お盆休みはもうすぐそこですが、混雑前の一足先に風車めぐりドライブをしてきました。
今回の旅程は、銚子→神栖→宇都宮→田村→会津若松とめぐり、そこから新潟経由で帰ってきました。
ルートとしてはこんな感じ。
全行程1600kmちょっとの楽しいドライブとなりました。
金曜日に休みをとって、平日料金の高速道路を少しでも安く、時間も有効に使って、ということで、4時前にON。
新東名高速の制限速度110km/h試行が始まってから初めて走ったので、試しに制限速度近くで走ってみました。
うーん、車の性能、道路の設計的には何ら問題がないのですが、大型の80km/hと速度差が開く一方だし、意識のないドライバーはそんなのお構いなしで第二走行車線にずっといるし(おそらく十分速いと思い込んで)、とても走りにくい印象でした。
速度差が開くと詰まったときの減速度も大きくなり、なんだかやたら疲れる印象でした。
あくまで制限速度、なので、無理にそのスピードで走れってことではないのですが、どうにもぎくしゃくした印象を受けました。慣れなのかなぁ。
それはさておき、まだ通ったことのなかったアクアラインを走ってみたく、海ほたるにも寄り道をして房総半島を目指しました。
平日朝の通勤ラッシュの時間にちょうど混雑する横浜町田ICから国道16号を経由して首都高へというあたりに重なってしまい、30分ほどロスしました。
すでに深夜料金分はリセットされているので、袖ヶ浦で降りて、国道409号線で銚子を目指しました。
旭市、銚子市の周辺にはたくさんの風力発電所があり、見学できそうないくつかをめぐりました。
本当は房総周辺の風車をみたあとは、宇都宮の大谷資料館を見学して、ぎょうざを食べて、なんて考えていましたが、計画段階ですでに時間の読みを大幅に誤っており、そんな時間はとうてい取れない状況に。
あきらめて神栖、鹿島港周辺の風車をじっくりみてまわりました。
鹿島港の風車を見終わったあたりで、ラングラーちゃんの空腹が限界に達し、近くで給油しました。
時間をみると、大谷資料館はさすがに閉館時間に間に合わないにしろ、高速を使えばぎょうざくらいは食べられるか、という時間だったので、北関東道を使ってぎょうざを食べにいくことにしました。
気になっていた宇都宮みんみんの1番近い店舗が真岡(もおかと読むらしい。無理。)市にあるとのことで、狙いを定めて移動を開始。
うっかり防止にナビには一応ルートを入れていたのですが、東関東道がまだないナビには水戸大洗ICから乗れとのルートが。
素直に茨城空港北ICに行ってもいいのですが、大洗の景色も少しは見ておきたいなと思っていたところだったので、大洗まで海沿いドライブを決行。
なにやら地元の友人が近くを走っているようだとの電波を受信したので、無線で呼びかけてみると返事がある。
偶然にも北関東道を前橋方面へ行くとのことだったので、笠間PAで合流。
こんなところで全く別の用事だった岐阜ナンバーの邂逅となり、笑えました。
さて、ぎょうざのことは忘れてはなりません。
20時までとのことでしたので、オフ会もほどほどに、真岡の餃子屋へ。
....おい、まじか。
しまりんの気持ちがよくわかります。
「休業日」の看板。
今日は営業日のはず...。
もう一度確認するも、定休日ではありません。
臨時休業か。
うかうかしていられません。
本来このあとの予定は、福島は田村市。
わざわざ高速道路まで使って宇都宮に来る用事はぎょうざの他にありません。
ならば、と、バイパスで早めに辿り着けそうな高根沢の店舗へ向かいます。
作戦は成功。帰宅ラッシュで真っ赤な市内を尻目に、怖いくらいびゅんびゅん流れるバイパスを通って、ちゃんと食べられそうな時間までに到ちゃk.....
.....おい、まじか!
