
今日は
関宿城博物館で開催の
「通運丸で結ばれた関宿・野田・流山」
を受講。
江戸時代から
近代にいたる
物流システムの変遷がすごくよくわかりました。
【 歴 史 講 座 】
「通運丸で結ばれた関宿・野田・流山」
・日時:10月19日(日)
13:30~15:30
・講師:玉井幹司氏 (物流博物館学芸員)
・「通運丸」はどのような船で、
通運丸が通った時代の関宿・野田・流山は
どんな様子だったのかを語ります。
「通運」と聞いて、上戸彩の顔を思い浮かべたり
「日通」のマークを思い浮かべた方。
ピンポン! です。

(「E」は、「Express」の「E」です)
↓
今から137年前の明治10年(1877)5月1日、
内国通運会社の「通運丸」という外輪蒸気船が、
東京・深川扇橋と栃木県生井村の間に就航しました。
内国通運会社は
江戸時代以来の飛脚問屋が集まって(!!)
明治5年(1872)に設立した運輸会社で、
今日の日本通運㈱の前身に当たります。
「通運丸」の航路は
江戸川・利根川・霞ヶ浦・北浦など各方面に拡大し、
大正期には経営主体が変更しましたが、
関東地方を代表する川蒸気船として昭和初期まで
貨客の輸送に活躍しました。
船数も第56通運丸までの存在が確認できます。
昔は、「人力外輪船」なんてのもあって
立派に活躍していたようですよ。
先月7日に行った
春日部市郷土資料館 夏季展示(第49回)
「江戸川!―「新利根川」を造った男と分断された庄内領―」と合わせ
近隣の河川の歴史を多角的に学べて
「知る喜び」を満喫しています。
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江戸川は、寛永年間(1624年~1643年)に開削された人工の河川です。
本展示会では、江戸川の開削をすすめた小島庄右衛門正重、
「庄内領」と呼ばれた江戸川流域の新田開発、
河川開削による地域の分断の歴史について紹介します。
普段は見られない文化財や、
平成26年3月に新たに市の指定文化財に指定された
「西金野井香取神社領朱印状」など、
江戸川の歴史に関わる貴重な文化財を展示・公開します。
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博物館 | 日記
Posted at
2014/10/19 18:32:18