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りゅうじん@黒豹FDのブログ一覧

2023年02月26日 イイね!

答えのない世界

いまさらですが

山口つばさ「ブルーピリオド」

というマンガにハマってみました。



マンガ大賞2020受賞作品。

現在も月刊アフタヌーンで連載中。



単行本の第1巻から本屋で少しずつゲットして、

ここで最新刊の第13巻まで読み終わりました。










ジャンルはスポ根美術マンガ。

高校生がふとしたキッカケから絵を描くことに興味を持ち、美術部に入部。

美術大学の受験合格を目指すことになり、美術予備校へと通う。

そして、難関の東京藝術大学に現役合格。

また大学生になってからも、答えのない課題に向き合うことで、さらにアートの深さを学んでゆく。





美術・芸術を扱ったマンガですぐに思い浮かぶのは

細野不二彦「ギャラリーフェイク」

しかし、あれは主人公が裏世界にも通じた画商。

ある意味プロ目線でのお話。





「ブルーピリオド」は

男子高校生が、全くの素人状態から段階を踏んで美術の世界を探究してゆくストーリー。

主人公がその時々の課題に挑むたびに経験する苦悩を、読者も疑似体験してゆくスタイル。


そういった絵画の作り手目線でストーリーが展開出来るのは、

作者が同じく東京藝術大学の卒業生だからこそ。


こういう特殊なジャンルになってくると、

自身にもそれなりのコアな経験値がないと突っ込んだ領域の表現ができないですからね。










主人公は「作品」を制作する前に、たくさんの「考察」を積み重ねる。

なぜその絵を描くのか。

なぜそれを油絵で描く必要があるのか。

特に大学に入ってからは、コンセプトが言葉で説明できなければ「作品」としては認められない。



自分がこのマンガに興味を持ったのは、その「考察」の部分。

それって、自分の一眼レフ愛車撮影修業と似てる気がするというか、

結果が写真なのか絵画なのかの違いだけで、

制作過程でやっているコトは同じなんだよナと。










カメラは単なる道具だから、「記録」は撮れても「作品」は撮ってくれない。

「写真」は、撮影者の意思が見る人の内面に伝わって初めて「作品」になる。

だから「偶然撮れた」ではなく、最初から「狙って撮りにゆく」意識が必要。


カメラを構える前もシャッターを切った後も、常に考え続けるコトは大事。

ある現場で結果的に納得のゆく写真が撮れなかったとしても、その時の「考察」の経験値は次の現場へ持っていける。





「プルーピリオド」でも「アートは才能か、努力か」というテーマが軸になっていて、

他人よりも才能がない分、描く量で追い付いて行こうとするのだけれども、

やっぱり「好き」でなければそれは続かない。


「好きなコトに対して努力し続けるコトが出来るのも才能」

スポーツ根性ものマンガで王道となっている結論は、芸術にも通用するのでは?

読んでいてそんなコトを感じました。









Posted at 2023/02/26 05:31:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一眼レフ | 日記
2023年02月12日 イイね!

ローテーション

オトコの三大趣味。

クルマ・カメラ・腕時計。



まぁ最近は

「クルマは所有しない」

「カメラや腕時計はスマホで充分」

の時代でしょうから、昭和世代のアレってことで。







で、自分の場合、

クルマはMAZDA FD3S RX-7

カメラはCanon EOS 1DX

でありますが、腕時計には特にこだわりがなく。



結局のところ、職場が金融機関で、時間管理がお死事に直結する関係があるもんで、

とにかく時刻表示が正確&電池交換やメンテに手間がかからない、といった「機能」を求めてしまうんですよね。

具体的に言えば、CASIO製ソーラー充電&電波腕時計なんて、使っててものすごく便利。







しかし、しばらく前に山田五郎氏の本を読んだことがキッカケで、デザイン重視の腕時計が気になるお年頃に。


「いや、何本も持っていても、使わなければ意味がない」

そう考えて購入は控えていたのですが、

腕時計関連のYouTube動画で

「3本までならローテーション可能な範囲」

なんて話を聞いてしまったのが運の尽き。



さきほどのCASIO製以外に2本を追加でゲット。

現在3本の腕時計を日々ローテーションして使ってたりしまふ。







それらはどれもネット通販で買える日本製。

もともと何十万・何百万もするような海外有名ブランド高級品などには手が出せません。

ただ、自分がゲットできる範囲の中で、それぞれ性格の違う腕時計をチョイスしてみたので、毎日ちょっとした変化が感じられて楽しかったり。










■SEIKO「SZSB012」







機械式腕時計。

ぜんまい自動巻・手巻付

けれんみのないデザイン。

黒の文字盤とシルバーの針がとても見やすい。

機械式のため本体の重みが若干感じられるものの、バンドの装着感が良いから全然気にならない。





裏ぶたは内部構造の一部が確認できるシースルースケルトン。

ぜんまいによって「てんぷ」が一生懸命動いてる様子が見えて、なんだかカワイイ。





お値段は、定価52,800円のところ、税込31,680円。

この品番の系統は、見た目が高級腕時計のGS(グランドセイコー)に似ていることから、

海外では「ベイビーGS」「プアマンズGS」などと呼ばれている模様。

しかし、コレはコレできちんとしたクオリティで造られているので、

自分的にはコストパフォーマンスが高いと感じられ。





最大巻き上げで41時間持続。

ぜんまいはりゅうずによる手巻きも可能。

ただ、自動巻きのほうが歯車のダメージが少ないとのこと。

そのため、2日に1回は腕に装着したほうがベター。





自分の日常動作によってぜんまいが巻き上がり、命を吹き込んでいるため、

個人的には左腕に小動物を飼っているような感覚。





















■EINBAND「Reise」Blue sandstone × SandalWood







クォーツ式 木製腕時計。


天然石ブルーサンドストーン製の文字盤。

天然木サンダルウッド製の本体&バンド。

自分はそれにオブションのチタン製バックルをセット。





文字盤を見れば、まるで夜空。

キラキラとした満天の星。

そして、腕には木のぬくもり。

灰色のオフィスの中で、時刻を見るだけで「癒し」が感じられる。





木製は、着けているのを忘れてしまうほどの軽さ。

静電気防止効果もアリ。

自分は大丈夫だけれども、金属アレルギーの方にも良い模様。





EINBANDは日本のオリジナルブランド。

ドイツ語で「絆」という意味とのこと。

お値段は、オプションのチタン製バックル(500円)を付けて、税込12,000円。





















余談ですが、腕時計の写真は愛機EOS 1DXで撮影してみました。

いわゆる「ブツ撮り」初体験ってヤーツ。





マクロレンズは持っていないため、EF24-105mm F4Lで対応。

最短撮影距離45cm。

それより近すぎるとピントが合わない!

あと、自然光だけだと暗いので、別方向からライトスタンドでLEDライトを照射。

手持ち撮影に必要な光量を確保。





AFが機能するギリギリのところまで被写体に寄って、

照明と腕時計とカメラの位置関係を頭に入れながら、

構図を考えてシャッターを切る。





ごく普通に見えるような写真を撮るのが意外と難シス。

一眼レフ撮影のいい修業になりました。






























Posted at 2023/02/12 17:38:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一眼レフ | 日記

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「強盗対策としてうちの金融機関に装備してもらいたいアイテム。あと、クレーマーのジジイとかも「排除」したい(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=-k2VkKYryNA
何シテル?   01/13 00:03
★漢のブラック「黒豹FD」に乗っています。クルマもドライバーもかなり脂が乗っているご老体仕様です。 車検対応の範囲内で常に耐久性重視のチューンを心掛けています...

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