてるのかわからないという恐怖もありますからね。
宮城県から山形県の県境付近で毎回遭難者や死傷者も出てますが…納得です(汗
ちょうどこのあたりはコル(鞍部)となるので山形から宮城側へ常に強風が抜けていきます。
そして、何とか頑張って山形県側へ戻って無事に熊野岳避難小屋へ辿り着きました!
しかし…なんじゃこりゃ!?ってくらい、豪雪に覆われてもはや小屋とわからぬレベル(爆
とにかく寒いし冷たいしお腹も空いたし疲れてるので休憩したい!…と思ったのに…
そりゃそうよね、扉…開けられないよね、こんな雪と氷で埋もれてんだもんね…(号泣
しかし、ここで休んで水分補給とかしないとマジで死ねる!!って思って必死で雪かき(涙
もう指先の感覚ほとんどない…これ、BDのグローブ無かったら絶対凍傷で指切断コース(怖
そうこうしてるうちに再びガスってきて、もうアカン!とりあえず先に山頂へ向かうことに(汗
風が弱くなって気がつくと…目の前には日本海側の山々が!そしてめっちゃ青空出てる!
良かった、先に登頂することにして。この判断1つでこの先の人生変わりかねないし(怖
山頂の目印は…もはやコレしかない、蔵王山神社(笑
もうね、かろうじて神社の祠っぽいカタチをしてるけど…10年以上放置した冷凍庫みたい(笑
当然、拝むも何も…どっちが正面なのかさえわかんないので、軽く会釈するだけで終了(汗
で、蔵王山最高峰、熊野岳の山標が何とか見えたので、これで日本百名山蔵王山登頂!
この姿からしてここが如何にとんでもないところなのかよくわかりますね、ええ。
そして気がつけばまたしてもガスってきて風も強まってきたので先程の小屋まで戻ります。
ってもう…え?アレだったっけ??ってくらい、全く小屋に見えない雪のカタマリっぷり(爆
おまけに周囲があまりに白すぎて偏光ゴーグルをしていてもなんだかよく見えない…
というかゴーグルも汗や息で凍結するのでもはや半分使い物にならない状態でした(汗
何とか扉をこじ開けることが出来たのですぐに避難。扉は半分まで硬い氷で覆われていて
身体を丸めて洞窟に入るようなカタチでないと入れないという…
それでも中は外と比べたら天国です!ストーブまである!ま、さすがに使えませんけどね。
とにかく爆風で全く下ろすことすら出来なかったザックを下ろして荷物も整理します…ふぅ。
どこかで食べようとしていた本日のランチは博多ラーメン。飲料水も凍らないようにしてたので
何とか飲める状態ですが…キンキンに冷えてるので飲みたくない(涙
今回、暴風雪の中ではガスストーブが使えないだろうと思って山用保温ボトルにしましたが、
これが大正解でしたね。車内の電気ケトルで直前に沸騰させてるからまだ熱湯キープ!
おかげでマイナス30℃以下となる雪山でアツアツのラーメンが食べられるという幸せ…
とは言え、アツアツだったカップ麺は秒で冷めましたけどね、秒で…おそるべし極寒(泣
さて、小屋の外は…と覗くとそこは…完全に地獄絵図と化してました(怖
え?マジで遭難じゃん?10m先がもう全く見えない。何を見ても「白」しかない!(大汗
いや、ここに至るまで何度もガスが抜けて青空も見えたりしてたので待てばきっと…
と思ってましたが、一向にガスが晴れるとは思えない状況。ってか、さっきまでいた先行者も
多分小屋には寄らずに別ルートで降りたっぽい。なので、山頂付近にはおそらく自分1人…
電波も届かないし、このまま変わらなかったらマジで遭難しちゃう。久々に恐怖を覚えました。
とにかく16時には日没となってしまうし、登山口までここから6~7キロはあるので
早くここを離れないと大変なことになる!と思って、意を決して小屋を後にしました…
もはや自分が先程まで歩いてきたルートも消えてしまい、唯一の手がかりはポールだけ。
通常だとここをひたすら1時間歩けば刈田岳の山頂直下まで戻れるのでとにかく目指します。
あまりの寒さでスマホも不調になり、何とか一瞬だけでも確認せねば!と取り出してみると…
もはやGPSまで完全にバグってしまってます…アカンやん!遭難しとるやん!GPSが(爆
小屋ではちゃんと表示してたのになぁ…まぁでも同じルートを戻ることを意識すれば大丈夫。
そして、途中あまりに虚無すぎて怖くなったので大声で歌いながら歩くことにしました(涙
歩くこと約1時間、無事に午前中に近くまで来ていた刈田岳に登り返すことが出来ました!
