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イイね!
2023年10月14日

CX5 スカイアクティブDのDPF洗浄は難しいのかも。

先の記事で経過を書きました。
その後のDPFの様子です。

あれほど完璧だと思った洗浄ですが、まだまだ抜けが悪いのではないかと考えています。
廃液がまだかなり茶色に染まるのです。
これはコア内にまだ硬質カーボンがあることを示唆しています。
また、石炭クズのようなカーボンも出ています。

現在のメイン洗浄液は日本油化工業のハイカーボン。
整備工場と提携してDPF洗浄を行なっているとのことですから効能に偽りはないと思います。
が、CX5のDPFは業者曰く「油分が多い」とのこと。
これがやはり洗浄液の効能をスポイルしているんだろうと感じています。
メタルクリーンで、カーボンと油分を除去したつもりですがまだまだ含んでいるのではないか?と思ってます。

ここでDPFへの堆積物の溜まり方を考えてみました。
正確とは程遠いと思われますが。。。

1.新車時はおそらくスカイアクティブDオイルを使用していただろう。

2.新車時は排気抵抗もインマニ堆積物も少なく、油分は燃えてアッシュとなりDPF壁面に堆積していく。
(大丸DPFクリーナーでの溶解液でしっかりと白濁するので)

3.排気抵抗が増えるに従ってPMも増えインマニに堆積していく。
同時に堆積PMに油分が浸透していく。
インジェクター先端部にも堆積し燃焼悪化。さらにPM発生とスパイラルにハマる。

4.油分が堆積物を飽和させ、脱落PM塊となり燃焼室にて燃え残りがDPFに堆積、白煙をあげる。
または油分が燃焼室に入り燃え残りがDPFに堆積する。
(アッシュ壁の中に硬質カーボンがプラグ化する)

故に洗浄液は硬質カーボン内部にはなかなか至らず外壁から少しずつ溶解または熱を加えて炭化させてハイカーボンにて溶かすしか方法がないのではないか?と思ってます。
切断逆洗ならば壁面が溶解すれば塊で抜けてくるでしょうが、非脱着洗浄ではそもそも洗浄液の量が少ないことに加え、洗浄液循環は抜けの良いコアを抜けやすく、詰まっている抜けの悪いコアは洗浄液が入り込みにくい可能性が大きく、また、コアを抜けた堆積物はDOCの目以下の大きさでなければ排出されない弱点があります。


2.7の差圧が物語っていると思います。

現在のところこの方法は私以外行われていません。
既にこの洗浄方法に慣れている私は作業が苦ではないので問題はありませんが商業ベースでは繰り返し作業になるので成り立たないなぁと思ってます。

無念じゃ。

ブログ一覧 | 日記
Posted at 2023/10/14 13:03:18

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この記事へのコメント

2023年10月14日 13:59
どうです?DPF交換やりましょか??
コメントへの返答
2023年10月14日 15:34
おつかれさまです♪
しつこく何回も洗えば抜けるんで大丈夫🙆‍♀️ですよん♪
ただ、ショップメニューのように1回で抜けて、スッゲー!ってのができないのが悲しいよねって感じw
スカDオイルじゃないならおそらく1回で抜ける可能性はあるのかもしれません。
2023年10月15日 10:18
前の筐体カットしたやつのDPFとDOCを割って中心部を監察してみるのはどうかと?

早く溜まるとか、再生時間がかかる場合、DOCの貴金属がダマダマに片寄ってしまう劣化を考える必要もあると思います。

分子レベルなので割っても電子顕微鏡がないと貴金属の状態は解りませんが

国の予算での研究では他車のDOCは19万キロで完全ダマダマになっており街のりの車輛では10万キロ持たないのではと思われます。

長時間アイドリングや長時間渋滞によるDOC入口温度の低下で180℃を切る時間が長くなると宜しくない様です😋
コメントへの返答
2023年10月15日 12:19
おつかれさまです♪
実はですね、雪と氷に閉ざされる時期のネタにとってあるんですw
コアの壁をキレイに削れるかどうかがキモになりますね。
セラミックらしいのでグラインダーじゃないとダメかも。

DOCの寿命ってそんなもんなんですね。
う〜ん、お気に入りの車にはいつまでも乗っていたいけど部品の劣化、高額部品なら乗り換えになるほうが多いでしょうね。
なんか悲しいなぁ😭
2023年10月15日 14:35
一時間以上のアイドリングがDOC劣化の元凶との事です。DOCの入口温度が下がると触媒温度が下がり、失活するとDOC内部にHCとPMが溜まる。

250℃以上で溜まった物は徐々に酸化分解されますが、量が多くDPF再生にぶち当たると、DOC中心部温度が高温になりすぎナノサイズのプラチナがまんべんなく塗られていたものが集まってダマダマに片寄る。

その結果、プラチナが排気ガスと触れる面積が減少しHCやPMがDOCとDPF内部に溜まりやすくなるロジックでした。

EGRパイプを外してエンジンかけると、PM吹き飛ばした後でも排気ガスは大量の未燃焼HCを含んでおり、それを活性化したDOCがどんどん分解しているのでDPFが持っているのでしょう。

HCは未燃焼軽油と未燃焼オイルでDOC入口が180℃を切ると溜まり、越えると酸化分解が始まるとの事。

回して走ると250位になっており、DOCの失活予防としては加速時しっかり回した方が良さげです。

KEとKFのDOCは別物でプラチナの塗り方を変えて劣化対策と酸化分解性能を向上させたようでマツダ技報に載ってました。その効果でDPF再生は3~4キロで終了します。
コメントへの返答
2023年10月15日 17:44
だー!なるほど、ハイエースやスカDに無くて、アイドリング時が多い中型トラックにめちゃくちゃ多いDOCの焼損原因にドンピシャですね。
めちゃくちゃ頷ける話しです。

再生距離はともすると発生PM量に目が行きがちですが、前にDPF洗浄するならDOCもついでに洗ったほうがいいよねって。
なんでしたっけ?一定条件下の走行でPMが少なくなる領域の現象、あれの働きに寄与するDOCは大事だよねって話しを2人でしてましたもんね。
だからどんなにリフレッシュしてもDOCがお疲れだとなかなか距離は延びないのかもしれません。

考えすぎかもしれませんがiDMってドライブスコア機能がありますよね。
あれKEは意外にもシャキシャキ運転しないと高スコアは出ない。
特に加速は意外に元気良く走らないとスコアは上がりませんが、ダラダラ走ってDOCにダメージが蓄積するのを回避したいのかも。
19万キロリミットだと普通に考えると廃車まで大丈夫な気がしますが、運転用途によってはリミットを早く迎える車が出るかもしれませんね。

やっぱりKF、特に一つ前のSH-VPTSの190馬力はKEのフルチューンなんだなぁと感じます。
今回適合を確かめていなかったためke2awのDPF中古を使いましたがSH-VPTRのDPFが使えるならそちらにすべきでしたw
めちゃくちゃ再生が早いKEってのも面白すぎるっすw

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