しなやかな動き

先日、町田の某「ハウルの動く城」でタイヤ交換をしてきました。








事前に伺って見積もりを取った候補は３種類。


具体的な金額はココには書きませんが、

廃タイヤ処分代＋ホイールバランス料込の総額を比較すると

①ADVAN A050-M

②POTENZA RE-71RS

③ADVAN NEOVA AD09

の順番でした。



石橋RE-71RSは発売して２年半も経っているにもかかわらず、なんとも強気の価格設定。

比べて横浜AD09は、発売して半年なのになかなかのお求め安さ。



結局、自分がオーダーしたのは





「グランプリM5→M7→M7R→ネオバAD05・06→AD07→以後A050-M」と、自分はずっと横浜党なんですよね。

なので、またネオバに戻りました（笑）










参考までに、ADVAN NEOVA AD09に対する自分なりのインプレなど。


■乗り心地

ショップから出発してすぐに感じたのは、タイヤのしなかやさ。

ダンパーの減衰力を数段ソフトにしたような感触。

しかし、ステアリングに伝わってくる路面のインフォメーションは正確。


このしなやかさは、軸の部分に剛性があって、サイド部分がたわんで戻るような構造が効いている感じ。

タイヤ全体が風船のように柔らかいとか、新品ゴムの弾力とか、そういう要素とは違う。


結果、静粛性や衝撃吸収性がグッド。

またこの構造は、ウエット路面でのグリップ向上にも効果があると思われ。


今までそういうコンフォート要素を省略したＳタイヤを交換・交換で10年以上履いてたんですよね。

だから、久し振りのラジアルがこんなにも乗り心地の良いコトにちょっと感動(^o^)





■転がり抵抗

タテ方向の転がり抵抗が少ない。

アクセルオフの後、Ｓタイヤはその強力なグリップからすぐに減速方向へとベクトルが転換。

しかし、AD09ネオバはスピードを維持したままス～ッと前に進んでゆく。

走りに軽快感がある。





■内側と外側

ある程度キャンバーを付けるコトが前提の造りになっていて、

タイヤの内と外でグリップの印象が違う。


街乗りの低速域や高速道路の直線で使う内側部分は耐久性重視。

サーキットや峠のコーナリングで使う外側部分はグリップ重視。


単純にそう振り分けられているワケではない気がするものの、

全面グリップ重視で造られているＳタイヤと比べると、接地面での性格の違いが感じられる。







ラジアルでサーキットでの絶対的なタイムを求めるのであれば、ネオバよりもA052でしょうね。

ただ、グリップ能力を求めるのであれば、A050-Mを選べばいいワケで。

今回は乗り心地・ウエット性能・耐久性など、ストリートでのトータルバランスの機能が欲しかったので、その意味でAD09ネオバはちょうどいい選択だったのかなと思いました。