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少々強い雨の中、

開館35周年記念 第35回企画展

「天正十八年～関東の戦国から近世～」が最終日のため

「行田市郷土博物館」へ。
















【展覧会の概要】

天正十八年（1590）という年は、
豊臣秀吉がそれまで関東領国の覇権を握っていた
小田原北条氏を滅亡させたことを皮切りに、
関東が戦国から近世の社会に移り変わる
画期となった年でもありました。
同時に豊臣軍による小田原攻めの過程において、
忍城水攻めが行われた年でもあり、
その歴史的な意義は本市にとって大きな位置を占めます。

今年は、忍城水攻めが
全国にも広く知られるきっかけとなった
映画「のぼうの城」公開から10年目の節目の年にあたります。

そこで本展覧会では、
豊臣秀吉による小田原攻めをはじめ、
鉢形城や八王子城、
そして忍城水攻めに関連する
資料・作品を展示することによって、
戦国から近世にうつりゆく時代について紹介します。













秀吉、家康などの書状をたくさん見ることができて

満足、満足。

（最近、講座には行けていませんが
「くずし字」も読めるところが
まあまああり、わたし的にはうれしい限り。←自己満）


そして初めて知りました。

小田原を本拠地とし関東を治めた北条氏の末裔は

なんと「狭山北条氏」として幕末まで生き抜きました!!

（この時点では、完全に「埼玉の狭山」だと思い込んでいます。
「なんで今まで知らなかったんだろう。
松戸徳川氏、喜連川足利氏を知った時以来の衝撃だっ。
さっそく家で調べまくりっ」、と思ってました。
↑愚かなり）



家康の書状にも

おもしろいものがありました。


家康の娘婿である

後北条氏の第5代当主・北条氏直あての書状には

「早く親子で謝っちゃった方がいいよ」

「今度、オレ、江戸が領地になるよ」なんていう

（そんなこと言っていいのかという）書状を

送っちゃったりしています。

非常に興味深い!!



でも、狭山は狭山でも......。

◆狭山藩（さやまはん）：
河内国に存在した藩。
藩主家は外様大名の後北条氏（北條氏）。
藩庁として丹南郡池尻村および
半田村（現・大阪府大阪狭山市狭山）に狭山陣屋を構えた。


あー、大いなる勘違い。

（だって、狭山「藩」て書いてないんだもん。
埼玉県民は「狭山北条氏」って聞くだけで
狭山市だと思ってしまいます...）

「高平寺」は

三毳山東麓に位置し、

天台宗 三世座主 慈覚大師円仁さんが

9歳まで養育、修行されたお寺。



勝宝10年（779年）の建立といいますから

1,243年の歴史を有しています!




