まずはゴールデンウィーク前半、四国をぐるっとドライブしてきました。
いつもどおり、風車めぐり。それと、今回は四万十川の沈下橋めぐりもしてきました。
実は今回、ゴールデンウィーク前半の真ん中に予定があって、この四国ドライブは計画としてはあったものの、このゴールデンウィークでやるつもりはありませんでした。
27日にお休みをとっていたので、朝のんびりおきて、勢いでカバンに着替えをつっこみ、ラングラーのエンジンをかけて高速に飛び乗りました。お昼12時。
それから6時間後。
気づいたら道後温泉にいました。
一度は行きたかった温泉。平日の道後温泉は空いていて、ピカピカの
二宮飛鳥の湯と迷いましたが、せっかく空いていたので本館でのんびりとお湯につかりました。
趣はやはりピカイチ。一気に癒されました。
こっちの方ではお風呂の受付終了を「札止め」と言うんですね。地元のあたりではあまり聞かない気がします。
あと愛媛県内のお風呂は石鹸とかボディソープがオレンジ色でみかんの匂いがついてる。
もちろん温泉に入るためだけに平日料金の高速道路に飛び乗ったわけではなく、いつもの風車めぐりもちゃんとしてきました。
今回のドライブは、全行程でこんな感じ。
全行程1,600kmの楽しいドライブでした。
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道後温泉に浸かった後は、とりあえず翌日の風車めぐりに備えて、車中泊場所を探しました。
その日の車中泊場所に決めた八幡浜の道の駅へ向かいつつ、さすがにここまでくると燃料が心もとなく、ガソリンスタンドが閉まり始める時間となったので伊予市内で給油。
来る時の高速道路で集団の虫爆撃をくらってひどい状態のフロントガラスを、めちゃくちゃ綺麗に拭いてくれたお兄さんには感謝しかありません。
ラングラーちゃんがお腹いっぱいになったところで、八幡浜で車中泊の準備をしていると、警官に声をかけられました。
怪しすぎたかとおもったら、少し前まで近くで騒いでいた女の子たちを探しているようでした。ホッ。
Day 2:
2日目の朝は突如道の駅の放送設備まで使って大規模に始まったラジオ体操で目覚めました。
港湾関係者や地元の方々が集まってやっているようでした。車中泊勢もぽつぽつ参加し始め。
今回の風車の目的は、愛媛県伊方町の佐田岬半島につらなる風車群。
景色もたいそう良いと聞いていたので、気になっていました。
それはもう間違いない景色で。
最高の風車めぐりができました。
せっかくならと佐田岬にもよりましたが、灯台までは徒歩1.8kmとかなり時間がかかる模様。
佐田岬半島の風車巡りにしっかりと時間をかけてしまったため、省略しましたがなにやら素敵な場所らしく、帰ってきてからちょっと後悔。
お昼ご飯には「レストラン風車」なんてうってつけの道の駅のレストランを見つけ、ご当地(?)のちりめん丼をいただきました。
あとはひたすらに、その日の車中泊の目的地、道の駅すくもを目指して走っていたのですが、道路脇の山の上に風車群を発見。
ギリギリ日没前に辿り着けそうだったので、寄り道しました。
寄り道は大正解で、めちゃくちゃ素敵な景色に出会えました。
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Day 3:
道の駅すくもで目覚めたこの日は、もう一つ気になりポイントだった、四万十川の沈下橋をめぐります。
1つ目は佐田沈下橋。
そこそこ観光客もいて、渡る勇気がなかったのでここは徒歩で見学。
うーん、四万十川の雰囲気は最高でした。
ここで1日ぼーっとしていたい、などと思いましたが、ここはドライブなので次へ。
2つ目は三里沈下橋。
看板をたどっていくと目の前に橋が現れ、渡るしかなくなりました。
さっきよりもずいぶん狭い橋で、スリリングでしたが貴重な経験でした。
ここは河原に降りられるようになっていたので、なんのためにラングラーに乗っているんだァと言うことで、降りていって、記念撮影。
その後も、けんさんにもらった素敵な沈下橋マップを頼りに、高瀬沈下橋、勝間沈下橋、一番有名だという岩間(落ちてました)を飛ばして()、長生沈下橋、中半家沈下橋、半家沈下橋とめぐりました。
河原に降りられるところもいくつかあって、ラングラーだと自由度の高い沈下橋めぐりとなりました。
沈下橋は観光スポットとなっているので、そこそこ人や車通りがあるものでしたが、最後に訪れた沈下橋は人の気配すらなく。
なかなかの穴場スポットでございました。
沈下橋はここ以外でも見かけたことがありますが、四万十川流域では完全な地域の象徴みたいなものになっていますね。
川幅も広いし、雨が降れば流量も多いのでしょうか、水が増えたら沈んでしまう橋も、普段見ないもの、地域にとっては日常でも自分にとっては非日常、風車に通じる何かでしょうか、個人的にはなかなかにおもしろかったです。
沈下橋をお腹いっぱい堪能したところで、四万十川に沿って四万十市から四万十町方面、土佐市を抜けて高知市でお風呂にします。
と思ったのですが、四万十側沿いに走っていると「海洋堂ホビー館四万十」という場所に似つかぬ案内表示を何度か見かけます。
どうしても気になったので来ちゃった。。。
なんでここに...という場所でしたが、ドライブの休憩がてら、おもしろいものが見られました。
最終日は行きに高速ですっとばしてきた香川でうどんでもすすって帰ろうかな、と思っていたので、車中泊場所を道の駅たからだの里さいたに決め、一路国道32号を進みます。
なかなかの山道でした。
行ってみたいうどん屋さんは1軒だけ目星をつけていたのですが、なんとシカさんがさっそうと隼でやってきて3軒ほど案内してくれました。
いろんなうどんが食べれて最高でした。ありがとうございます。
もううどんは立派な観光資源。
開店45分ほど前に行きましたが、想像を遥かに超える大行列。
それでも列は早くはけ、どう見ても
GWに並んでまでうどんを食べにくる変わり者こっちを映しているテレビカメラに照れながら、おいしいうどんをいただきました。
与島でソフトクリームを食べつつ、倉敷JCTまで隼ちゃんとツーリングして、帰りは新しく開通した新名神区間を走って帰りました。
トンネルの照明に組み込まれたペースライトは目新しいし、なにより大した渋滞に巻き込まれずにスムーズに帰れたのはすばらしかったです。
あやうく腐らせるところだったゴールデンウィーク前半の休みも、思いついてすぐ動いたことで、最高のドライブにかえられました。
久々にたくさん走って、大満足のドライブとなりました。