りゅうじん＠黒豹ＦＤのブログ一覧

夜にドライブして、一眼レフ愛車撮影の修業をしてきました。

場所は、巷で有名な某所の高架下(^o^)


空いているタイミングを狙って、２０時に現地到着。

気温が低くて寒いので他のクルマはほとんどいませんでした。


っていうか、夜の時間帯にココに来たのは初めて。

きちんと照明があって、なかなか明るいんですよね。

一応ワイヤレスストロボも持っていったんですが、今回は使わずに撮影しました。





現場にクルマを停めた後、まずは周辺を見回して構図取りを考えます。

ただ、夜の場合はそれに加えて、空中の光の流れについてもよく観察。

照明から発せられた光の粒＝光子がどの向きに飛んでいるのか。

そして、車体をどこに配置するとどういう反射と影になるのか。

暗闇の中でストロボを使う場合はソレを自分でコントロールするワケですが、もともと照明がある場合はソレを利用するコトになります。

とは言っても、自分もまだまだ経験不足で緻密な計算まではできないので、大まかな撮影のイメージを頭の中で模索してみました。


で、結果的に斜め後ろと斜め前から光が届いているポイントに決定。

つまりは自然とクロスライティングになっている場所ってコトですかね。


そこに黒豹ＦＤを移動させて、路面のゴミを取り除いたりしてから、三脚を設置してスタンバイ。

まずは安定のキットレンズ「EF24-105mm F4L」で撮影。

ISO100・絞り開放、あとはＳＳで露出を調整。





撮影後のEOS 6Dの液晶画面を見たら、モノクロ写真かと勘違いしたぐらい橋桁＆橋脚が白く光って写ってました。

コンクリートの無機質なテイストがこの撮影スポットの特徴ですかね。

ＲＡＷ現像でもそれを活かした方向性で調整してます。


あと、個人的に夜間の背景はなるべく明るめの色にしたい主義なので、明度も調整。

黒豹ＦＤは黒ボディ＆黒ホイールで闇属性のクルマなので、そうすると陰影がハッキリして存在感が出るんですよね。

じゃないと全部真っ黒の写真になってしまう罠（笑）

その点、現地に照明があったのはグッドで助かりました。





続いて、ボケボケ大魔王の「EF135mm F2L」にタッチ交代。

単焦点レンズなので、背後の橋脚のところまで目一杯後ろに下がっての撮影。





う～ん、ちょっと背景ボケが足りないかなぁ。

まぁでもコレ以上は被写体との撮影距離が確保できなかったので、仕方ないです。



ちなみに同じ写真でホワイトバランスを暖色系にシフトさせるとこんな感じ。





こっちも素のコンクリート感が出ていて悪くないかと。

どちらを採用するかは、その写真のテーマ次第ってコトで。


個人的に、黒に似合うのは青だと思うので、ブラックボディのクルマをメインにするのであれば寒色系。

橋桁＆橋脚を中心とした写真にするのであれば暖色系。


別に正解があるワケではないので、どういう理由でなにを選択しようが全く自由な世界。

ただ、自分のゴーストはそんな感じにささやいてます（笑）





ということで、ＲＡＷ現像まで含めて、今回の夜練は終了。

また少し自分の中で写真に対する理解が進みました。

しかし、夜の撮影はやっぱり難しい…。