2020年09月30日
STIスポーツはXVにも設定されるのかね?
スバル、一部改良「インプレッサ」の先行予約を開始 「e-BOXER」や「STIスポーツ」新設定
スバルは17日、一部改良した「インプレッサ」の先行予約受付を全国のスバル販売店で開始した。マイルドハイブリッド技術「e―BOXER(eボクサー)」搭載モデルと、最上級グレード「STIスポーツ」を新たに設定した。10月8日に価格の発表と発売を予定する。
インプレッサスポーツ(5ドア)に、eボクサー搭載グレード「アドバンス」と「2・0e-L アイサイト」を追加した。また、STIのチューニングを施してスポーティーさや上質さを一層際立たせた最上級グレードのSTIスポーツも新たに設定した。
インプレッサとして、eボクサー搭載モデルとSTIスポーツを設定するのは初めて。
SUBARUインプレッサ・スポーツの一部改良モデルが先行予約を開始
SUBARUが10月8月に発売する「インプレッサ・スポーツ」一部改良モデルの先行予約をスタート。「e-BOXER」搭載モデルと「STI Sport」を新たに設定
SUBARUは9月17日、10月8月に発表・発売を予定する「インプレッサ・スポーツ」一部改良モデルの先行予約を開始した。
今回の改良は、従来から設定する1.6i-L EyeSight/1.6i-S EyeSight/2.0i-L EyeSightに加えて、新感覚の走りの愉しさを実現する電動技術「e-BOXER」を搭載した「Advance(アドバンス)」および「2.0e-L EyeSight」、STIのチューニングによって上質かつスポーティな乗り心地を実現した最上級グレード「STI Sport」を新たにラインアップしたことが特徴だ。
まず、Advanceおよび2.0e-L EyeSightは、パワーユニットに「e-BOXER」の2リットル水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン+モーター+リチウムイオン電池で構成するマイルドハイブリッドを搭載。トランスミッションにはリニアトロニックをセットし、駆動機構にはAWD(常時全輪駆動)を採用する。また、機能に応じてモーターアシストを活用する専用制御を採用。SI-DRIVEのスポーツモード選択時は、中速域において踏み込んだ瞬間から力強い加速を発揮してスポーティな走りを提供する。さらに、アイサイト全車速追従機能付クルーズコントロール作動時では、ステアリングのスイッチで「ECOクルーズコントロール」をONにするとモーターアシストと回生ブレーキを最大限活用し、より燃費に配慮した追従制御を行う仕組みとした。
加えて、SI-DRIVEと協調するアダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」を設定。SI-DRIVEのスポーツモード選択時でコーナーに進入した際、アクセル・ブレーキの操作状況などからスポーティな走行と車両が判断した場合に制御を開始し、高いエンジン回転数によるコーナリングを維持。コーナリング後はモーターアシストを作動させて力強い加速を実現するなど、ダイレクトな変速感覚を演出した。
エクステリアについては、2.0e-L EyeSightにグレーメタリック加飾付フロントグリルやサイドシルスポイラー、17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)+215/50R17タイヤなどを標準で装備。AdvanceにはLEDハイ&ロービームランプ(光輝プロジェクターリング)+ステアリング連動ヘッドランプ+アダプティブドライビングビーム、フロントフォグランプカバー(メッキ+グレーメタリック加飾付)、ルーフスポイラー(グレーメタリック塗装)、グレーメタリック塗装ドアミラー、光輝ウィンドウモール、17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)+215/50R17タイヤなどを専用装備する。ボディカラーにはe-BOXER搭載車専用色のダークブルー・パールとホライゾンブルー・パールのほか、クリスタルホワイト・パール/アイスシルバー・メタリック/マグネタイトグレー・メタリック/クリスタルブラック・シリカ/ピュアレッドという計7タイプを用意した。
内包するインテリアは、2.0e-L EyeSightにファブリック/トリコットシート(シルバーステッチ)やマルチインフォメーションディスプレイ付メーター(e-BOXERロゴ入り)などを、Advanceにファブリック/トリコット+合成皮革シート(ネイビー/ライトグレー、シルバーステッチ)や運転席&助手席8ウェイパワーシート+運転席シートポジションメモリー機能+リバース連動ドアミラー+ドアミラーメモリー&オート格納機能、アルミパッド付スポーツペダルなどを標準で設定した。
一方、STI Sportはパワーユニットに2リットル水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン+リニアトロニックを搭載し、駆動システムには2WD(FF)/AWD(常時全輪駆動)を設定。また、足回りには新開発のSTIチューニングSHOWA製SFRDフロントダンパー&STIチューニングリアダンパーと18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)+225/40R18タイヤを組み込んだ。