やりましたよ、山形蔵王に次いで宮城蔵王も登頂!!
しかし…アレだね、この山標を見た時、誰か看板抱えて凍死してんじゃね?って思った(爆
いや、これ絶対抱えてるよね?看板持ってポーズしたら凍りついちゃった人間だよね?(爆
スノーモンスターも見れて満足だけど、刈田嶺神社のこの有名な鳥居も拝めて最高です(涙
もうゲージュツですよね、この着氷っぷりが!!
ここへ来て再び天気が少し回復傾向?にあったので再びガスっちゃう前に撮影、撮影(^^;
反対側からも。後ろに見えるのが奥宮ですね。こちらは比較的本来の姿が露出してました。
うーん、何度眺めても凄いなぁ…自然って凄い。夏と冬のギャップが凄すぎて笑える(笑
さらに、刈田岳の山頂からは…なんと!太平洋がしっかりと見えました…まさに感涙。
よく見ると、仙台市街地から松島、さらには女川や牡鹿半島までもクッキリと!!
こっちはこんな極寒で死にそうになってるのに…仙台方面はやけに暖かそうでした(汗
さて、何とか遭難することもなくここまで来られましたが…最後は下山あるのみ!です。
太平洋側は晴れ間が見えてましたが山形県側は再びガスで覆われてしまって薄暗いです。
しかも、視界不良…これ、写真じゃ伝わりにくいですが、とてつもなく恐怖ですよ、ええ。
かろうじてGPSも復活しておおよそ下るべきルートはわかってるつもりなんですが、
厳冬期に関してはそもそもルートというルートは存在しませんからね。
というか、夏と同じルートでは辿れないのである程度ルートファインディングが必要です。
この時期はクラックやクレバスに落ちる心配はよっぽど無いと思うんですが、
例年と比べたら雪が少ない上に、そもそも人がいないので雪が固まってないのが不安です。
一応スノーシューはある程度浮力があるのですが、沈む場合はおもいっきり沈んじゃいます。
とにかく周囲は真っ白で目立ったものが無い中、こうした看板があるとちょっとホッとします。
この看板があるということは、エコーライン道路添い…県境まで戻ってきたワケですね。
しかし、足元が道路なのか森林なのか土砂なのか崖なのか…サッパリわかりません(汗
ようやく登り始めてすぐに見かけた避難小屋のところまで戻ることが出来ました…が!
ここまで来てもまだ真っ白で、午前中とはまるで風景が変わっているのでバグります(汗
そしてこの時にはリフトを降りた場所も見えず、あと一歩で…というところで事故りました。
写真はありませんが、足元に注意していたつもりが、おもいっきりクラックに足を持っていかれ
ズルズルと滑り落ちました。どうやら鉄塔か何かがある影響で出来た空洞ではないか、と。
運悪くそこへ入ってしまって体重がかかって崩れて落ちた、っぽいです。
大きな怪我こそ無かったですが…落とし穴みたいなところに落ちたので這い上がれません。
とりあえずリフト乗り場の近くまで来ていたのでスマホの電波はなんとかなりそうだったので
ダメならレスキューってことで、ひとまず周囲の雪を固めてステップを作ることにしました。
もうマイナス20℃以下の極寒なのにそんな必死な作業してるので汗ダクです(汗
そして20分くらいして…何とか這い上がることが出来ました。いや~、危なかった…マジで。
滑落した勢いで装着していたゴーグルがスッ飛んでいきました…あ~!悲しすぎる(涙
これも幸いなことに予備の偏光グラスを持ってきてたので助かりました。
ぶっちゃけ、サングラスとかゴーグル無かったら確実に死ねる状況です、いやホント。
その後は往きに乗車したリフトを尻目に誰もいないゲレンデをひたすら下山します。
もう今頃山頂は真っ白で雪も降って凄いことになってんやろなーって思うとゾクっとします(怖
そして、ひたすら下って行くと…ようやく麓が見えてきて、なんかもう良かった~!と安堵。
言うてもまだそこそこ歩かないとダメですけどね、このフッカフカな豪雪の斜面を…(汗
ようやく駐車場まで戻って来られて…無事生還。ほんと、雪山は一歩間違えたら…(震え
下山して駐車場で荷物を片付けていたらもう16時を過ぎてました、もう日没の時間です。
あと少しのんびりしたり、何かしらトラブってたりしたらヤバかったですね、一瞬先は闇!
