先日の
このブログで紹介した
自宅上空を通過するB787の撮影状況、
中でもJALの機体は羽田から台湾へ飛ぶ97便が
自宅上空周辺を通過するので、何とか撮影も可能である
と紹介した訳ですが、サマーダイヤに移行してからは
B767での運航へ変更となってしまい、
再び撮影チャンスを失ってしまいました。
そんな悲しみに暮れる中(全く大袈裟ッス)、休日の日課であるFR.24を何となく眺めていると、
見慣れない便名でJALの787が通過して行くのを発見した訳です。
それが↓こんな感じ。
早速JALのHPで787関連の情報を調べてみると・・・。
ん!?数あるインターの便の中に何故か一際輝く「中部」の文字。
ぬぉぉ~、これってまさか!
そうなんですね、成田出発のJAL3083便と3087便、
セントレア出発のJAL3082便と3084便に787がアサインされる様になりました。
因みに787を使用する便の内訳は
こんな感じ。
この航路ならば再び撮影も可能だぁ~!
でもJALの787史上初国内線の便、これは是非乗ってみたい!!
インター機材のドメ転用なので、クラスJの料金でビジネスクラスのシートも堪能出来る為、
どうせ乗るならそれに座りたい!!!
早速予約状況をチェ~ック!!!!
おお~、ラッキーな事に往復ともクラスJ窓側の席が確保出来ました。(嬉)
と言う訳で、先週の土曜日に出掛けてみる事に。
3083便は成田を9時55分出発、静岡から朝一移動でも十分間に合う時間なので助かります。
787に乗るのは
この時以来、そしてセントレアに行くのは
この時以来か・・・。
何れにしてもとても楽しみッス。
成田到着。
早速チェックイン・・・おっと、ここはインターのカウンターですね。(汗)
一度でいいからここで荷物を預け、ダイヤモンドラウンジに行ってみてぇ~。
成田からJALの国内線に乗るなんて初めて、一体何処から中へ入るのか、
暫し歩きまわってしまう始末。
右往左往する内にようやく手荷物検査場が見つかり中に入れました。
どうやら3083便は沖止めされている模様。
バスにて移動でっす。
おお~、見えて来ました。
注目のレジ番はJA822J、2012年3月に就航した2号機に当たる様です。
ANAの787も就航2号機(JA802A)だったのは単なる偶然か・・・。
実はここでハプニング、↑の画像を見るとそうだったのか~!と痛感させられます。
タラップを鼻歌宜しく軽快に上り機内へ、いつもの癖で右に曲がって進み着席。
早速機内の撮影に勤しんでいた訳ですが、ちょっと様子がおかしい事に気付いた僕。
座席番号を良~く見ると座るべき番号とはかけ離れている状況に血の気が引きました。
実は今回、タラップがL2ドアに設置されており、前方の席を予約していた僕は、
本来左側に曲がって進み着席しなければいけなかった事がここで判明。
幸い本当に座る人がまだ来ていなかったので、事無きを得た訳ですが、
CAさんと目が合った時には、「くっ、素人が・・・。」と思われたと感じると、
流石に頭を掻きながら、思い切り赤面せざろう得ませんでした。(汗)
う~む、習慣と言うものは恐ろしい・・・。
そんな僕の慌てっぷり等どこ吹く風のクールビューティ787は、ほぼ定刻に成田を出発。
一路セントレアを目指しまっす。
横須賀港上空に差し掛かって来ました。
いつもは南側上空からの画像ばかりですが、この日は北側上空から。
空母「ジョージワシントン」や南極観測船「しらせ」の姿も確認出来ます。
機内画像。
先に紹介した通り、ビジネスクラスのシートが「クラスJ」扱いになっているのが
ヘッドレストカバーでお分かりになりかと思います。(降機時の画像なので一部乱れちょります)
搭載されるシートは「SHELL FLAT NEO」と呼ばれるもので、
「アップライト」、「リラックス」そして「ベッド」の3ポジションが選択出来る代物。
↓このスイッチ達で座席を動作させます。
