宝塚過激団のブログ一覧

先日、東海道新幹線の最新鋭「N700S」に乗車しました。

実際には昨年のデビューで、その直後に乗りたかったのですが、新型車両にもかかわらずこの車両で運行される列車が固定されていなくて、事前に予定を立てて乗車ができず昨年は乗れないまま。今年のダイヤ改正からやっと固定されたので、乗りに行ったのです。



列車は、発車の15分程前に入線しました。入線したのはJ3編成です。J編成と言われても、私の中では未だに初代のぞみの「300系」のイメージを引きずっていて、違和感が残ります。先頭車…あまり格好良くないです(苦笑)

指定された座席に座り発車を待っていると、床下からコンプレッサーみたいな音が微かに響き、列車は発車しました。始発駅では2割程度の乗車率でしたが、新横浜で大勢乗り込み、ざっと見たところ9割以上の乗車率に。隣(D席)に座った女性が何故か私に「今日は混んでいますね」と話しかけて来たので「そうなんですか？」と思わず答えたところ、毎月この列車で名古屋まで行っていて、普段はこんなに混んでいないとのこと。もしかしたら新型車両だからかもしれないと言い、少しだけ車両について解説してあげました。

新横浜を発車すればそこはのぞみだけに、名古屋までノンストップ。車内をあれこれ観察してみました。



全体的に内装は、N700系と比較するとグレードが上がったかなと思いました。窓回りのデザインや天井の造形と間接照明でそう思います。ただし座席回りは…肘掛けや背面テーブルを固定する部分がプラスチック丸出しで、この辺は「ちょっとな…」と思いました。座席の座り心地は、今一つフィット感に欠けていて、東京~広島は辛そう。また、窓は少々拡大されたか位置が下がったのでしょうか？　N700と比較して外が見やすくなった印象です


今回の新型車最大のポイント（乗客にとって）かもしれない、各座席のコンセントです。N700では窓側にしか無かったコンセントが、普通車を含め全席に設置されました。壁や座席背面ではなく、肘掛先端に設置されたのもいいですね


出入口上のディスプレイはLEDではなく、フルカラーの液晶になったそうです。感心したのは通過駅だけでなく、現在走行している駅の区間を表示するようになった事で、眠りから覚めた後で現在の位置がわかる案内は有難いと思いました

今回はタブレット等をあまり弄らず、外の景色を眺めていました。ふと気づいたのですが、沿線によくある「727」「西川ローズ●×」等の「野立て看板」が減っているのでは？　以前よりも見る頻度が減った気がするのです。

名古屋で多数の乗客の入れ替わりがあり、京都で大量下車し、だいたい４割程度の乗車率でしょうか？　それから間もなく、列車は定刻で終点の新大阪に到着しました。


新大阪に到着しました

この車両は東海道新幹線の10数年ぶりのフルモデルチェンジした車両ですが、大きな変化は感じられない車両でした。それでも全席コンセント設置など有難い進化も見られ、良かったです。

以下、定番の余談です。

新大阪に到着した時、離れたホームに「試運転」の表示がある車両が停まっていていて、気になったので見に行きました。


幌もパンタグラフ周囲も真っ白な、J3編成以上の新ピカ車両。これは気になります



それは同じN700Sでも、JR西日本に所属するH2編成でした。目撃するのはこれが初めてです。まだ営業運行はしていないようですが、思わぬ車両を目撃できて幸運でした

最近、新型の308の画像が出回っていますね。ご覧になった方も多いと思うので、こちらの方ではその写真を改めてアップはしませんが。

顔つきを見ると、現行308の大人しいデザインから、再び尖ってきた印象です。どこか、かつてのホンダ・オデッセイに似ていなくもないですが。それに、ボンネットの周囲が複雑な形状になりましたね。

間もなく発表とのことですが、日本デビューの時期が気になります。条件によっては、選んでもいいかも？と考えていますよ。本音を言えばMT仕様がいいけれど、もうラインナップされそうにありませんし、徐々に私の考えも変わりつつありますから。

もう一つ驚いたのは、新しいブランドロゴが採用されている事です。最近のプジョーは過去の車両のデザインを手本にしている事が目につきますが、このブランドロゴもそんな印象です。プジョージャポンのサイトのロゴもいつの間にか差し替えられていて、驚きました。このブランドロゴがフロントグリルどころか側面にまで設置されていて、それにも驚きましたが。

実車を早いところ間近で見たいものです。

現在本気で検討しているのは、ナンバープレートの変更です。タイトル画像はもちろん、個人所有ではない私とは無関係な車両（３時間程度乗ったけど）のナンバープレートですけどね（笑）

現在、うちのP嬢に付いているのは他県ナンバーですが、現在のP嬢（208）に乗り始めてから各地を転々としました、このナンバーで登録された時の住所から実に４回も住所が変わりましたし、現住所のナンバー（品川ナンバーの住所です）にしてみようか？とね。しかも…昨年の緊急事態宣言中程ではないとは言え、このCOVID-19云々で他県のナンバープレートで乗り続けるのには若干の抵抗を感じてもいるのです。そんなわけで、思い切って変えてみようかな？

でもそうなると、手続きが大変です。何しろ役所絡みの手続きなので、全て平日しか手続きができません。特に車庫証明！　P嬢がいる駐車場は会社が某社から借りている敷地なので、承認のハンコを貰うのが手間がかかるのです。これが一番面倒ですね。

ナンバー変更は、自分自身で変更するのがリーズナブルですが、そんな時間を平日に作れるか自信がありません。そんな場合はディーラーさんに頼めばいいでしょうが、万単位のコストが確実にかかるでしょう。それもまた、ネックですが。

運よく、現行のホンダ・フィットに乗れました。乗ったのは、カーシェアリングの車両です。

開錠して車内に乗り込むと、先代とは違って解放的な印象の内装でした。PCの起動音みたいな音が聞こえます。


インパネのデザインはすっきりしていて、どこか初代のオデッセイに似た印象を受けました。よく見ると基本的に左右対称のデザインで、これは左ハンドルにも対応しやすいだろうな…と思いました


パーキングブレーキを解除しようにも通常の大きなレバーやペダルではなく、先端を上下させる小さなレバーが。これ、どう動かせば解除できるかすぐにわからず、少々戸惑いました

走り出してメーターを見ると、メーターは液晶パネルのディスプレイのみで針は一切ありません。その時々に必要な情報を出すのみで、まるで最新鋭の航空機のコックピットみたい。深いこだわりでも無ければ、これで充分なのかも？　

走りについては、現行スイフトみたいな際立った特色があるわけでもなく、可もなく不可。でも感心したのは、視界が広い事です。



フィットに限らずワンモーションなスタイルの車両は、寝かせ気味なAピラーの傾斜により視界が遮られやすいのですが、三角窓の前方を（運転席側から見て）細く見えるようにして死角を減らし、少しでも視界を広くする工夫をしているのです。この点は、以前乗っていた車で苦しめられた事もあり、この長所がよくわかりました。

シートはすぐに馴染むタイプではなくて長距離を乗ったわけではないので、まだ評価しかねます。もしかしたら、デミオみたいに徐々に馴染む仕様なのかもしれませんね。

これが、現行フィットに対する私の感想です。