足尾＆信濃　撮影オフ　其の5　廃集落１　

倒壊した倉庫？と木製電柱。
そして垂れ下がった電線。
廃・・・・です。




窓から中を・・・。
家政婦は見た、ではないけれど。




湿気の篭った薄暗い部屋。
まさにＰＳのゲーム、サイレンに出てきそうな雰囲気です。




屋根も天井も、崩壊して雨ざらしです。




薄暗い台所。
明るく撮るよりも、暗めの方が、ドロドロ感というか・・・。
雰囲気が変わります。
今日は、この雰囲気が似合うと思った。




ブレーカーじゃなくて、安全器。
要はヒューズです。
懐かしいね。




茶箪笥でしょう。
ここに食器たちが並べられ・・・ていた筈。
かつての賑わいの頃、この一家にも明るい笑い声が響いていたのだろうか。
そうなら良いな・・・と思う。

他人じゃないか！と言われたらそれまで。
でも、廃なモノだって栄光の時代があった。
ここは、その頃の、その人たちの想いが詰まっているから。
だから、幸せだったのなら・・・と思う。
幸せだったのなら、廃になっても救いがあるじゃないか！。




障子も倒れ、当然障子紙など、ボロボロだ。
でも良く残っていたね・・・。




押入れの中。
松尾でも、新聞を貼ってあった。

防寒用？それとも防虫用？。




床が腐ってる・・・のでこれ以上は行かない・・・、ではなく行けない。
多分、体重かけたら抜けるよ、この床は・・・。
怪我はしたくないから、無理しない。




長閑な山村集落、といった雰囲気です。




草に埋もれつつある、鉱山住宅・・といったイメージで撮りました。




吸い込まれそうな青空。
淡いブルーが、とても美しかった。

廃とブルーの空。
対照的過ぎるね。
その度合いが激しくて、寂しさを一層感じさせる。




窓から台所を覗くと・・・・。
妙にリアルな生活感が。

少し前まで誰か住んでいたかのようでした。




中も多少荒れてるけど、まだまだ綺麗な方だと思う。




このカーテンは・・・・。
この家には、子供が居たと思う。
女の子かな・・・デザインからしてね。




ネーミングは素晴しい、樹氷。
こういう甲類は、悪酔いするんだよ・・・。
そして、思い出を沢山なくしたね。

マイルドウォッカ、なんて名前で売ってた時期もあった。
妙に中途半端に残ってるのだが・・・・・・。

リアルな生活感を、感じませんか？。




洗い場。
かつては、雨水を溜めて洗い場に・・・などという記述もちらほら。
でも裏は取って無いから。




すべり台。
子供の人気者・・・だった筈。

今となっては、遊んでくれる子供が居ない。
寂しくなったものだね、この辺も。




公園だったらしき場所は、草生え放題。




階段とすべり台と、石垣。
子供が、きゃあきゃあ騒いでいたのも、もう遠い過去。




すべり台は、自然のオブジェと化していた。
流石に、鉈でぶった切って滑る・・・という暴挙はしませんよ。
なすがまま、自然に任せて朽ちる姿が一番ですから。




ヨコハマ買出し紀行の世界観・・・・・。
そう、こんな雰囲気が見たかったんだよ。

草に埋もれる鉄棒。
良い雰囲気じゃありませんか！。




近寄ってみました。
ヨコハマ・・・・の世界ってこんな感じなのだろうか・・・・と想像しながら、ウロウロ・・・。
草が生え放題。
人の手も入らない。
でも妙に踏み跡はある。

多くの人が訪れているのでしょう。