ディーラーの、お盆休みのギリギリ滑り込みで、スカイラインが帰ってきました!!!
懸念していた、傷が微妙で交換できるか心配していたカーボンディフューザーも新品になって
良かったのですが、やはり樹脂モノのバンパーは見事なまでにツートンカラーとなりました・・・。
1年もすれば、バンパーの黄ばみが早いので色の差も減り、揃ってくるかなって思いますが・・・。
これが嫌なので、全交換ではなく、バンパー修正&部分塗装も考えたのですが、それはそれで
バンパーの補修塗装部分と、オリジナル塗装部分の差が出て、まだらになっても嫌ですし。
なんだかねぇ、自分の車で気になり見る部分なので、気になります・・・orz
そして、昨日、一昨日と、実家から親が遊びに来ていたので、実は、このまま代車のティアナで
夏休みの方が、おもてなしドライブには、あってるかも・・・なんて思っていたんですけどね・・・w
そんなわけで昨日、新品バンパーのスカイラインで三崎へマグロを食べにって行ってきました。
今回はTVでもよく出る『くろば亭』へ行って来ました。写真は撮ってないのですが、お味の方は、
まぐろのヅケは味が良く付いていて、トロの天ぷらも、歯ごたえがシッカリあって大満足でしたよw
さてさて今回、1週間ティアナに乗ってみて、結構いままでの自分の考えを覆された事もあり、
ティアナについて、少し語ってみようかと思います。

*写真は公式HPより
まずティアナに乗ってみて、いちばん驚いた事は、何と言ってもFFなのにトルクステアが、
ほとんど感じられないレベルに抑えられていると言う事でした。
わたしが過去に乗ったことあるFF車は(含む4WD)、エンジンが横置きになる為に、どうしても
左右でドライブシャフトの長さが違ってしまう事になり、そしてそのドライブシャフトが転舵する
フロントタイヤを駆動する為に、その駆動力の差が原因となり、急加速をした時や、交差点で
右折待ちをしているような状況で、ステアリングを切った状態でアクセルを踏むと、ステアリングを
切り足す方向や、戻す方向へとステアリングが引かれるようなブレを生じさせてしまっていました。
これを、ご存知の方も多いと思いますがトルクステアと言うのですね。
この操舵感が嫌いで、いままで自分で買ってメインで乗る車はFR車ばかり乗り継いできました。
櫻井眞一郎さんの、有名な馬の話(*)に影響されたせいも、あるかもしれませんけどねw
*動物は後ろ足で駆動力を発生させ、前足で方向を変えるのが基本で、姿勢を乱したときだけ
前足でも駆動力を足し姿勢を安定させる。基本はFR、理想はFRベースの4WDである。
そんな理由で、いままでFFの車なんてパッケージング重視でFUNじゃないよね。買う価値無し。
と、思っていたのですが、なんとも予想を裏切られるティアナのステアリングフィールでした。
いちばん長く運転しているFF車が、10年前のインテグラなので、その車と比較するのもどうかと
思うのですが、正直インテグラのステアリングは、見事なまでにトルクステアが出ます。
もちろん、以前セカンドカーで所有していた、4WDのセルボもトルクステアが出ましたしね。
そして、それ以外の部分でも、ステアリングの操舵力はアシストが強めで極めて軽いのですが、
センター付近の、ちゃんとステアリングセンターで真っ直ぐ走る‘しっかり’感も、ちゃんとあり、
スポーツセダンを謳っていても、センター付近が極めてあいまいで、こぶし半分程度の操舵では、
‘遊び’になり、車が反応しない、そんな‘ふわふわ’したステアフィーリングで、あれやこれやと
語る以前のレベルな車も多いですから、それを考えると車の基本性能がシッカリしてる感じで、
ティアナのステアリングは非常に好印象でした。
もちろん、スカイラインのステアリングは、ティアナ以上にセンターの‘しっかり’感があり、
操舵したら、操舵した分だけ、しっかりとクルマが反応する感覚は非常に気持ち良いんです!
