シャイロックの子供たち

「シャイロックの子供たち」を観てきました。
池井戸潤の原作で、私は本も読んでいるのですが、
結構前の話なので、筋はすっかり怪しくなっています。
もう一度読み直してから見に行くことも考えましたが、
忘れている方が、すんなり楽しめるであろうかと（笑）

主人公西木（阿部サダオ）が務める銀行の支店で2つの事件が起きます。
１つは10億円の不正融資。そしてもう一つは100万円の現金紛失。
この２つの事件を軸に、物語は盛り上がっていきます。
私は他の池井戸作品も読んでいますし、
堺雅人の「倍返しだ」でおなじみのTVドラマも見ていましたから、
阿部サダオの軽さがちょっと気になっていましたが、
これはまぁ何となくキャスティングの意図が感じられて良かったのですが、
２つの事件についてちょっと雑な感じが気になっちゃいました。
普通その規模の融資なら、、、、
行内で現金が無くなったのなら、、、、、
銀行ってこんな組織なんだから、それは無いだろう。
みたいな、、、、、、

期待値が大きいが故、ちょっと残念な感じもなくもない（笑）

金は人を狂わせる。私は銀行員になれないし、成らなくて良かったけど、
今でもどこかの銀行では、こんなことが起きているのかな？