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昨年韓国でNo1ヒットの映画だそうですが,
日本では全く話題にならないマイナー作品で、
上映館も全国で17館と多くありません。

主演はシュリやＪＳＡなどに出演していたソン・ガンホ
彼はタクシー運転手としてドイツ人記者を光州へ連れて行く。
この光州は戒厳令が敷かれ、軍と市民が激しく衝突する
韓国近代史最大の悲劇と言われる「光州事件」の真っ只中。
光州に入るのも、光州から出るのも簡単ではないなか、
多くの仲間の協力を得ながら、それを成し遂げたことで、
当時の軍事政権の暴走が、広く世界に知れ渡ることとなった
実話に基づくお話です。

2時間を超える尺であり、娯楽作と言うより社会派で
結構重いテーマではありますが、
飽きることなく、そして最後までダレずに走り続けます。

1980年5月の光州事件について、私が知っていたのは名前だけ。
この作品を見た後、この事件を少し調べてみようと思った
そんな向学心をツンツンしてくれた1本でした。