これは、ほんとにスカイラインならではって感じがしますね。
そしてティアナに戻りますが、ティアナの室内は遮音も結構良いレベルだったのですが、
残念だったのがタイヤの発するパターンノイズが、 強烈だったという事でしょうかね。
風切り音や、側溝の蓋を踏んだ際にゴトゴトゴトと言った音は 室内へ入ってこないので、
遮音性が悪いと言う事では無く、タイヤの銘柄が大ハズレなのか、 分かりませんが、
これは頂けませんです。
レンタカーと言う事もあり、耐摩耗性に優れたタイヤを装着してる可能性もあるんでしょうか?
そしたら、あの「ゴォーーーー!」という騒音も納得なんですが。。。
総じて、操作系は軽く、普通に真っ直ぐ走り、普通に良い車ですなぁって感じでした。
これは、先週は何日か通勤でティアナを使った奥さんも、車は大きいんだけど乗りやすい!
スカイラインより安心して乗れると言っていた感想からも、特徴が表れてるかもしれませんね。
後席の居住性も、奥さんに運転してもらい後席にも座りましたが、足元はV36とは比べ物に
ならない広さもあるし、ガラス面も大きく広く感じて、頭部の圧迫感も無く、V36では居住性が
悪く感じる一因となっている、つま先が前席のシート下に入らないなんて事も当然無くて、
セールスポイントのソファーのようなシートと相まって、ちょっと良い気分を味わえましたw
ティアナを返して、スカイラインに乗り込むと、ステアリングは重くてパワステが壊れたか!?
って感じだし、アクセルペダルは重く(反力が大きく)、こんなに操作系が重い車だったのかと、
改めて、再認識しました。それが購入前に試乗した際感じた、何者だこのクルマは!?って
感覚へ繋がったんですけどね。国産車の操作感じゃないよって感動したのを思い出しました。
今となっては手本にしたであろう独車の操作感が軽くなりつつあり、古臭くなって来てる感も
無きにしもあらずですが、このスカイラインの操作感は、好きな人は好きだと思いますw
うちのV36は初期型で、超過敏な電スロは電スロ・コントローラー要らず、4輪アクティブステアも
米人好みの超過敏仕様で、ちょっとクイック過ぎる気もしますけどね。
奥さんが、どこへ飛んで行くか分からないから怖いと言って、あまり乗りたがらないのも、
理解できるジャジャ馬なんですよね。
そうそう、同じ大きさの現行型セダンに乗り、4輪アクティブステアの効果も、よーく理解しました!
ティアナに乗り換えて、スカイラインの感覚で駐車場から出ようとすると、切り角が足りずに、
向かい側のクルマに角を擦りそうになるし、緩いS字のコーナーなんかでも、ステアリングの
切り量が足りず、ガードレールが普段以上に近くてビビリましたよw
そんな事から、いかにアクティブステアが介入して来ていて、少ない切れ角で運転していたんだ
という事が理解できました。あると普通なのですが、無くなってみて分かると言う・・・。
恋愛なんかや、コーヒーなんかでも同じ事が言えますね。別れて分かった、この気持ち・・・。
とか、安いコーヒー豆に替えると、まずくて飲めないよ・・・って感じでしょうか・・・w
あって、あたりまえ。無くなって良さが分かる、それぐらい自然に使えているアクティブステアは、
デバイスとして優秀なんだろうなって思います。
ティアナに乗った結果、次のクルマの買い替えの際には、FF車でも構わないなと思いつつ、
駆動方式よりも、アクティブステアが必須だなーって感じましたw
日産、これからもちゃんとアクティブステアを育てて、無くさないで下さいよ!!!
まあ、何にせよ自分のV36がイチバンですね。末永く乗って行ければなって思います。ホント。
後ろのバンパーはマイナー後の白なんじゃないか!?ってぐらい、白いけどね・・・w
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