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CatDogのブログ一覧

2024年03月17日 イイね!

早春の奥武蔵林道ツーリング

早春の奥武蔵林道ツーリングUPすると、殆ど毎回、最初に来てくれたニャンともさん。

本人のアップも多く、猫日記など、楽しく拝見していた。
それが、訪問もUPも連続してないので、訪問しようと
したら、名前が、みんトモ一覧から消えていた。
毎回のイイね!も消えて、コメントだけが残っていた。

検索しても、もう見つからない。ここ1週間の事であった。


昨年6月、彼の勧めで獣医さんに、ちび助を連れていったが、診察後、脱走したちび助であった。
彼は、此の事を気に掛けてくれ、何度もメッセージを頂いた。

そして、今回は彼が退会、事情は分からないが何かあったのだろう。
ネコと一緒にしては申し訳ないが、ちび助がいなくなった時と、同じように寂しい気持ちだ。
これを、どこかで読んでくれるように願って、実に半年ぶりのブログUPです。
朝6時に起床して出かけた。カメラは、今回 SONY サイバーショット。

1. 奥多摩方面か、名栗湖か秩父方面か、まだ決めていなかったが、取り合えず候補地の
 分岐路前に立ち寄ったのは、上皇が天皇時代に参拝した高麗神社の隣の日高市 聖天院  
 
 奈良時代建立の真言宗の古刹。朝鮮高句麗朝廷が、新羅に追われて奈良朝廷に亡命。  
 遠く離れた、この地に高麗郡を造り長官とした。その長官・高麗王の墓がある。
 
 江戸天保年間に建立された山門と、その両脇を守る雷神・風神仁王像。
 いつ見ても、素晴らしい造形の仁王像である。  





山門横にある質素な高麗王の墓。





2. 名栗・奥多摩方面に分岐する前に、車列が長くなってきたので、込まない山道へ。
  義経・弁慶が奥州に落ち伸びる時、通った道と伝わる顔降峠方面に、山道を登っていく。
 
  途中、道幅が広い九十九折れで1枚。
  *以前、偶に訪問してくれた方のフォト・小田急ロマンスカーとエスクの2ショット
  は、素晴らしい写真だった。 車は景色の中でこそ、表情が豊かになる。



眺望が開けた場所で1枚。ここは標高400m前後。家の上に何やら変な形の山が見える。


拡大写真。全山石灰岩の秩父のシンボル・武甲山である。
表面が削られ石灰が剥き出しの様子が分かる。


そして、山里にも春景色が・・。



そして、今回の最大の見どころ、巨大岩。エスクと較べると、その大きさが分かる。
神奈川のみんトモさんのブログにも出ていた。この巨大岩のいわれは長い間、不明
だったが、7-8年前、岩に補強工事がされたとき、説明看板が出た。



地元出身者が江戸で天文学を修め、帰郷してこの岩に籠り(下写真が入り口)、
生涯 天文学を学び続けた事から天文岩と言われる。*現在、説明看板はない。
山の中の巨岩の中で、江戸時代に終生天文学とは・・凄いと驚くばかりだ。



山道を降りきると、そこは鎌北湖。奥武蔵林道・本線の総称・奥武蔵グリーンラインの起点だ。
湖畔の桜が、見事に咲いていた。


もうじき堤防上のソメイヨシノが開花するだろう。以前、休日は賑わった場所だが、
現在は訪れる人も少なく、奥に見えるホテルも、今は廃業している。左は取水塔。



今日は、奥武蔵林道の総称・奥武蔵グリーンラインの距離半分。標高も400m程で
最高地点の大野峠の千mの半分弱を走った。行先の決まらないドライブだった。
そして、ようやく105千キロに達した。
10万キロが2017年だったから、それから大分要した事になる。

ニャンともさんも、これをどこかで見てくれる事を、期待して終わります。
久々の長文でもないが・・疲れた。最後まで、読んで頂き感謝いたします。

2023年10月31日 イイね!

