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風越 龍のブログ一覧

2018年08月28日 イイね!

いわき 宮金坂橋


常磐炭田内郷地区にある宮金坂橋。




通行人専用のトラスがレールの橋です。




元々はワーレントラスと思うのですが・・・・。




転落防止の柵は後付け。




炭砿が華やかな時代。
多くの住人が買い物の為に使ったことでしょう。




凄く小規模、人道専用と云うのが良く分かります。




使わなくなったレールの再利用。
今時は減りましたね・・・・・。




小さくても堂々とした姿。
でも可愛い橋です。
Posted at 2018/08/28 20:29:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 常磐炭田 | 日記
2018年08月26日 イイね!

みろく沢炭砿資料館

みろく沢炭砿資料館
みろく沢炭砿資料館。
私設の炭砿資料館です。

館長の渡辺さん自身が集めた資料が展示されています。
しかも手にとって見る事が出来ます。
さらに渡辺さん自身も炭砿夫として働いており・・・。
体験談などナマの声が聴ける、貴重な資料館です。




地圧に耐えるための支保工は皆の命綱。
だからこそ、の掲示です。
※坑道が崩壊したら・・・・・・、通気が無くなりガスが溜まり窒息かガス爆発か、常磐炭田であれば非常に高温の為、熱中症に至るか・・・・と命がけの仕事ですから、坑道を維持する事は自分を、会社を、仲間を守る為に必須です。




これも地味ですけど、同じく必須項目です。
電気が無ければ、エアーが無ければ・・・・、何も出来ません。
設備を守る事=命を守る事につながる大事な掲示です。




自己救命機、一酸化炭素が充満した際に使う救命器具とか若い世代は絶対に知らないであろう、カーバイドランプ。
構造が簡単ですが点火源となるため、坑内ではあまり使うことが勧められないランプでもあります。




昭和25年2月10日発行の壁新聞。
電力を上手に使う為の内容が書かれています。
ボタ、の表現があり九州方面から来た方が書いているのかな・・とか、あくまで想像ですが土地柄でズリと呼ぶかボタと呼ぶか。
同じものでも呼び方が違うところもまた、面白いものです。




ヘルメットとキャップランプ。
キャップランプの色によって、役職とか所属部署とか分かったそうです。
が、メモを取らずに失念してしまいました・・・・・・。




火薬類は必須の職種です。
それゆえの注意喚起。




今時の含水爆薬なんてものはありませんから・・・・・・。
経年劣化でもドカンと行くし、昔の火薬の取り扱いは本当に大変だった事と思います。






枠足と押木の繋ぎ目。
これも渡辺館長のお手製。
綺麗な継ぎ目に職人だなぁ・・・・と感じます。

私じゃ此処まで綺麗には出来ません。
何せ不器用ですから・・・・・。




トロッコを坑内から巻き上げる・・・・事のデモが見られます。
トロッコは1両ですが、こうして巻き上げていたのだ・・・と目で見て分かる貴重な資料です。




このトロッコがデモで実際に動きます。
巻揚げ機担当の方の給料は安く、切羽で働く採炭の方には敵いません。
ですので親には(危険だから切羽はやめろと)言われても、採炭に回る方も多かったとか。




この歯車が回ると・・・・。
本来ならば数トンのトロッコが地下の坑道から上がってきます。




制御用の操縦桿とでも云うのかな。
シンプルイズベスト、位のシンプルな構造です。
車もシンプルなのがいいよね!。




巻揚げの時、握るとベルが鳴り・・・・。
そこから巻揚げが始まります。

当時と同じ形式で、こうやっていましたよ・・・・・と肌で感じる事が出来る。
本当に貴重な資料館です。




流石にこいつは手で動きませんが・・・・・。
でもこういう今では貴重なものが展示してあったりと、炭砿について調べたり学んだりしたいと思う方には最適です。




再現坑口。
中はもちろん入れません。
あくまで再現、ですので。

色々な資料館がある中、私設でかつこれだけのものを展示する事に渡辺館長の思いが伝わる場所であると私は思います。
物理的に近くて市内くらいであったら・・・・。
毎週迷っているかもしれません。



Posted at 2018/08/26 10:58:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 常磐炭田 | 日記
2018年08月25日 イイね!

菊池寛実記念高萩炭礦資料館


高萩炭礦跡にある菊池寛実記念高萩炭礦資料館。
中は私のような者にとっては倒れるかと思う程の資料が!。
常磐炭田を知るには良い施設の一つと思います。




こういう子たちが坑道で頑張っていました。
それももう、遙か彼方の過去のこと。
でも、そういう技術や経験は其の人たちがこの世を去れば失われるものばかり。
少しでも後世の為に残る事を願います。




黒いダイヤ、石炭。
坑道掘りでの炭鉱復活は厳しいでしょうが、石炭産業がもう一度、主要産業に返り咲いて欲しいものです。
Posted at 2018/08/25 20:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 常磐炭田 | 日記
2018年07月13日 イイね!