疲れたから少し休んでから…なんて余裕はありません。ここから約400キロ移動します(爆
そして蔵王を後にして…再びスカイタワー41を横目にきれいな夕焼けを眺めつつ南下。
そう、これだけ雪山登っておいて、これから群馬県を目指して一般道で走るという…(爆
もはや変態を通り越してキチ◯イだよな、とはもう自負しております、はい(笑
なんつっても…明朝はまた別の雪山へ登る予定でいますからね、さらに明後日も同じく(爆
基本的に遠方へ遠征に出た時は毎日山登りする羽目になるので慣れっこですけどね~。
とりあえず山形県を抜けて福島県へ。その県境手前にある道の駅田沢でちょい休憩。
往きは大雪で除雪もされてなくて入れなかったんですが、日中に除雪したようですね~。
山形県の米沢から福島県の喜多方まで抜ける道路は…既にブラックアイスバーン気味(怖
夜道だし峠道だし積雪だしで、名古屋市民には一生縁遠いと思ってた道路をガンガン走破。
そして、何とか間に合いました…福島でソースカツ丼と言えば、若松かかつ一でしょう!
若松は営業時間が短いので、まぁ今回は無理だなーとは思ってましたがこちらはセーフ!
やっとこさまともな食事がとれました…いや~、お腹いっぱい!元気いっぱい!(笑
そして、こちらも…もう4~5回くらい来てるかもしれない、会津若松駅近くの富士の湯。
特に泉質が良いとかそういうんじゃないけど…単純に広くて湯船の種類も豊富な上に
自分の好みであるぬる湯も用意されてるのでね。そしてめちゃくちゃ安い…450円(爆
それでも100%天然温泉だし、加水もしてないし…夜遅くまでやってるのが嬉しい(涙
福島県をさらに縦断して栃木県へ入ります。この頃にはほとんど記憶が飛んでます(爆
とにかく睡魔に何度も見舞われて、もうさすがに運転は無理だ!と思いながらもとにかく
少しでも眠くなったら車を止めて小休憩しては再び走り出して…を数えきれないほど(汗
途中、こうした野生動物もガンガン出てきます…まぁそりゃ深夜ですからね、時既に(爆
そしてもうとっくに深夜を迎えて朝になっちゃいそうな勢いで…何とか栃木県から群馬県へ。
そう、本当なら栃木県日光市から中禅寺湖方面へ抜けれたらワリと早いし近いんですが、
群馬から山形へ向かう時と同様に、冬季通行止めがあるため、わざわざ赤城山の麓を
とてつもなくぐるりと大回りしないといけないのです…これがとにかく地獄でした(涙
赤城山の山腹から見えた前橋市の夜景だけが何となくキレイだったなぁ…と、うろ覚え。
そこから沼田市の方へ北上して…最終的に2日前にいた片品村の道の駅まで着きました。
もはや精魂尽きた!という感じ。よくぞ居眠り運転事故らずにここまで来られた!と(汗
厳冬期って、ほんと…冬季通行止めがネックですよね、思ってた所が通行出来ないのが(涙
そもそも通行出来てもとんでもなく雪道だったりすると雪国不慣れな自分には無理ですしね。
ってなワケで、東北遠征3日目はこれでおしまい。今回もとてつもなく長かった…
ノンストップで走っても8時間近い計算になるんですよ、もう時間バグってますよね(笑
で、グーグル先生の仰る通り、8時間くらい走りました。途中食事もあるし温泉もあるし、
休憩だって何度もするので…さらに2~3時間プラスとなるので、10時間以上です。
蔵王を発ったのが17時近くだったので、片品村に到着したのは勿論、深夜3時近く(爆
そしてそこから車中泊して翌日(というかもう当日?)の雪山登山に備えて寝ました…
あれ?1分くらいうたた寝しちゃった?ってくらい寝たという実感がなく、朝を迎えました(爆
というワケで、今度は真冬の日光白根山編です!