境内には本堂をはじめ、




不動堂、


鐘楼堂、








仁王門、




本堂裏には

美しい日本庭園。


大師が修行をされた行之井（ぎょうのい）。






「ぼけ封じ」って書いてあります。




さて

遣唐使の一人として唐へ渡った円仁さん。

生誕の地としては諸説あるそうで、

以前訪れた「壬生寺」もそのひとつ。

また、

高平寺の北500mも

円仁誕生の地として伝えられています。



円仁がまとめた「入唐求法巡礼行記」は、

晩唐の歴史研究をするうえでの

貴重な史料であるとの高い評価を受け、

マルコポーロの「東方見聞録」に並ぶものとして、

元駐日アメリカ大使である

ライシャワー博士により世界の人々に広く紹介されました。

ライシャワー博士は「高平寺」「壬生寺」の

両方を訪れているようですね。


円仁さんが

9歳から6年間修行した

「大慈寺」。


その後、

比叡山へのぼり、

天台宗開祖の最澄の弟子となるのでした...。


偉大なお方です。

（ちなみに
浄土宗の開祖法然さんは、
私淑する円仁さんの衣をまといながら
亡くなったという言い伝えがありますね）

本日

『すずめの戸締まり』を鑑賞。






現在、映画館では

他にもすばらしい作品をたくさん公開中なのですが、

他の作品は

ほとんどが早朝1回のみの上映。

「すずめ」がその他の時間帯を

ジャックしているような状態です。







思えば

2012年9月、

「松原湖高原オートキャンプ場」に行く途中に

ふらりと寄った「小海町高原美術館」。


ちょうど、「新海誠展」をやっていて

ホールを覗くと、

何と新海さんご本人が

講演されていました。

（そう、

新海さんは

長野県小海町生まれなんですよね。

わたしはこの頃から

新海さんを

意識していたようです。）




わたしはとにかく

「秒速5センチメートル」と

「言の葉の庭」が好きすぎますので、

「君の名は。」、「天気の子」、

そして、本作品のような

超・壮～大な作品群は

（ストーリー的には）ちょっと苦手です...。





でも

来場者特典もいただき

満足、満足。




（先日見た「天間荘の三姉妹」と同じく

先の大震災を扱った映画でした。）

この映画、

映画館で予告編を見て

玉置浩二さんの圧倒的な歌唱に

やられてしまいました。






それ以外の情報は

一切事前に入れなかったので

実際に見てみて

ちょっと衝撃を受けました。





「あの日」を忘れないために

「鎮魂の思い」を決して忘れないために

ぜひぜひ皆さんに見てほしい作品です。













「愛する人の死はあまりにもつらい。
だが、彼らは生きて残った人たちの記憶の中で
生き続けるはずだ。
思いは、一つにつながっているのだ」

今からさかのぼること

422年前の

1600年。


真田昌幸・信幸・信繁父子は

徳川家康との合流を目指し、

宇都宮を目指していました。





昌幸・信繁父子は上田から、

信幸は沼田から出陣。

のち、下野国佐野に着陣。

ここで一泊することにします。

７月21日のことです。






その夜、

昌幸のもとに、石田三成が派遣した使者が到着、

７月17日付の「内府ちがひの条々」と

三奉行（長束正家・増田長盛・前田玄以）連署状が届けられました。



これを知った昌幸は、

陣所に信幸・信繁兄弟を呼び寄せ、

人払いを厳命し密談を行い、

話し合いの結果、昌幸・信繁と信幸は袂を分かち、

前者は石田方に、後者は徳川方に

味方することになったとされています。

これが世にいう「犬伏の別れ」。







かくて

昌幸・信繁は陣払いして上田に帰り西軍に、

信幸は予定通り宇都宮に進んで

徳川方に味方することに。







７月24日、

真田昌幸・信繁父子が引き返したことは

徳川方の知るところとなり、



7月25日「小山評定」、

9月1日、家康が江戸を出立。

9月15日、関ヶ原にて

東西主力の戦闘が行われ東軍勝利。




（道路を挟んで
「薬師堂」の真向かいにできたオサレなカフェ。
2016年に来たときにはありませんでした...）




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２０１６年ＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」
「真田丸」真田家重臣、大野泰広＆迫田孝也“犬伏の別れ”舞台を訪問
[ 2016年8月30日 05:30 ]

ＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」（日曜後８・００）に出演中の俳優・大野泰広（３９）と迫田孝也（３９）が２９日、栃木県佐野市犬伏新町の新町薬師堂を訪れた。

新町薬師堂は１６００年の関ヶ原の戦いを前に、真田昌幸（草刈正雄）と信幸（大泉洋）、信繁（堺雅人）親子が徳川方につくか豊臣方につくか密談をした場所だと言われている。大野演じる真田家重臣・河原綱家は、その話し合いの場をのぞき、昌幸に下駄を投げつけられて前歯が折れたという逸話が残っている。

大野は「初めて来ましたが、想像以上に迫力がありますね。お堂の中にも入らせていただいて、ここで三人が話し合いをしたんだなと思うと感慨深いです。綱家はどういう気持ちでのぞいたのかな…。真田家のことが本当に心配だったんだろうと思います。下駄のエピソードも、ドラマでどのように描かれるのか楽しみにしていてください」と話した。

また、ともに真田家を支える重臣、矢沢三十郎頼幸を演じる迫田は「犬伏は真田家にとって大きなターニングポイントとなった土地。当時のピリピリとした気のようなものを感じます。“犬伏の別れ”で真田家は二つに分かれますが、三十郎にとっても、ずっとそばにいた源次郎様（信繁）との別れが訪れます。今後の展開にぜひ注目してください」と語った。

真田家が生き残りをかけて、徳川方と豊臣方へ袂（たもと）を分かつことになる「犬伏の別れ」は９月４日放送の第３５話「犬伏」で描かれる。

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おやおや

足立遠元殿と

範頼殿も

お越しになっていたとは♪