秋の里山 林道を走る。 2-2

秋の里山 林道を走る。 2-2超久々のブログです。2-1はフォトギャラで。

弓立山からときがわ町に向かった。
越生町を抜けてときがわ町に出る。
洗車も大分していないまま。

*タイトル写真は、まっすぐな杉林の中を走るエスク。





昨年10月から保管していたハヤシストリート。エア圧は2.0から1.2kg・mに低下していた。


弓立山を降りて秩父方面に車を走らす。
好きなコスモスは、2-1の山田うどんに咲いていた以外は、殆どが終っていた。

坂東33(観音)札所の9番寺・慈光寺の山 入口の交差点に出た。全山が寺の敷地で
大規模な寺である。何と1300年前の建立。源頼朝が戦勝祈願した由緒ある寺で、
国宝宝物館などもある。五重塔のイラストを見て、以前行ったが、現在は焼失していた。
*頼朝が、こんな山奥に来ていたとは驚きだ。昔から、由緒ある寺だったのだろう。

*参考写真 山頂付近にある全国的にも珍しい慈光寺の女性専用宿坊。春撮影。
ここに至る山道は桜並木が続く。春は花の山になる。

交差点周囲には参拝客用の宿が、いくつもあったようだ。
交差点横に見える、和風の大きな家も元・宿屋だ。




・交差点の名前もズバリ「宿」。下の、ローマ字の読みには初めて気づいた。


今日は、慈光寺には寄らずに反対側に車を進めた。
少し、走ると鎮守が現れた。森の鎮守の佇まいである。



・鳥居のすぐ後ろにある巨大な杉の木。


・児持ち3本杉・樹齢800年との説明がある。


・鳥居を潜ると石段がある。登ると、無人の本殿・能舞台などがある。
 若めの女性が、前回も今回も参拝していた。

以前、中を参拝した事があるので、行った事のない鳥居左手のダート路を。



1車線のダートを登り、道なりに曲がると、そこは他人様の庭先。
Uターンして引き返す。そして、今度は鳥居右手の道を進んだ。

そこは、真っすぐな杉林の中に日差しが・・。幅員は狭いが、爽快な道だ。
北海道出身のみんトモさんと、ここではないが杉林の林道を走った時、杉林は
埼玉県の林道の特徴だ と言っていた。そういえば他県では違う樹々だったな。



埼玉県特有の杉林の中の林道を走る。週末だが、車は1台もいない。いや・・いた。
こんな山奥でも民家が続いている。狭い埼玉で、家が見えない地帯を殆ど知らない。



これも広い敷地の端に置かれた三菱軽トラか?


コーナーを曲がるたび、廃車が置いてある。初代アルト他、殆どが旧世代の軽だった。


再び、杉林の林道を走り、廃車の展示道路を抜けると、ようやくの里山風景が・。


今年は、酷暑で未だ夏日も多い。紅葉は遅れている。銀杏がようやく色づいた。
元は、バスの終着停留所の趣だ。横の畑では、ご老人の方々が農作業されていた。



「木のむら」が、キャッチコピーの、ときがわ町の看板。


地元産の、木の風合いを出している、ときがわ町の小学校。


・校舎裏側  こちらの方が木の、風合いが出ている。




帰路に立ち寄ったお馴染み八高線・明覚駅。奥多摩駅などと共に、関東の駅舎100選である。



本物の木材が使えない小学校とは違い、地元ときがわ町の木材が100%使われた駅舎である。


丁度、町営のEVのシャトルバスが停車した。のぼりの小倉城は、玉川温泉前から入る。
お城好きな方は、どうぞ。帰りは、昭和レトロな玉川温泉で汗を流そう。

ここから交差点まで約100mが県道。埼玉県・最短の県道である。



バス停の端にあった、覚えてますか?公衆電話。まだ、使われているのだろうか?


ときがわ町運動場から見る奥武蔵の山々。長閑な里山を走ると心身まで癒される。



整備工場へ寄って、燃料フィルター等を交換後 10時発。
のんびりと、里山の風景を楽しみながら車散歩。夕方、帰宅した。

走行距離は、久々の100Km越え。今では一般道では、自己MAX の航続距離だ。
*最高はシティターボ時代の1日800Km。高速道路を、ひた走って、みちのくから帰宅した。
里山ドライブから帰宅して3時間後、CCAを測定すれば、468CCAと補充電以上に増えた。



梅の咲いていない、越生梅林横を走るエスクード。
この日、8年ぶりに交換したミッションオイルだが、シフトの渋さは変わらず、
と思ったら、翌日は格段に改善されていた。イイね!