こちらも休業日の看板。
よくよく調べると、他の店舗はやっていたようですが、たまたま訪れた2店舗が同じ日に臨時休業。
日頃の行いはよいと自負しているのですが、この仕打ちです。
恐るべし宇都宮。
この時点で19:30。希望は失われました。
すねました。すねましたとも。
もうご飯はどうでもよくなったので、お風呂へ行くことにしました。
まぁ、未踏の地をドライブできて楽しかったのですけど、妙な虚無感をルーフラックに載せたまま、さくら市の喜連川温泉、道の駅きつれがわへ。
23時までやっているありがたい温泉です。
ここで明日の行程ですが、田村市周辺の風車を2箇所みたあと、お昼は久々のむらいで!と決めていました。
11-14時の間にむらいにたどり着かないといけないので、朝早くから風車をみるために、この日は福島県の平田村、道の駅ひらた(クレールではない)へ向かうことにしました。
快走路でしたが、尋常じゃないスピードで走る上にめちゃくちゃ煽ってくる地元民に精神をすり減らしながらのドライブとなりました。スペースがあったら避けるのに、あまりにも車間を詰めてくるので避けるに避けられず。わかってる?
さて、道の駅ひらたでは気温は20℃。
猛暑日が続いておりますので車中泊を心配しておりましたが、そんなものは杞憂に終わりました。
朝方は寒いくらいで、寝袋にくるまっての車中泊となりました。
おはようございます。Day2。
秋の朝のような爽やかさ、目覚めは最高でした。
自分のエンジンがかかったところで、朝ごはんをかじりながら滝根小白井ウィンドファームを目指しました。
よく晴れた朝の涼しい風力発電所ほど爽快な場所はないと思っているのですが、まさに最高の空気をチャージ。
その後はすぐお隣の、桧山高原風力発電所へ。
ここは今回訪れた中で最高の場所でした。
雰囲気も眺めも、風も。
あまりの心地よさに、しばらく東屋で時間を忘れていました。
さて、時間を忘れていると、昨日の悔しさがどこからか滲んできます。
むらいこそは食べたかったので、後ろ髪を引かれる思いで風車をあとにします。
ばっちり間に合いました。お昼直前の時間になってしまいましたが、案外空いていて駐車場も店内も待ち無し。
昨日の旅下手さんとは打って変わって。
以前来たときは完食できたんです、できたんです。
パック、10円になります。とのセリフを聞きながら、満足げにお店をあとにしました。
続きはほのかなソースの香りとドライブです。
もう一つ、以前来たときには(多分)なかった、会津若松ウィンドファームへ。
猪苗代湖の南にある、どでかい郡山布引高原風力発電所は以前紹介しましたが、こちらは猪苗代湖の西にあるやつです。
真新しい風車の奥には、うじゃうじゃ生える布引高原の風車。
なかなか良い景色でした。
でもここまで来たらやっぱり寄っておきたい、布引高原。
来ちゃった。
前回までの訪問ではなかなか時間的にできなかったので、今回は自分の足でじっくり歩き回りました。
もう少し散策したかったですが、さすがの暑さのため、そこそこで断念。
ここまでこればもう風車はお腹いっぱいです。
あとはだらだら帰るのみ。
こちらも前来たときにはなかった、坂下の道の駅で磐梯山を眺めながらジェラートをいただき、Made in Bangeの衝動買いで〆めにして、今度は日本海を眺めながら帰ることに決め、新潟まで飛び出しました。
お風呂は多宝温泉だいろの湯にしました。22時までお風呂もごはんもいけるという、素晴らしいところ。
湯船も独特で、すごくよかったです。シャワーの水圧以外は。
ただ、せっかく22時までごはんが食べられたのに、お昼にたべたあいつのせいで全く要らない状況。
そういえば一切れ車の中に転がっていたのをソースの香りで思い出し、かじりながら、季節を思い出させる打ち上げ花火を横目に、本日の寝床を思案するのでした。
結局お風呂に入ったあとはそんなに持たずして眠くなり、近くの道の駅 良寛の里わしまでおやすみなさい。
気温も24℃付近とちょうどよく、これまた快眠でした。
最終日はひたすら帰るのみ。
途中でうみてらすの風車に吸い寄せられたりしましたが、なんとか無事に帰ってこられました。
最近特におでかけをしていなかったので、溜まっていたドライブ欲晴らしにはちょうどよいドライブでした。
今度はどこの風車を見に行こうかねぇ。