川本出土文化財管理センターで
畠山重忠さんの周辺知識を
ばっちり身につけた後は
実地調査へGO。
まずは、
「畠山重忠公史跡公園」。
いろんな地域のナンバーを付けた
クルマたちが集まっています。
愛馬「三日月」を担いだ
重忠公。
一ノ谷の戦いのワンシーンですね。
(鵯越<ひよどりごえ>の逆落とし)
造形としても、
この銅像はすばらしいです!!
大迫力!!
銅像そばにある
重忠公ゆかりの石。
この石を水田に投げ入れたようです!
重忠公、産湯の井戸!
史跡公園の周囲には
かすかーに土塁の跡が
認められます。
土塁の写真をいろいろ撮っていると
後ろから漂う、強い匂い。
いい匂いだなー、と振り返ると
そこには蝋梅が2本。
ちなみに
梅はこんな具合。
1304年、
重忠公の百年忌に
建立されたと伝わる板石塔婆。
重忠公ゆかりの
伽羅(きゃら)の木。
挿し木で増やしたものなので
川本出土文化財管理センター前にもありました。
重忠公のお父さん、
重能(しげよし)さんのお墓。
さて、いよいよ
畠山重忠公のお墓とご対面です。
本当に古い五輪塔。
菩提寺に向かいましょうか。
「満福寺」観音堂。
ここには重忠公等身大の
千手観音立像があります。
クロスビーくんの先の方が
畠山重忠公史跡公園。
この辺りは
大きな川沿いに
水田が広がる
のんびりとした平らな土地。
「平安」という言葉しか浮かびません。
重忠さんの性格も
こうした風景の中で育まれたんだろうなー、と
しばし感慨にふけます...。
ご本堂。(元 講堂)
「重忠廟」。
観音堂の脇にあります。
彰義隊士のお墓もありました。
重忠ゆかりの地
「鶯の瀬」まで歩きましょう。
暖かくて、お天気も最高!!
お散歩日和!!
はぁ~、癒される―。
せせらぎの音が聞こえてきました。
振り返れば、満福寺が遠くに...。
着きました。
確かに、浅瀬、です!
「鶯の瀬公園」に隣接した
「井椋(いぐら)神社」へ。
畠山氏の守護神です。
さすがは、平安の頃からあるお社。
参道が曲がりくねっています。
(帰る時に神様にお尻を向けないようになっています)
重忠の側近、
本田近常の館跡に行きます。
ここは写真を見て
ぜひ周辺の雰囲気を味わってみたい! と思った場所。
近常は、重忠に従い
宇治川の戦いにも参戦。
重忠が敵の首をねじ切って(!)討ち取ったとき、
その首は、近常の鞍につけられたそうです。
ここは、荒川沿いの
長大な河岸段丘上にあり
本田城といわれるにふさわしい立地でした。
ここから熊谷駅方面に
荒川沿いにクルマを走らせると
いつまでたっても地名が「本田」のまま。
それほどまでの力を持っていたということですね。
(深谷上杉氏が深谷城に移る前の居館も
この河岸段丘上にあります)
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Posted at
2022/03/03 18:01:31