2023年04月02日 イイね!

桜満開の古戦場、林道の春を巡る

桜満開の古戦場、林道の春を巡る4月1日、6時起床。晴れの空模様。
7時30分 予定通り、林道の春巡りに出発。
カメラは、今はなきOlympusデジイチE-P3。

早い時間なのに、車がいっぱい。今年は天候不順。
晴が続く事がない。考える事は皆同じと見える。
郊外に出るまで、いつもの倍の時間がかかった。




近道を選びながら、桜と菜の花のコラボが美しい都幾川桜堤を目指す。9時前に着く。
近年はコロナ禍で人出もまばらだったが、今日はまだ早いが、大勢の人出だ。

・桜並木と菜の花畑の美しいコラボレーション



初めてここを訪れたのは、2008.04 スイフトが、わが家に来た翌年だった。
この風景を最初に見た時は、その美しさに思わず息を飲んだ。




前回は桜が散りかけだったが、今日はそれより5日早い。
桜は丁度満開で、桜堤には1km以上もの桜並木が続いている。
桜と菜の花を愛でて出発。すぐそばの鎌倉街道を渡って笛吹峠を目指す。

・鎌倉幕府終焉の古戦場 笛吹峠  



*笛吹峠の歴史説明が書かれた説明看板と林道・将軍沢線終点の標識がある。

ここは鎌倉幕府軍と、新田義貞率いる室町幕府軍との最終決戦の地だった。
決戦前夜、ここに布陣した鎌倉幕府軍の中に、京の公家が吹く笛が山中に流れた。
悲しい笛の音だったと伝わる。
この決戦に鎌倉幕府軍は敗れて、鎌倉幕府は滅亡した。

上記の桜堤も、この戦いの古戦場跡である。そして、峠の桜も満開だ。




建物は立派な公衆トイレ。ドライブ途中の立ち寄り所だ。



所々、立ち止まり少し撮影。車は中々、進まない。ここは1枚のみUP。
目的地は、あの低山の大分先にある。


江戸時代の農民の楽しみ。二十二夜塔の碑。月に一度の、十五夜の次の二十二夜に
婦人だけが、参加出来る寄合場所の碑を過ぎると、山道を登る林道になる。


一旦、登って降りて、眼前の標高837mの笠山を目指す。


かなりの急坂の途中が、自分が好きな撮影ポイント。


*参考写真 途中道から見た笠山 右端の三角の形良い山。撮影日別。


坂道の途中で見事な、しだれ桜が咲いていた。


こんな山奥でも、人家を見ない事はない。



・林道の空中回廊

ここは、上記坂道から見た笠山の頂上に近い場所。
下記ガードレールの部分は、林道の空中回廊である。下に地面はない。
崖に杭が、いくつも打ち込まれて、この林道を支えている。



今、登ってきた集落が眼下に・・。


エスクに乗り込み、目的地へ。もうすぐだ。



・目的地? ここへ来るのは4年振りだ。

湧き水場所に至る。ここの水は美味しい。ここの水が飲みたかった。
以前は「長命水」とか名前が書いてあった。


今日は、20度越え、ここは標高700m程だが、動くと汗ばむほどに暑い。
乾いた喉を潤した。同年代の方が、水をペットボトルに汲んでおられた。
この湧き水の、少し先に笠山峠がある。

*参考写真  笠山峠風景 写真中央奥  尖がり帽子が山頂だ。撮影日別。


名水を飲んで目的達成。帰りは撮影もせず、一気に山を降りた。
途中で久しく訪れなかった八高線・明覚駅に寄って見た。

・関東の駅舎100選


風情ある木造駅舎は、奥多摩駅などと共に、関東の駅舎100選である。
右は、御車返しと言う珍しい桜だ。見た目は、左のソメイヨシノと同じに見える。
奥右に広い無料臨時駐車場があり、ほぼ満車だった。
ハイキングコースの入口にもなっている。

トイレ(右建物)を借り、帰宅したのは、午後2時頃。約半日で、100Kmを走った。
エスクで走った久々の林道行であった。
これ以後の山の林道は、新緑で覆われ、1年で一番美しい季節に入る。



ブログUPの本日は、またもや雲が垂れこめている。昨日、見て置いて良かった。
昨晩も雨が降った。桜の開花も早かったが、この時期の雨続きも初めてだ。


2022年08月10日 イイね!

