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2022年01月19日

EJ20って一口で言ってもターボだけじゃなくてSOHCのNAやDOHCのNAなんかもあるし、ターボだってシングルターボもあればツインターボもあった訳ですから?

EJ20って一口で言ってもターボだけじゃなくてSOHCのNAやDOHCのNAなんかもあるし、ターボだってシングルターボもあればツインターボもあった訳ですから? 消えたスバルの名機「EJ20」! 軒並み高騰のなかスバリストが厳選した「リーズナブル」な搭載車とは

30年の歴史に幕を閉じた「EJ20」搭載車の狙い目とは

 惜しまれつつ終焉を迎えたスバルの名機「EJ20型」ターボエンジン(以下、ターボを割愛)。高回転域まで気持ちよく吹き上がる回転フィールと、炸裂する圧倒的なパワーが魅力のパワーユニットだ。環境性能こそ現行モデルには及ばないものの、その官能的な気持ち良さこそEJ20最大の魅力と言える。

極上車は限定車にも匹敵する高騰ぶりのVAB型WRX STI

 EJ20エンジンを搭載する最後のモデルとなったのが、VAB型WRX STI(以下、VAB型)だ。このクルマは中古車市場でも軒並み300万円台後半のプライスを掲げ(新車価格は393万8000円~413万6000円)、走行距離1万キロ以下の極上車であれば、SシリーズやタイプRA-Rといった限定車でなくとも700万円を超える個体も存在する。

 もちろん年式が新しく、走行距離の少ない新車のようなVABなら、長く付き合ううえでも安心ではあるが、一般的にはちょっと手の出ない価格といえる。とはいえ、EJ20搭載車で絞った場合、初代インプレッサWRX(GC型)は、人気と希少価値で価格がさらに高騰。30年近く前のモデルながら300万円台という強気の価格となっている。

高騰不可避でもSTI系を外せば比較的安価なモデルもある

 もちろんGC型に思い入れがあったり、どうしても欲しいというユーザーは、この高騰する価格帯のなかから探す必要があるのだが、そもそも純正部品もかなりのものが廃盤となり入手困難。さらに、中古部品自体もプレミア価格で取引されていることを考えると、イニシャルコストだけでなくランニングコストもかさむため、とてもいいクルマなのだがあまりお勧めできないモデルとなってしまった。

 では、GDB系と呼ばれる2代目はどうだろうか? 2代目も初代ほどではないものの価格が高騰し、STI系は軒並み300万円台。走行距離がかさんでいるモデルや、修復歴があるモデルであればグッと価格が下がるものの、状態の良いモデルを探すのは至難の業。とくにホイールのP.C.Dが114.3化された2004年以降のモデル(E/F/G型)は人気も集中している。

 ただ、同じEJ20搭載モデルでも、6速MTやブレンボブレーキなどを装備するWRX STIに対し、5速MTやスバル製4POTキャリパーなどを装備するGDA型と呼ばれるWRXは、程度も良くリーズナブルな価格のモデルも多い。

 スペックこそ最高出力250psとSTI系に比べると控えめだが、それでも現行モデルの多くのクルマよりもパワフル! それに加えGDA型の魅力はなんといってもその軽快感。STIに比べ、なんと100kgも車両重量が軽い。激レアではあるが、年式によってはサンルーフの設定があるモデルもチョイスできる。また、STI系ではC型と呼ばれる2002年式以降のモデルで等長等爆化されたエキゾーストだが、初代インプレッサのようにドコドコという不等長サウンドを好むユーザーにもGDA型がオススメだ。

割高感なく程度も良好なGRB前期型の価格は安定傾向

 どうしても「程度の良いSTI系がいい」という人には、ハッチバックの3代目(GRB型)前期がオススメだ。WRXといえばどうしてもセダンに大きなウイングというイメージが強いが、5ドアモデルの戦闘力の高さはWRCで勝利するために生まれたボディ形状という折り紙付きだ。

 さらに実用性(荷物などの積載性)も高く、日常の使用でもセダンより利便性が高いと言える。そして、この3代目に搭載されるEJ20は、スペックもVAB型と同じ308psであることに加え、マルチモードDCCDやマルチモードVDCといった、電子デバイスの基本的な部分もVAB型とほぼ変わらない点も魅力だ。

 繰り返しになるが、WRX STIシリーズで現時点でもっともリーズナブルなGRB型前期がイチ押し。ただし、後期型から登場した4ドアモデルのGVB型はVAB型ほどでないものの、価格は高めだ。また、GDA型と同じく5速MTで装備とスペックを控えめにしたS-GTや2.0GT(ともにGH8型)といった5速MTモデルも、軽快で楽しめるモデルとなっている。

EJ20ターボをMTで楽しむ4代目後期レガシィもオススメ

 また、WRXに捉われることなくEJ20を味わいたい人にとっては、レガシィ系が狙い目。WRXに比べて流通量も多く、4代目後期モデル(BP5型/ステーションワゴン、BL5型/セダン)には6速MTの設定もある。自主規制前のモデルであれば、ターボのMT車ならセダンのB4でもツーリングワゴンでもインプレッサと同じ280psを味わうことができる。

 車両重量やリヤサスペンション構造といった部分で違いはあるものの、レガシィのターボモデルは当時からWRXを脅かすほどの存在であり、快適装備が充実している分ファミリーユースのオーナーにも受け入れやすい。

 とはいえ、どうしてもGC8型(初代インプレッサWRX)/GDB型(2代目インプレッサWRX)/VAB型(WRX STI)に人気が集中し、価格も高騰しているEJ20搭載モデル。ただし、少し条件を広げればまだまだ、リーズナブルに手に入れることができるモデルも数多い。今回紹介したいずれのモデルも、高い運動性能と抜群の愉しさを兼ね備えている。

 絶版国産MT車が軒並み高騰するなかでスバル車もご多分に漏れず。個体数の減少とともに高騰傾向がさらに高まるなかで、名機「EJ20」を味わい尽くせる自分にとっての理想的なモデル(個体)を探したい。



ハイパワーターボに非ずんばEJ20にあらず
って事は無いと思うんだけどね〜
ブログ一覧 | 富士重工 | 日記
Posted at 2022/01/19 21:25:46

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