エクステリアに関しては、ブラック塗装加飾付フロントグリルやカーボン調+ブラック塗装加飾付フロントフォグランプカバー、IMPREZAリアオーナメント(ラスターブラック)、STIオーナメント(フロント/リア)、シャークフィンアンテナ(ブラック塗装)などを標準で装備。ボディカラーには専用設定色のセラミックホワイトとWRブルー・パールのほか、アイスシルバー・メタリック/マグネタイトグレー・メタリック/クリスタルブラック・シリカ/ピュアレッドという計6タイプをラインアップする。
また、インテリアにはファブリック/トリコットシート(ブラック+レッド/ブラック+ライトグレー、レッドステッチ)や本革巻ステアリングホイール(ブラックラスト塗装ベゼル+レッドステッチ+高触感革)、マルチインフォメーションディスプレイ付レッドメーター、ブラックラスト塗装内装(インパネ加飾パネル/シフトレバー加飾/シフトパネル加飾/メーターバイザーリング/フロントインナードアハンドル加飾パネル/ベンチレーショングリル加飾/前席カップホルダーリング)などを専用装備した。
なお、車両価格やスペックの詳細については、後日発表する予定である。
スバルが一部改良を受けた「インプレッサ」の先行予約をスタート
新たに電気駆動のe-ボクサー搭載モデルと「STIスポーツ」を追加
スバルは、2020年9月17日に一部改良を受けた「インプレッサ」の先行予約を開始した。正式な発表および発売は、10月8日の予定となっている。
2016年10月に発表された第5世代のインプレッサは、国内主力車種として最高の「安心と愉しさ」を提供することを目指して開発。「SUBARU GLOBAL PLATFORM」や国産車初となる歩行者保護エアバッグなどの新技術を採用し、総合安全性能と動的質感・静的質感の大幅向上を実現している。
今回の改良では、「インプレッサ5ドア」に新感覚の走りの愉しさを実現する電動技術e-BOXERを搭載した「アドバンス」、「2.0e-L アイサイト」を設定。さらにインプレッサのスポーティさを一層際立たせ、STIのチューニングによって上質かつスポーティな乗り心地を実現した最上級グレードの「STIスポーツ」が新設定されている。
スバルオフィシャルwebサイト
https://www.subaru.jp/impreza/2020impreza/
SUV戦国時代!? スバル「XV」は独自のポジション構築 どんな特徴がある?
■昨今のコンパクトSUVブーム。XVはどんなポジションを築いている?
コンパクトSUVは国内外問わず人気のジャンルとなっており、各ブランドが力を注いでいる市場です。
そんななか、スバルはコンパクトSUVとして「XV」をラインナップ。昨今では、トヨタ新型「ヤリスクロス」や日産新型「キックス」に注目が集まりますが、XVのポジションとはどのようなものなのでしょうか。
2010年6月24日にスバルは3代目「インプレッサ」の一部改良を実施。同時にクロスオーバーモデルとなる「インプレッサXV」を新たに追加したことが、現在のXVが誕生したきっかけです。
当時のインプレッサXVは、スバルが提案する新しいクロスオーバー“Active Sports Gear”をコンセプトとし、インプレッサ(5ドアモデル)をベースに、専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドクラッディング、 ルーフレール、ルーフスポイラーを採用したクロスオーバーテイストのモデルでした。
2012年にXVは2代目モデルへフルモデルチェンジし、このタイミングでインプレッサから独自してXVという車名に変更。2013年にはスバル初のハイブリッド車が発売され話題となりました。
2017年5月24日には、3代目となる現行モデルが発売されましたが、激化するコンパクトSUV市場でどのようなポジションを築いているのでしょうか。
現行XVは、スバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”を採用した、都会的でクールな「スポカジスタイル」を実現したモデルです。
ラギッドなSUVデザインに流麗さを融合させて街中で映えつつ、自然のなかにも似合うデザインとし、広い視界と取り回しの良さ、乗り降りしやすい実用性を備えています。
安全面では、歩行者保護エアバッグと先進運転支援システム「アイサイト(ver.3)」を全車に標準装備。次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用し、高い操舵応答性と操縦安定性を実現しています。
また、背の高いSUV特有のロールを少なくし、危険回避性能も大幅に向上。200mmの最低地上高を兼ね備え、本格SUV並みの悪路走破性を実現しましたこともあり、ほかのコンパクトSUVよりも本格派SUVといえるかもしれません。