四面楚歌・八方塞がり 林道に涼を求めて

四面楚歌・八方塞がり 林道に涼を求めて最近は、隔月1回以下になったブログUPです。

コロナ感染者も、ここまで爆発的に増えると、日常生活
を送る限り、感染しないほうが、おかしい位だ。
だが、高齢者の重症化率は、依然10%近くと高いまま。
油断は禁物だ。更に個人的に、胃のポリープ・糖尿など
が、追い打ちをかける。



弱り目に祟り目。踏んだり蹴ったり。八方塞がり。四面楚歌。泣きっ面に蜂。
実際、小型スズメバチに手を2回も刺された。
小型でも、他の蜂とは段違いの腫れようで、手がグローブのように腫れた。

状況は八方塞がり。が、我慢・節制のお陰で病は、改善してきた。
周囲が八方塞がりなら、三次元移動で高所の林道に涼を求めた。
自宅に長らく籠った日々だったが、久しぶりの林道だった。


・フォトギャラ*クリックで飛ぶ。の続編

令和元年から3年まで丸2年間もの耐震工事を終えた鎌北湖。
中の水を全て抜いて、堤防の耐震強化を図る大工事だった。



ヘラブナ釣りの名所でもあったので、釣り具の上州屋さんが魚の移動を支援した。
捕獲された魚は、愛知県の養魚場に移動。工事完成と共に里帰りした。
里帰りしたのは、移動した魚たちの子供達である。


平日のせいか、誰もいない。ボート係員もいない無人の湖。
湖畔を回ると、釣り人が僅かに3人。釣り糸を垂れていた。

湖畔の終点から奥武蔵グリーン(G)ラインの起点林道「権現堂」線が姿を現す。
Gライン本線は、中津川林道と同じ30Km。江戸時代、繁栄していた秩父と越生を
結んでいる。当時、台風で河が氾濫しても通れるようにと、稜線上に道を通した。

戦後、それを車通行可能なように、道を拡幅した観光・生活林道である。
権現堂(顔振峠)→奥武蔵2号(刈場坂峠)→奥武蔵1号(白石峠)→奈田良(定峰峠)
の4本が、Gライン本線を構成するメイン林道である。



林道に入れば殆どが日陰の中。グイグイと高度を上げていく。エアコンをOFFにした。
まだ標高は200m程だが、下界とは一線を画す気温で涼しさを感じる。



ハイカーの休憩ポイント・北向き地蔵を過ぎると、巨岩が出現する。


車と較べるとその巨大さが分かる。


この巨岩を初めて、見てからもう40年近くが過ぎたが、巨岩の説明看板などは
一切なかった。ネットにも出ていなかった。それが、10年近く前、巨岩のひび割れ
などを、埋める工事をしていた時だけ説明看板が設置された。




看板によると、地元出身の千葉なにがしと言う方が、江戸で天文学を修めて晩年、
故郷に帰り、この巨岩の中に部屋を造り、更に終生 天文学を研究したと言う。

写真は、部屋への入口。かつては開放されていたが、工事の時に柵が設置されて、
中へ入れなくなった。今度、来たとき見よう、と言う思いは叶わず。
何事も、一期一会の精神が大事である。

やがて、権現堂線が終わり、奥武蔵2号線に入った。
この先からいくつもの支線が、分岐している。行きたい場所があるので、ある場所
から支線に入った。途中、視界が開ける場所がある。

快晴ならば、奥に山梨の名峰・瑞牆山の山容が見渡せる。
奥武蔵Gラインは、標高800M程の峠が続く。ここは、中腹以下の300M前後。



道を降りていくと、林道には珍しい郵便ポストが立っていた。


更に、ポストの横にはごみの集積所が・・。生活のにおいがするインフラだ。


ここには、小規模ながら集落がある。どの家も急峻な斜面に立つている。
この集落には珍しい事に、ジムニー他の四駆が見当たらない。商店もない。
この辺りの標高では、積雪も少ないのだろう。



