ダーク・ウォーターズ

環境汚染の実話を題材にした社会派の作品で、
米国を代表するDUPONT社のテフロン製造に関する汚水処理により
近隣住民や家畜に被害が出ている事を訴えたい。
しかし相手が巨大企業となると、引き受けてくれる弁護士が見つからない。
その思いを引き受けた弁護士ロブが孤軍奮闘しながら戦っていくお話なのですが、
ストーリーが淡々と進行していき、一寸盛り上がりに欠けるきらいがあります。
しかし、ストーリーの展開よりその事実に基づく部分がキモ。

テフロン自体はフライパンなどで我々の生活に馴染んでいますが、
その製造にまつわる部分にこんな闇があるとは思ってもみませんでした。

この作品があまりメディアには紹介されていないのは、
フライパンが売れなくなっちゃうからなのかな（笑）