5月某日
今日はいよいよ四国入りです。
四国行はこれまで一度も経験ありません。
京都まで来ているのだからこの機会を逃す手はない。
そして グループメンバーのひとり、M さん(愛媛松山出身)の故郷への熱い思いが、
私を彼の地へと急き立てたのです。
四国へ行くと告げると、彼女は交通手段や観光スポットなど、どっさりコピーしてくれましたが・・・
す、すべて
えひめ・・・それも松山に特化しております。
おかげで漠然としていた計画が具体的になりました~
倉敷を発つ前に、相部屋の二人から勧められた大原美術館へ寄ることに。
美術館そばの水路。 佐原 (千葉県)の風景と言っても通るかも知れません。
美術館は美観地区の中にあります。
二本のイオニア式カラムを配した本館ファサード。
その独特の建築様式は伝統的な日本の建物が並ぶエリアで、
際立っており、見すごすことはありません。
個人的には、”シャガール展" などのようなインディヴィジュアルなものが好き。
ですが、まだ西洋画が一般に広く知られていない頃、
これだけの名画を集めることができたのは
確かに奇跡的と言えるのでしょう。
敷地内にはよく手入れされた日本庭園があります。
そう広くもない美観地区ですが・・
例によってあっちへうろうろ こっちへうろうろ・
ロングツーリングで縦横無尽に走ってますが
超が付く方向音痴。
この方向かな、と歩き始めると地図上では逆方向。
(早い話が 自分の勘と逆方向に行けばいいわけで・・・)
四国へ入るには3つのルートがあります。
淡路島経由、大島経由、そして一番遠回りになる、しまなみ海道経由です。
M さんゼヒゼヒとお勧めの”しまなみ海道”を通るには尾道から今治に入ります。
尾道で千光寺へ寄ることにしました.。(にゃんこに会えるかな)
駐車場からお寺まで結構な坂を上ります。
筑波山のおたつ岩付近が連想されます。 トラウマ・・
山頂にある千光寺への道々、尾道ゆかりの作家、詩人の詩が自然石に刻まれています。
ここで猫たちに会えると期待していたのですが・
一匹もいませんでした。
千光寺がある山頂からの眺めは素晴らしく
尾道が一望できます。
珍しいのはこの大きな数珠です。
これを下へ繰りながら願い事をするわけですが、
ジャラジャラジャラ と上の滑車から
かなり大きな音がして、気持ちが落ち着きません。
見ていると、おそらく台湾からのツーリストでしょう、
熱心に心を込めて お祈りしていました。 (反省・)
そして
しまなみ海道はー ワクワク
あれよあれよ・・というまに過ぎましたあ。
なにせ高速道路、しかもパーキングエリアなし。
両サイドの景色をたのしむ間もなく、今治まで一直線でございました。
サイクリストでないかぎり景色をたのしむのは無理・・
しまなみの海を楽しむ余裕もなく四国へ入ります。
今治から奥道後への道317号。
ちょっと峠らしくなってきたぞ~~
しかしこのときはじめて気がついたのです。
この車には走行用のギアが
2速 しかない
)
DとL だけ!!
高速道は、アクセル踏んでいただけなので、
今まで気づかなかった。
(なんとノーテンキな・)
これではエンジンブレーキをこまめに使えない。
カーブにさしかかる度に、前の車にぶちあたりそうになります。
は、はやくいってぇ~~
L にシフトダウンすると回転数が
ぐわぁん と跳ね上がるので、
仕方なくブレーキをなんども踏みます。
(ブレーキ踏むのあまり好きでないの)
AT車で ヒール&トウは未経験ですぅ~。
しかもアララ~~
コーナーで 結構・・外へふくらみ(ロールし)まくり。
ブレーキふみっぱなし、ふくらみっぱなし、
そしてふくれっぱなしで峠道は終わり。
フラストレーションがたまったまま、奥道後の旅館へ。
ここは、いただいた情報にあった旅館です。
消化不良の気持ちを古い温泉宿の湯がゆっくり癒してくれました。
お湯がとてもよかった (旅館サイトから)
夕食、朝食共に all-you-can-eat スタイル。
まあお値段を考えると仕方ないかな。
定番のマグロの解体ショーなどあり。ホットミールも目の前で調理。
写真は部分的にダブっていますが、それにしても、
このほかにスウィーツのお代わりなど
し、信じられないくらい食べておりました。 (空恐ろしい)
宇治のお斎から食べ過ぎ状態が続いていて、
旅行が終わった時点でOkもふえておりましたー。
Posted at 2020/02/01 06:37:48 | |
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四国プチ巡礼 | 旅行/地域