更に降りるが、行きたい場所には出会わない。


その行きたい場所とは、ここだ。最近、プラグ紹介に使った画像だ。
杉林の中の雰囲気の良い林道で、また撮影したかったのだが・・。


*これと集落の家、下の麦草峠のみ別の日の撮影。

ここは、299号に繋がる4本の支線の内の1本だ。実は、UPはしなかったが、前回も
探して、この日が2回目だった。後は、残り2本のうち、いずれかだ。

やむなく、そのまま降りて国道299号線に出た。
これは、埼玉県・入間市から出て秩父市を抜け、志賀坂峠を越えて群馬県に入り、
十石峠を越えると長野県・佐久穂町だ。そこから、標高2127mの麦草峠を越え、
長野県・茅野市に至る全長204kmの一般国道である。

コロナ禍前には、何回も完走した楽しいロング&ワインディングロードである。


*国道の峠の標高日本二位(一位は群馬の渋峠)。風に揺れる麦草たなびく峠。

下界に降りると強烈な熱線が、室内まで入ってくるようだ。AC再度ONしたが・。
余りに熱いので、全身から汗が噴き出す。これ以上のドライブは止めだ。
本線の三分の一しか走れなかった。だが、全部で100Km近く走り回った。

帰宅後、自分だけ洗車して汗を流し落とした。その後、遅い昼食は午後3時だった。

2022年02月23日 イイね!

湖に水戻る 

湖に水戻る 2019年から2年近く、耐震工事を施した湖が完成した。

湖の耐震工事は、初めて見た。温暖化による災害対策
の側面がある。台風前に放水、大雨を貯める洪水対策だ。
その為、湖底を掘削、かつ堤防を補強した。今年の異常
な北国の大雪は、夏の線状降水帯の冬版であると言う。

大雪の原因は、温暖化であると専門家は話している。


工事は2019.10 ー 2021.07 に渡った。2020.2月 湖底まで50m位ありそうだ。





2021.夏 工事終了 貯水に入る。2021.秋口の写真。


・ヘラブナ救出作戦

ここは、ヘラブナ釣りの名所であった。湖に残されたヘラブナたちは、釣り人が
釣り上げて、釣り具の上州屋が設置した、囲いに入れられ愛知県の養殖池に運ばれた。
上州屋さんの支援で、ヘラブナ達は、命を繋いだのである。
工事終了と共に、再びここへ搬入されたと言う。移されたヘラブナの稚魚たちである。

昨年末頃には、満水になったとの事で、訪れる機会を待っていた。
本日は、微風で気温も10度近い。久々のエスク出動。途中、食料の買い出し。
生鮮食品もあり、車内は暖かいので、氷を袋に入れて鎌北湖に向かった。

梅林を横に見ながら、未だ冬枯れの里山を進む。



僅かな距離のオフロード。


・驚異の地下コンベア 全長20Km以上 どの位の歳月とコストが掛かったか?

宿谷の滝入口の駐車場。上の構造物は、石灰を運ぶ地下コンベアが地上に出た場所。
秩父の武甲山から削り出した石灰を、川越市の隣の、日高市の太平洋セメント工場まで
運んでいる。その殆どが地下トンネルで全長は、何と何と20Km以上にもなる。
ここは山の谷部分。少し先で再び山中に入る。全線が無人である。

民間企業が、膨大なコストと年月を掛けて、地下に無人の自動コンベアを敷いたのだった。
この事を知ったのは、10年程前の事だ。いやあ、驚いたね!いつの間に造ったのやら・・。
滝はここから10分程で着く。落差10m程の小滝だが深い山奥で、雰囲気は荘厳だ。
今日は、滝には寄らず先を急いだ。




駐車場を出て進むと、県重要文化財の山根六角塔婆がある。石の供養塔である。
何と、室町時代から、ここに立っていると言う。
今も山奥の僻地に大昔、建てたと言うのが、これまた驚く。


見事な石積みが見える。建物の中には、地蔵尊が祀られている。
この後方に六角塔婆が立つ。現在は、保護用の金属ネットの中に入っている。
石板が一枚だけ欠けているが、それ以外は健在である。
ここに、700年も立っているのが、またまた凄い!!