流石に「ベッド」ポジションにする勇気はなかったッス。(汗)
パーソナルモニタは15.4インチ。
↓コントローラを操作する事で、いろいろと楽しめるみたいですね。
窓は787の特徴でもあるシェードなしのタイプ。
窓下に付いているボタン操作で明るさを調節します。
↑画像左側が一番明るい状態で、右側が一番暗い状態。
暗い方は実際には濃い青色と言う感じになりますね。
照明。
LEDによる間接照明がとても綺麗です。
セントレアで降機の際、チ~パ~さんに何パターンか変更して頂きました。
↓これは「Tancho Mode」(丹頂モード)、JALの象徴鶴丸をイメージした物なんだとか。
なるほど、いい感じ。
これに緑色が加わると「Christmas Mode」(クリスマスモード)になるそうなんですが、
かなり喋喋しい様で、お好きではないらしい。(笑)
因みにANAの様なレインボ~はないそうな・・・。
そんな訳でセントレア到着。
普段は絶対に新幹線で行く様な距離なので、本当にあっと言う間です。
まずは昼餉から。
やっぱここに来たら絶対食べちゃう「矢場とん」のひれカツ定食。
いと美味し・・・。
折り返し便まで相当な時間があるので、迷う事無くデッキへ向かいます。
↓この日よけが是非欲しい~。
午前中の早い内にインターの便はほとんどが離日してしまうので、
目立った機体もなく何処かのんびりとしたムードが漂う中、
デッキの警備で四六時中↓こいつが闊歩しています。
セグウェイ・・・ちょっと乗ってみたい。
最近設置された
白いツチノコ用の倉庫。
ツチノコ飛来に合わせて積み荷を船で運ぶのは、時間的効率が悪いと言う事で設置された。
ここに予め積み荷を運んで置けば、仮に海が荒れて輸送出来ないと言う事態にも
十分に対処出来ると言う公算。
デトロイト行き、デルタの747がひっそりと佇んでいた訳ですが、
何でだろう・・・全く「ときめき」を感じね~ッス。(笑)
でも一応出発は抑えて置きました。
にしても暇どぅあ~。
(注:それにしても暇だの意)
そんな中でもちょっとだけ楽しみな機体の飛来を待ち続けます。
やがて現れたピンクな機体。
ぬお~、
「さくらちゃん」登場。
またそれかい!?と言うご意見はナシでお願いしまっす。(汗)
僕にとっては見る度に楽しくなる機体なので・・・。
見る物も見たのでデッキを後にします。
セントレアって毎回催し物をやっていて結構賑やかなんですが・・・。
おっ、19日は憲一も来るやんけ~。
ファンの方は是非・・・。(笑)
因みにこの時はパフィーのトークショーやってましたよ。(撮影NG)
お客も少なめな午後の搭乗口。
↓これに乗って帰ります。
流石に国際線絡みの成田への便、コードシェアの数が凄い。
この便は確か4社だったかな。
いよいよ出発時刻が近付いて来ました。
クルーは往路の便と同じメンバーなので、単純往復の照れくささが炸裂する中、そそくさと機内へ。
今回もボーイングのシリアルを無事に発見。
あっと言う間に搭乗終了となり、3084便は一路目的地である成田目指して出発しまっす。
外の風景は午前にも増して薄く霞んでいて視界は悪し・・・。
高度がまだ低めの浜名湖上空を撮影。
非常に見え難いけど、エンジンカウルの上に霊峰の姿も。
絶賛降下中の房総半島北側。
今回は折角の窓側席だったのに景色を楽しめなかったのが残念至極。
この便もあっと言う間に終了、成田に到着です。
ANA集団に完璧囲まれた光景。
と言う事で今回の弾丸ツアーも無事に終了。
正直787を楽しむ!と事に関しては流石に時間が足りませんでしたが、
エンジン音の静かさ等の最新鋭機らしい快適性や充実した装備類なんかは、
何となくですが感じたり触れる事も出来たと思います。
先日退役した747が追いやられるのも、こんな機体に乗ると非常に分かる気がして来ますね。
満たされなかった部分はいつの日かまた、今度は是非インターの便で・・・。