新型ヴァンテージ

同僚を連れて○オートさんのアストンマーティン広島へお邪魔してきました。
いやー、格好良かったです。

帰り道、エリーゼに乗ると、小粋なサイズに何だかホッとしました。
新型ヴァンテージの格好良さは文句ありませんが、背伸びせずに乗れるエリーゼはやはり最高の相棒です。

ってことで、新型ヴァンテージの写真です！

引いて眺めるとシンプルな雰囲気。



近づいて見ると迫力あるワイド感！



フロントグリルがブラックなので、見づらい写真ですね…。
無粋な形の日本のナンバープレートが恨めしいかも。
このメタリック白は100万円のオプション塗装とのこと。
フロントはシャープ、リアがグラマラスな体型はロータス車にも似ている気がします。



ボディサイド、ドアヒンジ前のエア抜き形状は、前のヴァンテージやヴァンキッシュ、DB11とも違います。



パンチング穴がたくさん開いていました。
エンジンルームの空気がここから抜けてサイドからリアへ流れるようです。
DB11の薄い隙間形状の方が格好良い気がしますが、デザインより機能を優先した部分なのかも。

後ろ姿の格好良さは印象的。
横倒しにしたUの字のようなテールライトがこれまでのアイデンティティと思いますが、ガラッと変わりました。



フロントグリルに似た湾曲を持ったライトユニット。
中央にアストンマーティンのエンブレム。
エンブレム下にASTONMATINの文字。



ボディ下部にはディフューザー。



これで純正かー！
スゲー。
白い部分はボディ同色、黒い部分はカーボン化するオプションもあるそうです。

シートに座らせていただきました。



戦闘機のコクピットのような雰囲気のセンターコンソール。
シートはスポーツタイプのオプション。



差し色がスポーティというか、ポップな感じはポールスミスみたい。
英国の粋、ですかね。

エンジンルームも拝見しました。
DB11は逆アリゲーター式でしたが、ヴァンテージは一般的なアリゲーター式。



4リッターV8ツインターボ。
V型エンジンのバンク間にターボタービンがあり、ボンネット裏にはタービンへ外気を導くトンネルが設けてありました。
タイヤは20インチ。



DB11はブリヂストンのS007でしたが、ヴァンテージはピレリでした。
銘柄はよく見てなかったです。



ヘッドライトには繊細な装飾。



キラッキラです！



この感じ、どこかで見たぞ？

アストンマーティンのヴァルカンのテールライトでした。



↑ネットで拝借。
実物は見たこと無いけど、記憶に残る造形です（触ったら折れそうだ、と）。
ヴァンテージのテールライト、光ると…



いい雰囲気です。
寝室のオブジェになりそう。

2000万円オーバーのクルマなので、手はとてもとてもとてもとても出ませんが、その魅力度は僕がこれまでに目の当たりにしたクルマの中で、上位5台に入ります。
走らせたわけではないので、未知の部分も多い先入観ですけどね。

アストンマーティンのラインナップで本筋に当たるDBシリーズは、DB9から代替わりしDB11になりました。
DB10は映画007スペクターで登場し、劇中ではあまり活躍できずに消えてしまいました。
10台が製造され、ほとんどは映画撮影に使われたみたいですね。
このボンドカーのDB10ですが、実は今日見てきた新型ヴァンテージの原型なのだと聞きました。
↓比較



↑DB10　新型ヴァンテージ↓



なるほど。

ヴァンテージのプロトタイプはボンドカーのDB10。
男の子心にグサリと来ません？！



DB11はGTカー
ヴァンテージはスポーツカー
ヴァンキッシュはカーボンモンスター
ラピードはスポーツ＆GTセダン
って棲み分けみたいです。



エリーゼで小ドライブを楽しんだし、良い金曜日の黄昏でした。