先に進むとそこには、毛呂山町町営の立派な総合運動公園がある。
複数のグラウンドや屋内競技施設(写真)の前の広場には家族連れが何組もいた。



隣りには、大きな複数のプールがある施設があるが、10年以上前に廃止になったようだ。



・夏になっても、もう賑やかな声が響く事はない。錆びついた扉が、長い歳月を物語る。


ここの先で鎌北湖への直線路に入る。
何か、パワーUPグッズを付けた時に使う、自分のテストコースでもある。
前回は、電源安定化装置(EDLC-超大容量コンデンサ)を付けての試走だったが、
助走なしで、いきなり坂道を登つたせいか、湖直前でノッキングしてシフトダウン。

完走ならずだった。あれから、タイヤ交換でバネ下は10KGほど重くなっている。
今回は、いつものように助走して坂道を登った。1Km走って4-50m程、登る坂道である。




・5速ホールドで、湖畔までの坂を完走できた。

タイヤが重くなったが、ノッキングもせず、5速ホールドで登り切った。
但し、ACは今回OFFだったが、バネ下10Kg増加をものともしなかった。
電源安定化装置は、一定のトルクUP効果があったようだ。

さて、堤防の上に立てば、鎌北湖の水は以前のような水量に戻っていた。
やはり、水あっての湖だ。ここは、奥蓼科の御射鹿池と同じような灌漑用水である。

昭和初期の大恐慌の雇用対策で、造られた農業用水だが御射鹿池よりは大分大きい。
地元が観光策として、ヘラブナの放流や桜並木を造り、湖畔にはホテルも数軒出来た。
20年程前までは、週末など大勢の人出で賑わったものだった。

今は昔が、夢のように寂れて、写真奥の白い建物や、上から2番目写真の建物も
元ホテルの廃墟である。左の建物は、取水塔で普段は無人である。


水のある鎌北湖を見るのは、実に2年ぶりの事であった。



平屋の建物は、元旅館。現在は廃墟となっている。

2019年は、厳冬で全体が凍結していた。30年見てきたが、全面凍結は初めてだった。
今年は2019年程ではないが、水辺は凍結している。氷上を小鳥が歩いていた。



堤防道路にて。後方は桜並木。桜の季節は、いまでもそれなりの人出がある。
桜の淡いピンクが、見え始めているようだ。



堤防道路は、都会より1週間遅れの開花。桜並木となる。


下は、紅葉の鎌北湖。近年は12月まで紅葉している。これも12月の写真だ。


さて、帰ろうとしたら郵便車がポストから中身を車に積んでいった。
このポストは、まだ現役なようだ。

後ろに見えるレストランも、今は廃墟だ。崖沿いに建てられているので、平屋に
みえるが、三階建ての大きなレストランだ。週末はいつも満員で、繁盛していた。
ここを含めて、湖畔の建物は、今は殆どが廃墟。
ここの、前の土産物屋と逆方向終点のお店にしか、今は人は住んではいない(筈)。

「万人は一人の為に」、と言う、キリスト教の教えを浮かべる光景だ。


崖沿いに建つ3階建ての元レストラン。20年程前までは、週末は行列が出来た。



自分も郵便車の後を付いて、山を降りた。


本日は、車を降りての散策は、殆ど出来なかったが、良き1日だった。

ここ数年、石油ストーブを使わずCO2を削減が、My SDGsだが寒い、寒い!
40歳までACは無論、自室では一切の暖房を使わず、冬を過ごしてきたのが嘘のよう。
あの時代は、超大型台風・大洪水・大雪の連続など、こんな異常気象はなかった。
2019年の台風19号が、異常気象の本格的な始まりだったか? 
こんな異常気象が、常態化するのでは堪らん・。個人レベルでも、SDGsが必要だ。


*里山の風景の中で一枚。週末から一気に春の陽気らしい。


プロフィール

「[整備] #エスクード ヒューズ全交換結果  エスク VS スイフト https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855706/8263201/note.aspx
何シテル?   06/13 15:19
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