某所 炭住其の3


強い光に出来た日陰が風に揺れています。
その姿が炭住に良く似合います。




懐かしい模様の硝子戸。




青空と木造の炭住。
羽幌や松尾の方が近代的な住宅に見えますが・・・・。
大して世代的には変わらないのです。
なんだか不思議です。




緩やかな斜面に建つ炭住。
日当たりまで公平になるように考えて建てたのであれば・・・・。
恐ろしい位の時代先取りです。
それだけ社員を大切に扱った、と思えるのですが・・・・。




懐かしさを覚える炭住長屋。




入り口の扉は更新されていますが木造の家屋はやはりこの国には似合います。




炭住に入るにはこの専用階段を使います。
こういう造り、とても好きです。




住人が去り、植物達の侵食が始まった建屋。
あと数年の命かもしれません。




ある一室。
畳もなく荒れ果てています。




台所と続きの2間。
3番方だと日中寝ている筈なので、子供が騒いで起こされなかったのかな・・・と。
要らぬお世話を言われそうですが。




人の手を離れ朽ち果てる方向に全速力で突っ走る炭住。
ここもあと何年か経つと崩壊してしまうのでしょう・・・・・。
勿体無い・・・・。




風呂桶とか色々なモノが放置されまくり。
住人が出て行った後で何か、をするつもりだったのか。




傷みが進んでいます。
炭鉱を語り継ぐものたち。
何とか保存したいものですが、やはり現実的には難しい。
なぜなら資金が無ければ何も出来ないから、です。




まだ住む人が居て維持されている街並みです。
住人がいるからこそ、まだ炭住集落が維持出来ている事は私のように見る者にとって有難い事です。




住んだ事もない集落ですが、昭和の薫りが漂い懐かしさを感じます。




緩やかな斜面ゆえに人工的に平地を準備した上で炭住を建て、人が集いし街になりました。
そんなお祭りのような賑やかな時代も、もう遙か過去の事。
もう一度、そのような時代が到来する事を切に願います。




Posted at 2018/07/13 23:32:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 常磐炭田 | 日記
2018年06月16日 イイね!

古河好間炭砿専用線トンネル・発電所跡・築堤と橋台 常磐炭田再訪


古河好間炭磺専用線の鉄橋、再訪です。
明治41年に開通、綴駅(内郷)まで専用線を敷き直行便で搬出出来る様にして昭和30年代まで安定した出炭をしていた炭磺でした。
開磺は草野心平さんの祖父、白井遠平さんです。




煉瓦造りの橋脚は明治時代の象徴のように思えてなりません。




出炭していたのは、ほんの50年前位前まで。
その頃までは斜陽産業と云われながらも、産業としていわきの地を支えた産業でした。




古河好間炭磺の発電所跡。
良く見れば送電線が中から通っていた部分が分かります。




鬼越第一隧道。
第二もあったのですがバイパスを開通させる為に、潰されてしまいました・・・・・。




国鉄式の綺麗なポータルです。
炭磺の顔とも云うべき坑口と同じと思える扱いです。
この隧道は・・・・・。




内部はひび割れています。
いつか、崩壊してしまうその日まで・・・・。
綺麗な姿を一人でも多くの人に見て欲しいものです。




100年近く前に造った隧道ですが・・・。
立派過ぎてそんな過去のものとは思えません。




ポータルに伸びる影。




綺麗なRを描き並ぶ煉瓦。




こんなに綺麗なのに放棄されてしまった・・・・・・。
炭磺と云う産業が斜陽産業となり、廃れてしまったからなのですが。
もし、常磐炭磺が露天掘りであったのならば・・・・・・。
もし、釧路の太平洋炭磺のようであったならば・・・・・・。
少しだけ、長生きしたのかもしれません。
でも、石油という流れには逆らえずに昭和と共に失われたでしょう。




一応、柵があります。
近くに人が居たので躊躇しましたが・・・・・。
人が居なければ絶対に入りましたね。
近くの住人を敵に回すと今後の活動に支障が出るので無理はしません。




職人が積んだ美しい煉瓦。




水路を渡る橋があった場所。
そこに残る橋台。




この積み方はイギリス積みですね。
長いのばかりの列と短いのばかりの列の繰り返しは・・・・。




100年近く経ってもいまだに堅牢な煉瓦積み。
造った当時の職人達は今の世に残っている事など、想像もしなかったでしょうね・・・・。
Posted at 2018/06/16 22:52:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 常磐炭田 | 日記

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「懐かしい自販機 http://cvw.jp/b/331167/47681366/
何シテル?   04/27 21:02
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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