
今日のブログは暗い話題です。
騒音規制から、自動車の置かれている
現状というのを考えてみようと思います。
というのも前回のスカイライン試乗ブログ。
長いブログでしたが、皆さんの良い反応があって
書いて良かったと思うと同時に、意図的に
書かなかった事があります。
それは古い時代からの車好きからすると、本当に寂しい思いがあったのです。
そうは言っても、その理由はスカイラインNISMOにあるわけじゃない。そう、法律の話です。
ネガティブな内容ですが・・・マフラーからの音が完全に消えているのです。
R35 GTRがMY22のT-specの中古価格がアホみたいな高騰したのは、ご存知の通り。
そんな事になった背景は、車外騒音規制をクリアできないから最後になるのではないか、
そのような憶測から、値段が吊り上がったと思います。
ですが、GTRは新構造の静音チタンマフラーを新設して延命。
タイトル画像の新型Zも、そしてスカイラインも、VR30DDTTに関しては、まだ販売が続いてます。
というのも、これが本当に420馬力もある車なのか!?というぐらい音がしないのです・・・
前回の試乗のブログでも読み比べて欲しいと書いた、スカイラインハイブリッドの試乗のブログ。
プロパイロット2.0が凄かった話。
ちょっと、スカイライン ハイブリッドを酷評してしまいましたが・・・
加速するとエキゾーストから弾けるサウンドが運転手をその気にさせる演出がありました。
そうなんです。スカイライン ハイブリッドはスポーツセダンらしい音の演出があったのです。
VQ35HRの曲げパイプのタコ足が奏でる、弾けるエキゾーストサウンド!
対して、今回試乗したスカイラインNISMOは、音だけで言えば完全にエコカーのソレ。
運転しててもそうですし、試乗を終えて係りの方が車を戻す時、車外から聞いた走行音も、
とても、420馬力のハイパフォーマンスカーの音では無かったのです。
スカイラインで言うと、プロパイロット2.0があるハイブリッドの販売終了は、どうして!?
という声もあったと思いますが、単に騒音規制をクリアできないから売れなくなったという事です。
という事で、ここ数年で販売終了になったスポーツカーが無いメーカーには関係ない話ですが、
スポーツカー、スポーツグレードが販売終了になった騒音規制、これは本当にヤバいです。
そういう意味で、規制前のMY22までのGTRやスカイライン ハイブリッドは価値があるのかも・・・
フィーリングが悪いと言ったスカイライン ハイブリッドの1モーター2クラッチのハイブリッドも、
これは機構上、レスポンスが悪くなるのはしょうがないのです。
実際、この形式で新型のPHEVを出したマツダのCX-60もイマイチって評判ですしね。
もちろんダルイCVTやTHSⅡが気にならない人には、気にならない特性でしょうけど。
そんな、スカイライン ハイブリッドの特性も分かったうえで買えば、満足できると思います!
なので、最近の電動化というと両翼に分かれた罵り合いになるので踏み込みませんけど・・・w
楽しいエンジン車というのは既に牙が抜かれてるし、アクセルレスポンスを重視すれば、
ハイブリッドよりも、電動車両を買った方が幸せになる。
そして牙を抜かれて更に今後タイヤ規制も来るので、今あるハイパフォーマンスカーは買え!!!
排気音を消すのが難しい、NAエンジンの音が気持ち良いハイパフォーマンスカーは絶対出ないよ。
これが、アクセルレスポンスマニアの、私の今の結論ですw
こんな車を持ってる人は、大切に乗っていきましょう!!!
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車について考えた | 日記
Posted at
2023/08/20 18:32:50