パワートレインは、1.6リッターガソリンエンジンと2リッターガソリンエンジンを設定していましたが、2018年10月の改良で、2リッターハイブリッドの「e-BOXER」を追加。さらに、2019年11月の改良において、2リッターはハイブリッド仕様のみとなりました。
駆動補式は、全車にシンメトリカルAWDを採用しています。リアルタイム制御により、4つのタイヤに最適なトルクを配分。優れた悪路走破性を発揮するともに、さらにAWD性能をより高める制御システム「X-MODE」を搭載しました。
現行XVの発売後約1か月の受注台数は、月販目標1000台に対して約10倍となる1万1085台を達成していました。
発売直後の状況について、スバルは「スバル車にお乗りのお客さま以外からの受注が全体の約6割を占めており、新型『SUBARU XV』はこれまで以上に幅広いお客さまから支持されています」とコメント。
さらに、男女構成比では女性が16%とほかのスバル車の平均を上回るとともに、世代構成比は幅広い世代で均等に支持されるなど、新たなスバルファンを獲得する功績を残していました。
そんな魅了あるXVですが、昨今では、マツダ「CX-30」や日産「キックス」、トヨタ「ヤリスクロス」など相次いで後発のライバルが登場しています。
直近の販売動向についてスバルの販売店スタッフは次のように話します。
「最近のコンパクトSUVブームはスゴい勢いを感じています。XVは、ライバルとされるモデルのなかでも大柄なサイズですが、決して扱いにくいことはありません。また、全高が1550mmになるので機械式駐車場でも駐めることが出来ます。
また、少し前まで都会派かつスタイリッシュなデザインが好まれる傾向でしたが、トヨタ『RAV4』や『ライズ』、『ヤリスクロス』、マツダ『CX-30』などブラック樹脂のバンパーやフェンダーを強調したデザインを採用していることもあり、徐々にXVのデザインに近しいトレンドとなっています。
さらに、10月8日にはよりアクティブなデザインに変更された大幅改良モデルが発売されるので、販売面でもこのトレンドに乗れることを期待しています」
■燃費を懸念するユーザーも?
日本のユーザーは、クルマを購入する際の検討ポイントとして「燃費性能」を重視する傾向にあるといいます。では、燃費性能においては、ライバルとどのような違いがあるのでしょうか。
XVのWLTCモード燃費は1.6リッターガソリンが13.3km/L、2リッターハイブリッド車が15.0km/Lとなっています。
一方、かねてからのライバルとされていたトヨタ「C-HR」はWLTCモード燃費でガソリン車が14.3km/Lから15.4km/L、ハイブリッド車で25.0km/Lから25.8km/Lです。
同じくライバルのホンダ「ヴェゼル」は、WLTCモード燃費でガソリン車が17.0km/Lから18.6km/L、ターボ車が16.4km/L、ハイブリット車が18.4km/Lから21.0km/Lとなっています。
また、2020年8月31日に発売された新型ヤリスクロスはライバルのなかでももっとも後発に登場したコンパクトSUVですが、ガソリン車が17.4km/Lから20.2km/L、ハイブリッド車が26.0km/Lから30.8km/Lと、クラストップの低燃費を誇ります。
XVの燃費について、前述とは別のスバル販売店スタッフは以下のように話しています。
「スバル車に搭載される水平対向エンジンは、他社のエンジンと比べ燃費性能が劣る傾向にあるのは事実です。また、XVは全車AWDなのでより燃費が悪くなります。
しかし、実際に購入されるお客さまは、XVに限らず燃費を重要視される人は少ない印象です。
それよりも、スバルならではの『アイサイト』の安全性や『シンメトリカルAWD』の走行性能に魅了を感じて購入頂いています」
一方で、コンパクトSUVのなかでもっとも最低地上高が高いのはXVの特徴といえます。
ライバル勢の最低地上高は、C-HRが140mm-155mm、ヴェゼルが170mm-185mm、ヤリスクロスやキックスは170mmと、ミドルサイズSUV並みの200mmを確保するXVよりも低く設定されています。
前出のスバルの販売店スタッフは次のように説明します。
「昨今はアウトドアやキャンプが流行っていることもあり、未舗装路などを走行する機会も多くなっているようです。
また、大雨や台風などで道路が冠水した際に少しでも最低地上高が高い方が走行出来る可能性が上がるほか、クルマへの浸水被害も軽減できます。
このような要素もあり、ライバルよりも最低地上高を確保しつつ、全高を機械式駐車に入れる設定にしている部分などが、ライバルと異なるアピールポイントです」
※ ※ ※
昨今のコンパクトSUV市場では、ライズが販売台数上で他車を凌駕していますが、新型ヤリスクロスの動向からも目が離せません。
そんななか、大幅改良を控えたXVの今後の販売に期待が掛かります。
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富士重工 | 日記
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2020/09/30 20:27:18
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