2023年05月20日
先日、無線でTEMP送ることがあるので室外温湿度計を導入しましたが、無線だけじゃなくて室内外の温度や湿度の差を見ると木造住宅の働きも見えてきます。過ごしやすい季節だと温度も湿度も室内の変化は小さく抑えられますが、今はもう2回のシャックは温室効果で外気温より一日中高いことが多くなりました。それでも湿度は外よりは常時低く、高温多湿の夏に木造住宅は合っているように見えます。
ところで、湿度は地形や植生などによってだいぶ違う上に湿度計は誤差が大きくどこまで信用できるのか? また、温度計はだいたい正確ですが直射日光の影響がかなり大きい。一日中確実に日陰の場所が案外なくて、朝日や夕日があたる体感では涼しくても平気で5度くらい上がることがあります。
ということで、これはもう「百葉箱」が要るなと。百葉箱って小学校などにあった、風は通すが直射日光は避ける箱ですが、使われなくなり“百葉箱”という言葉が辞書から消えただとか、昔読んだ覚えがあります。今は
1990年代には気象台や測候所などの気象官署での百葉箱による気温の観測は廃止されており、百葉箱に代わって強制通風筒と呼ばれる装置による気温の観測が行われている。こうした通風筒に電気式乾湿計を組み込んだ装置を、現代版の百葉箱と称することもある。近年ではデータを自動送信することで人間が目視・筆写する必要がないタイプも登場している。...技術の進歩により測定機器を百葉箱に収める必要がなくなり、2012年以降撤去が進んでいる(wiki)
プロはもう箱は使っていなくても、測定で直射日光を避け換気をよくする必要性は変わらないわけで「データを自動送信する」一般家庭用のワイヤレスのセンサーについても同じです。そこで「百葉箱」を検索すると、商品としてはまだ存在していますが、案外値段が高いし狭い庭にわざわざ設置? すると、ちょうどセンサーが1個入るものを発見しました。
これをほぼ日陰だが午前中朝日が当ってしまう場所に設置、測定がだいぶ安定しました。それまでは、午前中に朝日が当って外気温表示がぐ~んと上がって、朝日が当らなくなると正午ごろには下がって午後また上がる、というオカシナ変化をしていました。ワイヤレス温湿度計の広告や取説には書いてないんですけど、ちゃんと測るにはこれくらいの装備は必要ですよ。(ネット上の温度や湿度と全然違うから性能が悪すぎる、と言ったりレヴューしたりする前に。センサー自体の誤差は案外小さいようです)
Posted at 2023/05/20 07:21:43 | |
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機械いじり | 趣味
2023年05月04日
今年のGW中は全く仕事を入れてなくて、いずれは室内パラボラU-SHF実験もやってみたいがいまのところ中高生の勉強部屋のようなものを作成(1陸技試験や物理・数学などを“趣味で”やる部屋)するとともに、NAONのYAON→Dream Theate→に続いてクラシック音楽祭であるラ・フォル・ジェルネ というものに行って来ました。思い付きではなく
ラ・フォルネ・オ・ジャポン 2015
ラ・フォルネ・オ・ジャポン 2016
の記録アリ、名前がオ・ジャポン→TOKYO に変っています。会場が散らばってますが東京国際フォーラムについて言えば、無料で見られるエリアが少なくなり野外ステージくらいになりました。2015年には「今回はどんな感じか空気を吸いに行った感じです。」と書いてありますが、ミーハーな感覚や“正統な音楽へのコンプレックス”ではなくて、HM/HRでもクラシック音楽のセンスが混ざっているものがあったり
なんと言っても坂本龍一の影響があったり、もともと嫌いなわけではない。(表層的にはともかく根はパンク的でないんでしょう)ただ知識がないとダメなんじゃないかというイメージが強く、そういえば中学生の時だったと思うが学校の音楽のテストで「クラシック音楽を聴いて想像した風景を絵に描く」という問題が出て、後で「これは“田園”という曲なので画に田んぼが入っていないと減点」?? と言われ違和感が強かった記憶があったり、何かのきっかけで“なんか違う感”が醸成されて大人になって学校教育が終わった後はクラシック音楽は聴かない層が分厚いかもしれません。
さて、このイベント、ショッピングのついでにふらっと寄って1演奏だけ聴いて何か食べて帰るというスタイルも可能ですが、知識もないことだしAホールの1日通し券で5月4日だけ参加。「鳴りっぱなしの音楽」に比べてダイナミックレンジが広くα波が出るようないい感じなんですよ、1曲1曲は長いのでタイパ志向だと×かもですね。以前にも書いたが1曲1曲が何かストーリー的なものではないか? Rock的にはELPやIron Maiden 等は親和的かな。そうそう、
会場で DREAM THEATERを発見しました、何か通じるものある?
野外ステージでwindシンセのようなものを実演してました。古くはDX7に「ブレスコントローラー」があり(入手済み)あまり使われてなかったと思います。偶然ながら、Gacharic Spin の動画にこれと同じ(らしき)ものが写っているのを発見しました。
今回は、落ち着く音楽だなぁ~くらいの印象ですけど、どちらかと言えば実践よりまず理論から入る方なのでかるく音楽史を眺めてみようと思います。といってもアカデミックにやるわけではなく坂本龍一監修のシリーズ本とか。
Posted at 2023/05/07 08:04:21 | |
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