りゅうじん＠黒豹ＦＤのブログ一覧

俗に言われる「いい写真」

どういう写真のコトを言うんでしょうかね。

抽象的でハッキリとした答えがない問題ってヤーツ。

一眼レフを始めてまだ４年の初心者が、自分なりにソレを定義してみようかと。





あれこれと考えて出た結論。

「選択と集中が行き届いている写真」

それが、自分にとって「いい写真」と感じる要素かな～と。



例えば「撮影時間・場所・対象物」、カメラの「露出設定・構図」などなど。

マクロ視点からミクロ視点まで、さまざまな選択肢がある中で、撮影者はどういう考えでなにを選ぶのか。

削ぎ落された先にあるのが、その人の「個性」になるモノ。



逆にボヤけてなにも感じられない写真は「選択と集中」が甘いってコト。

そんなところですかね。










また「いい写真」は「撮影の動機」によって評価が分かれる場合もあります。



自分の創作意欲が動機になる場合は、それを満たしている写真。

他人の希望・クライアントの注文が動機の場合は、それを叶えている写真。


果たして「動機」からくる「目的」を達成しているのかどうか。

つまりは、全く同じ一枚の写真であっても、その「結果」が求められていなければ「いい写真」ではないというコト。



そうなると、もう絶対評価ではないんですよね。

だから、「いい写真」かどうかなんて、そこまで気にする必要はないんじゃないのかな？

個人的にはそう思ってたりします。